田中聖擁するバンド・INKTに直撃 結成秘話と知られざる素顔に迫る モデルプレスインタビュー
2015.01.05 12:00
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歌手で俳優の田中聖が、KOKI名義でメインボーカルをつとめる5人組ロックバンド・INKT(インク)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
2013年の11月に結成したINKTとは、Vo.KOKIのほか、Gt. Kei(リーダー)、key. kissy 、Ba. mACKAz、Dr. SASSYからなる5人組ロックバンド。キャッチーなメロディと、エッジの効いたエモーショナルにして、ミクスチャーやRAPも取り込んだサウンドが魅力の超世代バンドとして活躍している。
昨年の2014年10月1日に結成を発表、11月6日に初イベント「INKT Fan Meeting Vol.1」を開催、11月8日に1stアルバム「INKT」をリリース、今年1月18日に東京・TSUTAYA O-WESTでワンマンライブを初開催、さらに2月21日に大阪でもワンマンライブを行うことが決まるなど、順調なスタートを切った。今回は、「世の中にINKTを知ってもらうのも、まだまだこれから」と話す彼らの知られざる素顔を探ってみた。
― 昨年の10月に結成を発表してから約3ヶ月が経ちましたが、周囲の反響や心境の変化はありますか?
Kei:思ったより何も変わってなくて、作業などにいろいろ追われる日々ですね。でもそれが、すごくいい感じに進んでいる気がします。
KOKI:本格的なライブをやっていないので、実感はまだですね。でも、Twitterなどでファンの方が反応してくれると、普通に嬉しいです!
kissy:1年近く水面下にいたので、やっと堂々と「INKTです」って言えるようになったという気分です。
Kei:僕らが変わったというよりは、周りの反応が変わりましたよね。僕らは今まで通りやっているだけです。
― すでに多くの楽曲を発表していますが、女性におすすめの楽曲はありますか?
Kei:歌詞でいったら「ずっと」は、女の子に響く歌詞だし、バラードなので、聴きやすいのかなと思います。ライブに来てしっとりと聞く感じではないのですが、「Shangri-La」はノリやすい曲なので、ライブ慣れしていない人も簡単にノレて楽しいと思います。「Trigger」など、もちろんガツガツしたロックな曲も多いので、ロック好きも楽しめます。
KOKI:ライブに来ていただけたらわかると思うのですが、ハードハードし過ぎてないと思います。意外とスッと聞ける曲も多いのかなと。とにかくライブに来てください!
― 幅広いジャンルの楽曲に挑戦しているんですね。今後の方向性は決まっているんですか?
KOKI:あんまりこだわりなく、いろんなジャンルをやりたいなとは思います。
Kei:メンバーそれぞれが「これがしたい!」っていう固執した音楽があるわけではなく、この5人でやりたいと思って集まっているので「Trigger」のようにロックをやりたければそこに寄るし、「ずっと」のようにバラードがやりたければそこに焦点が合う。だからロックばっかりやって女の子は受け付けないというのは一切ないですね。もちろんその逆もないけど。自分にぴったりと思える曲が1曲でもあり、それを聞いてもらえれば嬉しいです。
KOKI:そのときの5人の空気が曲になる。良い意味で流動的なバンドなのかなと思います。
mACKAz:昨年の11月にリリースしたアルバムがベースになりますね。「ずっと」なども披露する予定なので、バラードや激しい曲、ワイワイできる曲など、いろんなジャンルの楽曲を聞けると思います。
Kei:とにかくライブがやりたくてアルバムを制作したので、ライブありきのバンドなんですよね。でも、1つ言えるのは、そんなにかっこいいだけのライブにはならないと思います(笑)。
― 笑いありの楽しいライブになりそうですね!
KOKI:かっこよく終わりたいならMCを全く入れないっていう…
mACKAz:ノンMC?
