

【海外反応】日本がもっと誇るべきは、ゲームミュージックなのかもしれない
本日11月21日から一週間前、『レッドブル・ミュージック・アカデミー東京 2014』(以下、RBMA)が千秋楽を迎えた。
このイベントは10月中旬より開催。都内を中心としたライブハウスや会場にて、国内外の音楽ライブやトークセッションを開催。1998年のスタート以来、16年目にして初のアジア開催となった。今回は東京の音楽や芸術をRBMAというイベントを媒介とし、日本の才能をより世界に向けて発信していくという狙いを汲んだものとされており、渋谷に建設されたRBMA スタジオ・コンプレックスは、日本を代表する建築家の隈研吾がデザイン設計を監修。メインレコーディング・スタジオはイベント終了後も国内外のアーティストたちが自由に使えるクリエイティヴ・ハブスペースとして残される。
レッドブルはイベント開催前から『日本のテレビゲームミュージックに隠された歴史を探る』と題した動画を6本立てで公開。「テトリス」や「メトロイド」を手がけた田中宏和をはじめ、「ファイナルファンタジー」シリーズの音楽を手がけた植松伸夫、「ストリートファイターII」を担当した作曲家の下村陽子、海外からは、ロック・ジャズ・ヒップホップ・エレクトリックなど、あらゆるサウンドを用いて世界中の音楽ファンを魅了しているフライング・ロータスなどのインタビューが公開されている。
日本の音楽文化やクールジャパンについて語られる上で「盲点」とも言うべきゲーム音楽は海外からどのような反応があるのだろうか。
【海外の反応】
テレビ用ゲームを中心に取り扱う海外のウェブサイト、『Destructoid: Videogame News & Community』は2010年に「Check out this top 10 list of videogame theme songs」(このビデオゲーム・テーマソングTOP10リストをチェックしてくれ)を公開。宇多田ヒカルの“光”(キングダム・ハーツ)やサイレントヒル3より、“You’re Not Here”がランクインするなか、1位にはファイナルファンタジー8より、“Eyes on Me”が選出されている。FF8はPlayStationソフトとして販売本数第2位を記録。本曲はRBMAにも参加している植松伸夫が作曲を務め、第14回日本ゴールドディスク大賞洋楽部門のソング・オブ・ザ・イヤーに選出された。また、Youtubeにアップロードされている“Eyes on Me”のコメントはほとんど海外からのものとなっており、非公式動画は540万再生を記録している。
その一方で、日本のゲーム音楽、ゲームの世界観を取り入れた楽曲も制作されている。世界的な人気を誇る音楽プロデューサーでDJのディプロが主宰しているインディペンデント・レコードレーベルMad Decentに所属し、80年代のエレクトロハウスサウンドを得意とするMitch Murderは、「ストリートファイターII」の“ガイルのテーマ”をリメイクした楽曲を音楽ストリーミングサービスで無料で公開し、 24万再生を記録した。
リスナーだけでなく、サウンドメイカーにも影響を与えているゲーム音楽。思い出のゲームのなかから、お気に入りの曲の名前を見つけ出す作業を探してみるのはいかかだろうか。
レッドブル 『日本のテレビゲームミュージックに隠された歴史を探る』
http://www.redbull.com/jp/ja/music/stories/1331674923014/diggin-in-the-carts
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