手越祐也(提供写真)

手越祐也、東名阪ツアー完走「みんなの手越祐也愛は僕が一番感じてます」<ライブレポ>

2021.09.24 17:00

7月7日にソロでのメジャーデビューを果たした手越祐也にとって初のツアーとなる「手越祐也 LIVE TOUR 2021『ARE YOU READY?』」。大阪、名古屋をまわり、9月22日には東京・Zepp Hanedaにてツアー最終公演が行われた。


手越祐也、約2年ぶり有観客ライブにファン歓喜

多くのファンが2年以上も待ち焦がれていたであろう有観客での大型ライブ。ピンクのスポットに照らされた会場は開演前から静かな熱がこもっていた。スクリーンにカウントダウンが映し出され、“そのとき”へとさらに高まっていくオーディエンス。「ファンの子以上に僕自身が心待ちにしていた」とオープニングムービーで語る手越の熱そのままに、赤く染まったステージではダンサーたちが開幕を告げる旗を振っている。そして──満を持して手越が登場した。

オープニングアクトは6か月連続デジタルシングルリリースの二番手を担った「ARE U READY」。「未来は自分で切りひらけ」とオーディエンスをも鼓舞するような歌詞がアッパーなロックサウンドに乗ったこの曲は、これから手越が歩んでいく旅路への宣誓ともいえよう。

フルスロットルで3曲を駆け抜けたのち、MCを挟んでバラードタイムへ。ペンライトが揺れるなか、しっとりと染み入る歌声はときに優しく、ときに切なく、聴き手の心に訴えかける。なかでも、ソロデビューの幕開けを飾った「シナモン」は手越にとっても特別な楽曲なのだろう。スクリーンには手書きの歌詞が映し出され、「心のなかで一緒に歌ってね」と告げた手越は客席の一人ひとりに歌いかけるように優しく丁寧に言葉を紡ぎ、メロディに乗せていく。

MCではペンライトの色についても言及。曲ごとに色を決めるのではなく、「思い思いの色にしてほしい」という思いを受け取ったオーディエンスが見せた14色の景色は、手越の目にも新鮮に映ったようだ。「ペンライトがすごいキレイです。シナモンってこんな色なんだと思いました」と嬉しそうに語っていた姿が印象的だった。

手越祐也、カバー曲も続々披露

手越祐也(提供写真)
手越祐也(提供写真)
続いて、YouTubeでカバーしてきた楽曲のなかから特に思い入れのある4曲を披露。なかでも「A Whole New World」(アラジンより)は圧巻の歌唱力と斬新な演出でオーディエンスを魅了した。アラジンのパートは手越が生の歌で担当し、ジャスミンのパートはスクリーンのなかの手越が担当。「(ジャスミンのパートは)心のなかで歌ってね」と呼びかけ、客席に手を差し伸べながら歌う手越には、きっとオーディエンスが歌っている姿が想像できたのであろう。ステージのスポットライトも客席を煌々と照らし、まるでオーディエンスが主役の一端を担っているかのような演出に、会場は一体感を増していく。

続いては、この日配信がスタートした「LUV ME, LUV ME」。モノトーンの衣装にサングラスをかけた手越は、華やかなダンスナンバーに乗せて挑発的かつ可愛さを含んだ小悪魔へと変貌する。これぞ手越祐也の真骨頂ともいえる楽曲がまたひとつ誕生したのだった。

全国ツアーも決定

手越にとって、新たな歴史への狼煙となった東名阪ツアー。コロナ禍で多くの制限を強いられながら、エンターテインメントの可能性を模索してきたこの1年。手越の答えはステージ上にすべて示されていた。ツアー前に「自分が一番輝く場所は音楽ライブのステージ上であり、無限の可能性を秘めている歌と音楽を死ぬまで突き詰めていきたい」と語っていた彼の思いはきっと、会場に訪れたファンだけでなく、ストリーミング配信やVR配信を観覧していたファンにも確実に届いたはずだ。

コロナ禍のいま、自分たちにできる精一杯のことを頑張ってまた会おうね──MCで幾度も彼が口にした思いは確かな未来へと繋がっていた。そう、彼はファンと再び会う機会を用意していたのだった。2022年1月29日を皮切りに、宮城、名古屋、福岡、札幌、横須賀、大阪、東京の7か所をまわるツアーが発表されると、歓声をあげたい気持ちをこらえ、静かに沸くファンの喜びが会場を伝播した。その思いを受け取るように、終演後の会場には手越からのビデオメッセージが流れる。

「みんなの手越祐也愛は僕が一番感じてますし、今後その愛を10倍、100倍にして返せるように、いろんな景色をみんなに見せられるように頑張りますので、今後とも手越祐也をよろしくお願いします」と伝えた。(modelpress編集部)
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