KOKI:いずれ事務所からMCNGが出る日が来るかもしれない。お前らしゃべるなって(笑)。
mACKAz:MCが無くなったときはそうなったんだ、あいつらやりすぎたんだなと思ってください(笑)。
― 今までは、TwitterなどのSNSでしかみなさんのことを知ることができなかったので、「ロックバンドだし、クールなイメージ」と勝手に抱いていたのですが、今日お話していると、そのイメージが覆されました。みなさん面白い方たちばかりで…(笑)
KOKI:そのギャップを狙っていこうかなと思っています!
mACKAz:最初どっちの方向性でいくのか迷ったんですよね。この素のままいくか、隠してクールにいくのか…。
KOKI:素のままで行ったら、コミカルバンドになる可能性もあったしね。最初はどうしようか模索していたのですが、どうしてもこう(賑やかに)なってしまうので、これでいいのでは!?ってなったんですよ。
Kei:ギャップが上手く狙えているんだなっていうのは今日、実感しました(笑)。
SASSY:会いに行きたいくらいです!
KOKI:会いに来られるというより、僕らが行く。会いに行くアイドル…的な(笑)。
Kei:具体的な地方公演はまだ全然決まっていないのですが、大きいライブハウスのみならず小さいスペースでも構わないので、全国47都道府県を周って活動したいです!
KOKI:47都道府県ツアーやりたい!でも、さらに、市や区を攻めるとか!?
Kei:東京だけで23日以上かかるよ(笑)。
KOKI:町民会館とかでやったり(笑)。
mACKAz:それ、すごい!面白そう!
― それらが実現できたらすごいバンドになりそうですね!
Kei:事務所に相談してみます(笑)。
KOKI:それも含め、流動的なバンドということで!
Kei:元々KOKI以外の4人で音楽をやっていて、「バンドやりたいなー」って思っていたのですが、「ボーカルがいないね」って3年くらい話していたら、KOKIから連絡が来て。一緒にやろうということになったんです。
― KOKIさんからやりたいと言ったんですね。
KOKI:元々よく飲んだり、ダーツをしたり、プライベートで交流のあったメンバーたちだったので、自分から電話して「やるぜ!」みたいなことを言いました!
― グループ結成から公に発表するまで約1年近くありましたが、その期間はどのようなことをしていたのでしょうか?
KOKI:最初は方向性など、どのようなグループにするのか確かめ合った期間が2ヶ月ぐらいありましたね。それからは、ひたすらアルバム作りの日々で…。アルバムも手探り状態でしたが。
― でもKOKIさんが全て作詞を担当されていますよね。そんなに溜めていたんだとびっくりしました。
KOKI:でも、メンバー同士でとにかく話し合いました。
Kei:KOKIは歌詞のストックが無いよね。
KOKI:いっつもパツパツの状態でして…
mACKAz:ずっと追われていたよね。
KOKI:レコーディング終わってから3日後までにもう1曲みたいな…。それくらい切羽詰った状態でやっていましたね。
― そうだったんですね。どうやったら素敵な歌詞が思い浮かぶのですか?
KOKI:歌詞が降りてくるタイプじゃなく、絞り出すタイプなので(笑)。だからこそ、メンバーに助けてもらっていますね。曲によって「どういうイメージがいい?」って聞いています。
Kei:いろいろディスカッションしてKOKIが作詞を担当してくれています。
KOKI:「ここ浮かばないんだけど、どんなのがいい?」とか、そういう話し合いをみんなでやっています。本当に手探り状態です。
― 作曲は曲によってみなさん担当されているようですが、どのようなときに思い浮かぶのですか?
mACKAz:1番はお風呂場かトイレかな。
KOKI:それ、よく言うよね。
mACKAz:シャワーを浴びながら歌っているとき「あーいいかもしれない」って思えるんですよ。
SASSY:確かに、お風呂場で歌っているとよく聞こえるんですよ。実際に聞くと「ちょっと違ったな」と思うこともありますが…。
KOKI:kissyは降りてくるパターンでしょ?
kissy:頭の中で一曲丸々作ってから、実際に作るので、出来上がるまでに時間がかかります。
― これまでたくさんのディスカッションを重ねてきたと思うのですが、意見がぶつかり揉めたりすることはなかったのですか?
