超特急×私立恵比寿中学 (写真提供:SDR)

超特急×エビ中、異例のコラボ 乱入あり、コスプレあり、罰ゲームありの“エビ特急”<超フェス3日目>

2017.08.31 11:52

7人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が、初の主催イベント「BULLET TRAIN 5th Anniversary Special『超フェス』」を豊洲PITにて5日間連続で開催。3日目となる30日の公演は、同じスターダストプロモーションに所属する私立恵比寿中学が登場した。

同事務所には男女ともに数多くのグループが在籍しているものの、男女の枠組みを超えて共にライブを作るのは今回が初。『“超”スタダフェス』と名づけられた今回、根っこを同じとする2組だからこその激しいバトルと、一体感を味わえるイベントとなった。


“エビ中愛”たっぷりの超特急

超特急 (写真提供:SDR)
超特急 (写真提供:SDR)
超特急のファンである8号車とエビ中ファミリーでひしめき合う会場に放たれた1曲目は、超特急のクールなダンスチューン『Superstar』。チャイナな衣装で「皆さん、クラップ!」とユーキが煽り、曲中のメンバー紹介もエビ中の口上を拝借したスペシャルバージョンで披露した。

「女ー!男ー!」の呼びかけに返る野太い歓声に、カイも初っ端から「最高ですね!」と破顔していたが、いざエビ中メンバーを呼び込むと割れんばかりの歓声。タクヤは「僕たちが出てきたより歓声が多い!」と悔しげな顔を見せた。

その後、リーダーのリョウガが「スターダストの男女グループが同じステージにいるというのは今までに無かったこと。今日の“エビ特急”はバトルというよりハートフルでピースフルな1日にしていきたいなと思ってます」と挨拶して、再び超特急タイムに。『超えてアバンチュール』で「中山さんの写真集買え!」とキメ台詞を言い換えたり、随所にエビ中ポーズを折りまぜたり、エビ中愛いっぱいにエビ中へとバトンタッチした。

超特急がエビ中に扮装

超特急×私立恵比寿中学 (写真提供:SDR)
超特急×私立恵比寿中学 (写真提供:SDR)
「スターダストのエビ中です!」のコールで、場内は一瞬にして愛らしいエビ中ワールドに。かと思いきや『禁断のカルマ』のミステリアスなイントロで沸かせ、そこからアッパーで前向きなパワーに満ちた「全力ランナー」、ヒラヒラと揺れるスカートの裾が可憐な「紅の詩」から口上へ。

そして、客席から湧く“K!A!R!I!”のコールが凄まじい『仮契約のシンデレラ』をストーリー性豊かに魅せたところで、第九のメロディから始まったのが『ハイタテキ』。だが、曲の2番では、最新アルバム『エビクラシー』時のセーラー服コスプレをした超特急のメンバーがステージに現れた。

それぞれウイッグまで被り、ステージを占領して完璧な振りで歌い踊ると、ユーキが「私たちがエビ中よ」と胸を張り、カイも「私たち、都立恵比寿中学です!」とポーズ。エビ中メンバーからは「デカい!」「ちょっと気持ち悪い!」と厳しいツッコミを受けていた。

また、似ていると話題のリョウガと真山りかが並び、真山が「お兄ちゃんと反対側にほくろがある!」と見つける一幕も。最後には、廣田あいかが「こうなったら私たちと勝負よ!」と叩きつけ、間奏を2グループで交互に踊ってダンス対決が繰り広げられた。

エビ中、怒涛のパフォーマンス

私立恵比寿中学 (写真提供:SDR)
私立恵比寿中学 (写真提供:SDR)
なんとか超特急を追い払った後、頑張る人を応援するというテーマの新曲『YELL』で力強くソロボーカルを繋ぎ、何があろうと負けないでほしいという想いを熱唱。安本彩花が「今日は超特急さんの5周年をお祝いする気持ちで来ました」と前置き、「エビ中好きな人!」「超特急好きな人!」と問いかけると、どちらも同じだけの音圧で声援が返ってきた。

「次の曲はクラップして盛り上がってください」と贈られたラスト曲『HOTUP!!!』では、各メンバーの声質の違いも活かしながらソロ、ハモり、合唱と多彩に聴かせるボーカルワークで圧倒。「私、もう迷わない。みんな行くよ!」という柏木ひなたの叫びは多くの観客に心を震わせていた。

エビ中も“仕返し”?

超特急 (写真提供:SDR)
超特急 (写真提供:SDR)
興奮冷めやらぬ場内に再び超特急が現れると、後半戦ライブが開始。『Drive on week』での振りつけにもエビ中ポーズを取り入れ、全員で踊りながら「やだ~!」と大合唱。そして『超ネバギバDANCE』に続くと、7人がMVで装着していた電飾グローブとサングラスをかけた7人組がBメロでメンバーの前を通過。5と書かれたTシャツの人物に至っては、通り際にリョウガを突き飛ばしていた。

その正体はもちろんエビ中。大サビでは小林歌穂がセンターに立つユーキの前に陣取り「ご乗車ください!」とウインク。呆然とする超特急メンバーだが、気を取り直してラストの『fanfare』を披露した。

ダンス対決の結果は…

超特急×私立恵比寿中学 (写真提供:SDR)
超特急×私立恵比寿中学 (写真提供:SDR)
「エビ特急!」のアンコールに応えて『浮つきWAVES』をパフォーマンスし、リョウガは「エビ特急コール、ありがとうございます!」と感謝。ステージに登場したエビ中・星名美怜も「女の子の“キャー!”が新鮮だった」と述べ、タクヤも「スタダは最強!またやりたい」と充実感を口にした。

ところが、お互いの曲に乱入されたことをリョウガと真山で詰り合い、今度こそ白黒つけようと『バッタマン』と『サドンデス』でのダンスバトルに突入。ステージ左右に分かれて代わる代わる歌い踊りながら互いを挑発した。

ハードなダンス耐久レースでは、メンバーが次々に脱落して、最終ラウンドまで残ったのはコーイチ、ユースケ、星名、中山莉子の4人。だが遂にコーイチが脱落し、ユースケが「完敗です。みなさん見てください、この超特急の無様な姿を!それに比べて私立恵比寿中学のみなさんは元気で、パワフルで、心に響きました!」と敗北を認めた。

超特急 (写真提供:SDR)
超特急 (写真提供:SDR)
罰ゲームではエビ中メンバーが超特急メンバーの顔に墨と筆でいたずら書き。カイの額には“肉”、タカシの頬には“やで”の文字が書き込まれていた。

そのまま雪崩れ込んだラストチューンのコールはもちろん「エビ中!」で、大サビはエビ中7人で全力歌唱!14人の全力パフォーマンスで“エビ特急”のフィナーレを笑顔のうちに幕を下ろした。 (modelpress編集部)

「超フェス」

超特急×私立恵比寿中学 (写真提供:SDR)
超特急×私立恵比寿中学 (写真提供:SDR)
8月28日「“超”バンドフェス」Special Act:超特急/WEAVER
8月29日 「“超”芸人フェス」Special Act:超特急/ココリコ/椿鬼奴
8月30日「“超”スタダフェス」Special Act:超特急私立恵比寿中学
8月31日「“超”やみつきフェス」Special Act:超特急/Sonar Pocket
9月1日「“超”イロモノフェス」Special Act:超特急/ゴールデンボンバー

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