大沼晶保(右)/MARQUEE Vol.145(マーキー・インコーポレイティド)

櫻坂46大沼晶保、ハマチ解体に船舶免許…属性てんこ盛り少女がバラエティで本格ブレイクする日

2023.04.06 19:13
提供:ENTAME next

2023年に入って、バラエティ番組への台頭が著しい櫻坂46のメンバー。4月からは芸人とともにコントに挑む冠番組『サクラミーツ』(テレビ朝日系/毎週木曜深夜)も始まる。その4人のレギュラーメンバーに選ばれた1人が大沼晶保だ。独特な感性を持ち、何事にも全力投球で活動してきた彼女の引き出しの多さを改めてピックアップしてみたい。

2023年の年頭1月11日、投稿された大沼晶保のブログがファンを驚かせた。真冬にもかかわらず、波打ち際を走りながら海に飛び込む動画を公開し、尊敬する芸人である千鳥・大悟の海に落ちるネタを習得しようとしていたことを明かす。さらに1週間後には2本目も公開し、『港バージョン』として突堤を歩きそのまま海に落ちてみせた。こちらでは別撮りを合成して、海に落ちた自分を助けあげる分身のような場面まで作ってみせ、武田真治の筋トレネタをオマージュして腕立て伏せをするシーンもあり、武田本人も「根性の塊」とSNSで驚いていた。

どちらも真冬に一発撮りではなく、ネタ習得のため正月休みに何度もリテイクしていたというからさらに驚きだ。

3月14日放送の『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)にも初出演し、「神様」と尊敬するMCのくりいむしちゅー・上田晋也の持ちネタを逐一メモしてきたノートを公開、お笑いにも情熱を持ってきたことが明かされつつある。

何事にも全力な姿勢は一貫している。20年に坂道研修生から欅坂メンバーに昇格すると、当時の冠番組『欅って、書けない?』新メンバー恒例の体力測定企画では全力疾走のあまり壁に激突し、反復横跳びの全力すぎる姿勢も話題に。学力テストで慣用句「骨を折る」を字義通りに解釈した珍回答「土田の骨は簡単に折れた」や、独特過ぎる筆跡と筆圧でスタジオを笑わせたこともあった。

この頃は同じく突飛な言動でファンとメンバーを驚かせていた増本綺良とともに『大不思議コンビ』と呼ばれていたが、次第にただの天然ではない才能を見せていく。

まずは作曲。よくリズムが頭の中で降ってくるという彼女は、リズムを曲にして動画をつけた“沼ソング”を特技として披露。最初はラップのように言葉に韻をのせた風だったが、その後に曲のレパートリーが増えていくとサビがはっきりしてきてメロディーもつくようになり、より音楽らしくなってきた。

動画内容がまたシュールで、『生命力』と題して公開した沼ソングでは植物や小動物を映していき、ラストに富士山を大写しして大自然の生命力を伝えるようなものになっていた。彼女の手描きイラストで構成された動画も多く、曲とイラストの相乗効果で中毒性が増している。

この特技には次第にメンバーもハマっていき、シリーズ化していく。はじめは大沼個人での制作にとどまっていたが、昨年には『そこ曲がったら、櫻坂?』内でキャプテン菅井友香の卒業時に菅井本人からのリクエストで新曲を披露、23年年始の同番組コーナー『祝!2023年ピョコピョコ新年会』でも大沼の曲『シンデレラ無双』に小林由依・齋藤冬優花・武本唯衣が振付をつけて“沼ダンス”として踊るほど。櫻坂の余興といえば沼ソング、といえるほどにグループに定着してきた。

大沼は、グループ加入初期からしばしば手描きイラストをブログにアップしていて、今もアニメ作りが趣味の一つだという(TVer3月10日公開『TVerで学ぶ!最強の時間割』より)。その絵はプロのイラストレーターが描くような写実的なものではないものの、恥ずかしがらずに公開し続けたことで、周りを巻き込んで自分の持ちネタにしてしまった。この、人を巻き込む力も昨今の躍進には欠かせなかっただろう。

大沼は静岡県は沼津市出身、漁師の家庭に生まれたこともあってご当地グルメ企画でも地元のアジフライを沼ソングによってPRしてきたが、22年12月には二級小型船舶操縦士免許を取得したことを報告。船を操縦している頼もしい姿までブログで公開していて、その貫禄はさながら海の女。早速今年2月23日放送の『そこさく』内でヒット祈願企画で守屋麗奈と松田里奈がカヤックを漕いで奮闘しているところに大沼家の船を操縦して現れ、しかもスピーカーから沼ソングを流して2人にエールを送る演出つきだった。 研修生を経験した守屋と大沼は仲がよく、守屋は正配属に至らなかった悩みを大沼・遠藤光莉の3人で話し合い、活動の糧にしたエピソードを『そこさく』で思い出に挙げている。大沼もまた、苦楽を共にした守屋の活躍を素直に喜んでいて、得意分野の違う2人ではあるがお互いを認め合っている。少々天然でも素直で、コミュニケーションで物怖じしない大沼や増本の存在は、今の櫻坂46の柔らかい雰囲気づくりも担う。

天然な言動、作曲もできるアーティスト気質、漁師の家系らしくハマチを解体し、本当に船舶免許も取ってしまう…とすでに属性てんこ盛りの大沼だが、今年はお笑いも自らのモノにしようとしている。

「私は人を笑わせることが大好きなのでこれからも少しでもみなさんを笑顔にできるように2023年はもっともっと頑張りたいです」と、海に飛び込む動画を投稿したブログで決意表明していた大沼晶保の2023年がどうなるか。初のレギュラー番組で芸人たちとどんな変化球をファンに投げてくるか、目が離せない。

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