Kei:曲に対しての思い方や意見が違い、言い合いすることはありますが、喧嘩は一切ありません。
KOKI:まあ、いい大人なので(笑)。しかも、これだけ良い意味で流動的なバンドなので、「絶対にこうしなきゃダメじゃん」という意見のぶつかり合いよりかは「そのパターンもあるならこうしてみようか」ってできるグループなので。
SASSY:みんな個人個人をリスペクトしているところがあるので、出てきたアイディアを試してみて、今ある曲が完成しました。
kissy:みんな、キャラクターがあるでしょ(笑)。
KOKI:相当濃い人ばかりです!
― では、まずはリーダーのKeiさんはどのような方ですか?
Kei:リーダーは名前だけです(笑)。でも、まとめ役だなとは感じています。
KOKI:僕らも安心して任せられます。まあ、押し付けている部分もありますけど(笑)。
Kei:だよね。薄々感じていたよ…。
KOKI:話がある程度までいったら「よーしOK!あとはリーダーに任せた!」みたいな感じになっちゃうんですよ。
Kei:その流れは感じていますよ。元々4人でやっていたときから、まとめていた部分があったので、その流れで、負担とか感じずに今も自然にまとめられていますね。でもみんなが率先してやってくれるときもあるので、そんなリーダーリーダーしているつもりはないですし、みんなもそう思ってないと思います。自然にこうなっただけです。
― 頼りがいのあるお言葉ですね。では、ムードメーカーは?
kissy:mACKAzさんだと思います。
mACKAz:そうなんですかね…?
SASSY:切り込み隊長的な。話の掴みが凄くて簡単に人との距離をグッと縮められるんですよ。それに、1番最初に盛り上げる勇気もありますし…。
一同:(笑)
mACKAz:当たるかどうかはわからないけど、とりあえず話は振るので。
Kei:勇気があるっていいことだよね。
mACKAz:でも、kissyも良いとこまでいっているよ(笑)。
― kissyさんもムードメーカーなんですか?この中で1番クールに見えました!
KOKI:kissyにビール2杯くらい飲ませれば、凄いことになると思う!「うるさーい!」っていろんなところから言われています(笑)。
mACKAz:めんどくさい(笑)
kissy:陽気になっちゃうんです…。
Kei:普段はわりと緊張しているようです。
kissy:…。そんなに緊張はしないんですけどね…。
― SASSYさんは、真面目で常に客観的に周りを見ていそうです。
SASSY:いやいや、殻を被っているので、一皮むければもう…(笑)。でも、ほかのメンバーより豆知識はけっこうあるかもしれません。
KOKI:知恵袋はすごいんですよ。
mACKAz:確かに1番冷静で、客観的に見てくれる人だと思います。だからSASSYがダメと言ったことは本当にダメなんだろうと思います。良い意味で1番ギリギリのストッパーを教えてくれる人です。
KOKI:僕は1番社会不適合者です。いろんな意味で(笑)。
SASSY:キッズなんですよ。童心に返って楽しむことができる人です。そういう姿勢に惹かれて一緒にやりたいと思ったので。
KOKI:自分の中では大人より子どものような性格の部分の割合が多いんですよ。8:2ぐらいで子どもが占めています。
Kei:KOKIはおもちゃです。
KOKI:そうそう、本当におもちゃみたいな(笑)。しかも、おもちゃって言われて、ちょっと嬉しい(笑)。
― 個性溢れる5人が集まり、本格的な活動を始めたばかりのINKTさんですが、2015年はどのような1年にしたいですか?
KOKI:とにかくライブをたくさんやりたいです。1月のワンマンライブを皮切りにいろんなことを積極的にやっていきたいです。
Kei:具体的な活動内容は決まっていないのですが、INKTをもっとみなさんに知ってもらいたい、聞いてもらいたいです。そしてファンのみなさんを楽しませることができたらいいなと思います。
― 2015年はファンと会う機会が増えそうですか?
