DISH//TAKUMI「新鮮でしょ？」生誕祭で“アコースティックライブ” メンバーに感謝「DISH//で良かった」

2015.11.09 00:20 views

今月3日、4人組ダンスロックバンド・DISH//のTAKUMIが18歳の誕生日を迎えた。8日には東京・世田谷区民会館にて「TAKUMI 18th Birthday Party～18本のロウソク消したくて～」と題した生誕祭を開催した。

冒頭、自室でTAKUMI自ら撮影したリラックス感満載の映像で幕開け。「今日は生誕祭ということで、楽しみましょう。では、“TAKUMI 18th Birthday Party～18本のロウソク消したくて～”スタート」という声かけとともに、客席後方よりお決まりの皿投げパフォーマンスをしながらメンバー全員が登場。

「TAKUMIが18歳の誕生日を迎えました！To-i、MASAKI、RYUJIはどうでもいいのでTAKUMIを祝ってあげて下さい！」（To-i）と祝福しながら、会場中を練り歩いた。

ステージに到着すると、イメージカラーの青で埋め尽くされた会場に「キレイだね！」と喜びの声を上げるTAKUMI。MASAKIを除くメンバーと過ごした18歳になった瞬間のVTRも上映され、わちゃわちゃとトークを繰り広げた後、ノリノリな新曲「俺たちルーキーズ」をパフォーマンス。TAKUMIが「今日は本当に来てくれてありがとうございます！」と曲間のセリフを変えてつぶやくと、黄色い歓声が響き渡った。

歌唱後にはバースデーケーキが運び込まれ、ステージ上に設置されたロウソク風の照明を消して回り、RYUJIから“あーん”のプレゼント。口いっぱいに頬張り、「上手い！」と笑顔を見せた。

念願のアコースティックライブで大人な魅力

メンバーをはけさせ、1人ステージに立ったTAKUMI。「やりたかった」というアコースティックライブセクションへ移った。「ちょっと緊張しております」と切り出すと、「（3人のメンバーは）ステージ上では“ウェーイ！”みたいにやってるけど、裏では“お前今日格好いいよ”とか言ってくれて。本当、DISH//で良かったよ」とメンバーへ感謝を語る。

誕生日当日（11月3日）が祝日のため、「学校で一度も祝ってもらったことがない」といい、「だから、こうやって生誕祭として沢山の人に祝ってもらえてすごく嬉しい」と笑顔を浮かべ、青だけでなく、ピンク、黄色などメンバー各々のカラーが揺れる客席を見渡し、「ありがとう！だってさぁ、MASAKIやTo-iやRYUJIを推してる子も来てくれてるわけでしょ？それもすごい嬉しいですし、DISH//は愛されてるなぁと思います」と噛みしめるように語った。

その後、「キット」を優しく歌い上げ、「新鮮でしょ（笑）？」とはにかみ、カバーソングコーナーへ。「元気をもらえる」という「ヒカリヘ／miwa」、映画から影響を受け選曲した「GLAMOROUS SKY／NANA starring MIKA NAKASHIMA」、「ソラニン／ASIAN KUNG-FU GENERATION」を熱唱。

力のこもった歌声に心を打たれ涙を流すスラッシャーもいる中、「ソラニンってさ、じゃがいもの成分だよ！歌詞すごくね！？俺、感銘を受けまして」と突然エンジン全開で話し出し、自身も作詞に取り組んでいることから、「でもソラニンは出てこねぇよ！」と熱弁。そんな歌唱中とのギャップに心を和ませるスラッシャーたち。最後に「虹のカケラ」をしっとりと歌い終えると、「やりたいことをやりました！」と晴れやかな笑顔を浮かべた。

袖で見守っていたメンバーたちは「お前めっちゃすげぇな！」「超格好いい！」と口々に絶賛。To-iが「リハーサルの時から『虹のカケラ』の歌い出しのところ、マジで泣きそうだったもん！」と興奮気味にまくしたて、「超格好いいのな。のくせに、喋ったら“これじゃがいもの成分なんだよ”とか言って（笑）」とまとめると会場は大爆笑に包まれ、歌唱中に水を飲み過ぎてゲップが出たと話すTAKUMIをいじり倒しながらも、再度「感動しました！」と褒め称えた。

メンバーへ感謝「DISH//で良かった」

そして、TAKUMIからスラッシャーへ手紙を読み上げることに。しかし、「大していいこと言ってないんだよ。俺、手紙とかすげぇ苦手なの」といい、用意してきた手紙をポケットにしまう。「18歳を迎えたはいいんだけどさ、DISH//内でさ、20歳が出たじゃない？そのせいでさ、18歳になった喜びがかき消されてんだよ」とTAKUMIが振り向くと、「なんかそれは本当にごめんなさい」と土下座してみせるTo-i。

「でもこれでゲームが全年齢対象に…」（TAKUMI）、「あいつ何言ってんだ（笑）」（RYUJI）、「僕まだ17歳だからわかんない！」（MASAKI）と話がおかしな方向へ進み始めたところで、「でも、DISH//はまだまだ未熟ですよ！」（TAKUMI）と軌道修正。隅に並んだ3人に向かって、「いつまでもフレッシュに行こうね！今の気持ちを忘れないで、いくら歳を重ねても進んでいこうね！」と熱く呼びかけ、「まとめると、DISH//で良かったって話ですよ！」と訴えた。

DISH//ならではの仲良しトークが炸裂したところで、ラストに披露したのは「GRAND HAPPY」。笑顔全開のメンバーたちは、力いっぱいステージを跳ねまわって最後までスラッシャーを喜ばせ、会場中に「TAKUMIがTAKUMIが大好きだー！」の大歓声がこだまし、生誕祭は幕を閉じた。（modelpress編集部）

終演後を直撃

― お疲れ様でした！生誕祭を終えた感想をお聞かせ下さい。

TAKUMI：緊張してたんですけど、やりたいことやらせてもらいました。アコースティックライブもやって、言いたいこと言って満足です。

― 18歳の抱負をお願いします。

TAKUMI：大人になりたいなと思って。18歳はもう少し大人なTAKUMIを見せていけたらなと思います。

― アコースティックライブはご自身で提案されたんですか？

TAKUMI：そうです。頭の中でイメージするのが好きで、生誕祭でこういうことやりたいなと思って。選曲も自分でしました。

― 出来栄えは何点でしょう？

TAKUMI：良かったと思います。すごい楽しかったですし、伸びしろもいれて90点！

― DISH//として、1年間の目標を教えて下さい。

TAKUMI：まだまだ未熟なので、年を重ねるごとに成長してスラッシャーを飽きさせないグループになりたいなと思います！

― ステージでもメンバーに感謝の言葉を述べていましたが、改めて3人にメッセージはありますか？

TAKUMI：いつまでたっても4人でくだらないことをしてたいなと思うので、これからも一緒に頑張っていきたいなと思います。