KOKI:出来ればファンのみなさんに会いに行きたいと思っています。
Kei:ライブに限らずみんなのところに行けるのであれば、行きたいですね。僕らとしても、とにかく会いたいって気持ちがすごく強いので。
― 最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
KOKI:僕ら自身がまだ夢を追っている立場ですけどね。この年齢にしてまだ夢を追っているってどうしようもない人間かもしれませんが、何かを得るためには何かを犠牲にすることも必要だと思います。でも1番は継続することだと思います。
Kei:夢は信じていれば叶うっていうのは安易で好きではないのですが、信じ続けた人しか叶わないのも事実なので、自分で決めた夢を信じてください。
kissy:自分がやりたいことに対して自信と信念を絶対に見失わないことです。
SASSY:続けることが大事なので、続けることが自分の夢に近づけると思います。好きなことをやっても投げ出したくなることもあるけれど、好きだからこそ頑張れると思うので、好きなことを見つけて頑張ってください。
mACKAz:ミュージシャンは本来の自分の夢ではなかったんですよ。それでも僕は10年以上音楽をやってきました。もしかすると今の若い子たちに「夢って何ですか?」と聞いても「ない」という子も少なくないと思います。でも1つのことを続けていけば、そこからいろいろ派生して自分のやりたい事が見つかると思うので、続けることによって夢が生まれて叶うんだと思います。
― ありがとうございました。
ミュージックビデオやアーティスト写真などを見ていると、クールなイメージが強いINKT。しかし、実際の彼らの素顔はとにかくお茶目。礼儀が正しくて人を笑わせることが大好きな人たちだった。そんな彼らは“音楽”と“ファン”、“仲間”に対する愛情は根深い。結成発表してからわずか3ヶ月程だが、すでに多くのファンを獲得している彼らにとって2015年は、今後の“INKT人生”が左右される重要な1年になるだろう。(modelpress編集部)
■大阪ワンマンライブ詳細
タイトル「INKT 1st live 『the birth of INKT』」
日時:2月21日 会場16時30分/開演17時00分
場所:大阪・BIGCAT
■Vo.KOKI
Birthday:11/5
Type of blood:B
Birthday:4/12
Type of blood:B
Birthday:2/29
Type of blood:A
Birthday:7/15
Type of blood:AB
Birthday:8/23
Type of blood:B
昨年の2014年10月1日に結成を発表、11月6日に初イベント「INKT Fan Meeting Vol.1」を開催、11月8日に1stアルバム「INKT」をリリース、今年1月18日に東京・TSUTAYA O-WESTでワンマンライブを初開催、さらに2月21日に大阪でもワンマンライブを行うことが決まるなど、順調なスタートを切った。今回は、「世の中にINKTを知ってもらうのも、まだまだこれから」と話す彼らの知られざる素顔を探ってみた。
― 昨年の10月に結成を発表してから約3ヶ月が経ちましたが、周囲の反響や心境の変化はありますか?
Kei:思ったより何も変わってなくて、作業などにいろいろ追われる日々ですね。でもそれが、すごくいい感じに進んでいる気がします。
KOKI:本格的なライブをやっていないので、実感はまだですね。でも、Twitterなどでファンの方が反応してくれると、普通に嬉しいです!
kissy:1年近く水面下にいたので、やっと堂々と「INKTです」って言えるようになったという気分です。
Kei:僕らが変わったというよりは、周りの反応が変わりましたよね。僕らは今まで通りやっているだけです。
― すでに多くの楽曲を発表していますが、女性におすすめの楽曲はありますか?
Kei:歌詞でいったら「ずっと」は、女の子に響く歌詞だし、バラードなので、聴きやすいのかなと思います。ライブに来てしっとりと聞く感じではないのですが、「Shangri-La」はノリやすい曲なので、ライブ慣れしていない人も簡単にノレて楽しいと思います。「Trigger」など、もちろんガツガツしたロックな曲も多いので、ロック好きも楽しめます。
KOKI:ライブに来ていただけたらわかると思うのですが、ハードハードし過ぎてないと思います。意外とスッと聞ける曲も多いのかなと。とにかくライブに来てください!
― 幅広いジャンルの楽曲に挑戦しているんですね。今後の方向性は決まっているんですか?
KOKI:あんまりこだわりなく、いろんなジャンルをやりたいなとは思います。
Kei:メンバーそれぞれが「これがしたい!」っていう固執した音楽があるわけではなく、この5人でやりたいと思って集まっているので「Trigger」のようにロックをやりたければそこに寄るし、「ずっと」のようにバラードがやりたければそこに焦点が合う。だからロックばっかりやって女の子は受け付けないというのは一切ないですね。もちろんその逆もないけど。自分にぴったりと思える曲が1曲でもあり、それを聞いてもらえれば嬉しいです。
KOKI:そのときの5人の空気が曲になる。良い意味で流動的なバンドなのかなと思います。
ライブで「ギャップを狙っていこうかな」
― 初のワンマンライブを楽しみに待っているファンの方も多いと思います。どのようなライブになりそうですか?
mACKAz:昨年の11月にリリースしたアルバムがベースになりますね。「ずっと」なども披露する予定なので、バラードや激しい曲、ワイワイできる曲など、いろんなジャンルの楽曲を聞けると思います。
Kei:とにかくライブがやりたくてアルバムを制作したので、ライブありきのバンドなんですよね。でも、1つ言えるのは、そんなにかっこいいだけのライブにはならないと思います(笑)。
― 笑いありの楽しいライブになりそうですね!
KOKI:かっこよく終わりたいならMCを全く入れないっていう…
mACKAz:ノンMC?
KOKI:いずれ事務所からMCNGが出る日が来るかもしれない。お前らしゃべるなって(笑)。
mACKAz:MCが無くなったときはそうなったんだ、あいつらやりすぎたんだなと思ってください(笑)。
― 今までは、TwitterなどのSNSでしかみなさんのことを知ることができなかったので、「ロックバンドだし、クールなイメージ」と勝手に抱いていたのですが、今日お話していると、そのイメージが覆されました。みなさん面白い方たちばかりで…(笑)
KOKI:そのギャップを狙っていこうかなと思っています!
mACKAz:最初どっちの方向性でいくのか迷ったんですよね。この素のままいくか、隠してクールにいくのか…。
KOKI:素のままで行ったら、コミカルバンドになる可能性もあったしね。最初はどうしようか模索していたのですが、どうしてもこう(賑やかに)なってしまうので、これでいいのでは!?ってなったんですよ。
Kei:ギャップが上手く狙えているんだなっていうのは今日、実感しました(笑)。
― (笑)。話しを戻します…。大阪公演が発表されたばかりですが、今後は地方公演も考えていますか?
SASSY:会いに行きたいくらいです!
KOKI:会いに来られるというより、僕らが行く。会いに行くアイドル…的な(笑)。
Kei:具体的な地方公演はまだ全然決まっていないのですが、大きいライブハウスのみならず小さいスペースでも構わないので、全国47都道府県を周って活動したいです!
KOKI:47都道府県ツアーやりたい!でも、さらに、市や区を攻めるとか!?
Kei:東京だけで23日以上かかるよ(笑)。
KOKI:町民会館とかでやったり(笑)。
mACKAz:それ、すごい!面白そう!
― それらが実現できたらすごいバンドになりそうですね!
Kei:事務所に相談してみます(笑)。
KOKI:それも含め、流動的なバンドということで!
「INKT」結成秘話を明かす
― そもそもなぜ、この5人で「INKT」を結成したのか教えてください。
Kei:元々KOKI以外の4人で音楽をやっていて、「バンドやりたいなー」って思っていたのですが、「ボーカルがいないね」って3年くらい話していたら、KOKIから連絡が来て。一緒にやろうということになったんです。
― KOKIさんからやりたいと言ったんですね。
KOKI:元々よく飲んだり、ダーツをしたり、プライベートで交流のあったメンバーたちだったので、自分から電話して「やるぜ!」みたいなことを言いました!
― グループ結成から公に発表するまで約1年近くありましたが、その期間はどのようなことをしていたのでしょうか?
KOKI:最初は方向性など、どのようなグループにするのか確かめ合った期間が2ヶ月ぐらいありましたね。それからは、ひたすらアルバム作りの日々で…。アルバムも手探り状態でしたが。
― でもKOKIさんが全て作詞を担当されていますよね。そんなに溜めていたんだとびっくりしました。
KOKI:でも、メンバー同士でとにかく話し合いました。
Kei:KOKIは歌詞のストックが無いよね。
KOKI:いっつもパツパツの状態でして…
mACKAz:ずっと追われていたよね。
KOKI:レコーディング終わってから3日後までにもう1曲みたいな…。それくらい切羽詰った状態でやっていましたね。
― そうだったんですね。どうやったら素敵な歌詞が思い浮かぶのですか?
KOKI:歌詞が降りてくるタイプじゃなく、絞り出すタイプなので(笑)。だからこそ、メンバーに助けてもらっていますね。曲によって「どういうイメージがいい?」って聞いています。
Kei:いろいろディスカッションしてKOKIが作詞を担当してくれています。
KOKI:「ここ浮かばないんだけど、どんなのがいい?」とか、そういう話し合いをみんなでやっています。本当に手探り状態です。
― 作曲は曲によってみなさん担当されているようですが、どのようなときに思い浮かぶのですか?
mACKAz:1番はお風呂場かトイレかな。
KOKI:それ、よく言うよね。
mACKAz:シャワーを浴びながら歌っているとき「あーいいかもしれない」って思えるんですよ。
SASSY:確かに、お風呂場で歌っているとよく聞こえるんですよ。実際に聞くと「ちょっと違ったな」と思うこともありますが…。
KOKI:kissyは降りてくるパターンでしょ?
kissy:頭の中で一曲丸々作ってから、実際に作るので、出来上がるまでに時間がかかります。
― これまでたくさんのディスカッションを重ねてきたと思うのですが、意見がぶつかり揉めたりすることはなかったのですか?
Kei:曲に対しての思い方や意見が違い、言い合いすることはありますが、喧嘩は一切ありません。
KOKI:まあ、いい大人なので(笑)。しかも、これだけ良い意味で流動的なバンドなので、「絶対にこうしなきゃダメじゃん」という意見のぶつかり合いよりかは「そのパターンもあるならこうしてみようか」ってできるグループなので。
SASSY:みんな個人個人をリスペクトしているところがあるので、出てきたアイディアを試してみて、今ある曲が完成しました。
メンバーの素顔に迫る「濃い人ばかり」
― メンバー一人一人のことを知りたいと思っているファンの方も多いと思うので、みなさんの素顔を暴いていきたいと思います!
kissy:みんな、キャラクターがあるでしょ(笑)。
KOKI:相当濃い人ばかりです!
― では、まずはリーダーのKeiさんはどのような方ですか?
Kei:リーダーは名前だけです(笑)。でも、まとめ役だなとは感じています。
KOKI:僕らも安心して任せられます。まあ、押し付けている部分もありますけど(笑)。
Kei:だよね。薄々感じていたよ…。
KOKI:話がある程度までいったら「よーしOK!あとはリーダーに任せた!」みたいな感じになっちゃうんですよ。
Kei:その流れは感じていますよ。元々4人でやっていたときから、まとめていた部分があったので、その流れで、負担とか感じずに今も自然にまとめられていますね。でもみんなが率先してやってくれるときもあるので、そんなリーダーリーダーしているつもりはないですし、みんなもそう思ってないと思います。自然にこうなっただけです。
― 頼りがいのあるお言葉ですね。では、ムードメーカーは?
kissy:mACKAzさんだと思います。
mACKAz:そうなんですかね…?
SASSY:切り込み隊長的な。話の掴みが凄くて簡単に人との距離をグッと縮められるんですよ。それに、1番最初に盛り上げる勇気もありますし…。
一同:(笑)
mACKAz:当たるかどうかはわからないけど、とりあえず話は振るので。
Kei:勇気があるっていいことだよね。
mACKAz:でも、kissyも良いとこまでいっているよ(笑)。
― kissyさんもムードメーカーなんですか?この中で1番クールに見えました!
KOKI:kissyにビール2杯くらい飲ませれば、凄いことになると思う!「うるさーい!」っていろんなところから言われています(笑)。
mACKAz:めんどくさい(笑)
kissy:陽気になっちゃうんです…。
Kei:普段はわりと緊張しているようです。
kissy:…。そんなに緊張はしないんですけどね…。
― SASSYさんは、真面目で常に客観的に周りを見ていそうです。
SASSY:いやいや、殻を被っているので、一皮むければもう…(笑)。でも、ほかのメンバーより豆知識はけっこうあるかもしれません。
KOKI:知恵袋はすごいんですよ。
mACKAz:確かに1番冷静で、客観的に見てくれる人だと思います。だからSASSYがダメと言ったことは本当にダメなんだろうと思います。良い意味で1番ギリギリのストッパーを教えてくれる人です。
― 1番最後に加入したメンバーのKOKIさんは、どのような存在ですか?
KOKI:僕は1番社会不適合者です。いろんな意味で(笑)。
SASSY:キッズなんですよ。童心に返って楽しむことができる人です。そういう姿勢に惹かれて一緒にやりたいと思ったので。
KOKI:自分の中では大人より子どものような性格の部分の割合が多いんですよ。8:2ぐらいで子どもが占めています。
Kei:KOKIはおもちゃです。
KOKI:そうそう、本当におもちゃみたいな(笑)。しかも、おもちゃって言われて、ちょっと嬉しい(笑)。
― 個性溢れる5人が集まり、本格的な活動を始めたばかりのINKTさんですが、2015年はどのような1年にしたいですか?
KOKI:とにかくライブをたくさんやりたいです。1月のワンマンライブを皮切りにいろんなことを積極的にやっていきたいです。
Kei:具体的な活動内容は決まっていないのですが、INKTをもっとみなさんに知ってもらいたい、聞いてもらいたいです。そしてファンのみなさんを楽しませることができたらいいなと思います。
― 2015年はファンと会う機会が増えそうですか?
KOKI:出来ればファンのみなさんに会いに行きたいと思っています。
Kei:ライブに限らずみんなのところに行けるのであれば、行きたいですね。僕らとしても、とにかく会いたいって気持ちがすごく強いので。
― 最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
KOKI:僕ら自身がまだ夢を追っている立場ですけどね。この年齢にしてまだ夢を追っているってどうしようもない人間かもしれませんが、何かを得るためには何かを犠牲にすることも必要だと思います。でも1番は継続することだと思います。
Kei:夢は信じていれば叶うっていうのは安易で好きではないのですが、信じ続けた人しか叶わないのも事実なので、自分で決めた夢を信じてください。
kissy:自分がやりたいことに対して自信と信念を絶対に見失わないことです。
SASSY:続けることが大事なので、続けることが自分の夢に近づけると思います。好きなことをやっても投げ出したくなることもあるけれど、好きだからこそ頑張れると思うので、好きなことを見つけて頑張ってください。
mACKAz:ミュージシャンは本来の自分の夢ではなかったんですよ。それでも僕は10年以上音楽をやってきました。もしかすると今の若い子たちに「夢って何ですか?」と聞いても「ない」という子も少なくないと思います。でも1つのことを続けていけば、そこからいろいろ派生して自分のやりたい事が見つかると思うので、続けることによって夢が生まれて叶うんだと思います。
― ありがとうございました。
ミュージックビデオやアーティスト写真などを見ていると、クールなイメージが強いINKT。しかし、実際の彼らの素顔はとにかくお茶目。礼儀が正しくて人を笑わせることが大好きな人たちだった。そんな彼らは“音楽”と“ファン”、“仲間”に対する愛情は根深い。結成発表してからわずか3ヶ月程だが、すでに多くのファンを獲得している彼らにとって2015年は、今後の“INKT人生”が左右される重要な1年になるだろう。(modelpress編集部)
■大阪ワンマンライブ詳細
タイトル「INKT 1st live 『the birth of INKT』」
日時:2月21日 会場16時30分/開演17時00分
場所:大阪・BIGCAT
■Vo.KOKI
Birthday:11/5
Type of blood:B
■Gt. Kei
Birthday:4/12
Type of blood:B
■key. kissy
Birthday:2/29
Type of blood:A
■Ba. mACKAz
Birthday:7/15
Type of blood:AB
■Dr. SASSY
Birthday:8/23
Type of blood:B
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