田中美久、指原莉乃のサプライズ登場に号泣 HKT48卒業コンサートにOG集結
2024.03.10 11:05
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HKT48が3月9日、福岡サンパレス ホテル&ホールにてツアー初日となる「HKT48春のコンサート2024~ホップ・ステップ・ジャンプ~」を行い、夜公演では12歳でHKT48の3期生として加入し、約10年間活動した田中美久の卒業コンサートを開催(※HKT48での活動および卒業公演は2023年12月29日に終了)。グループを牽引してきたエースのラストコンサートに、卒業メンバーも続々と駆け付けた。
HKT48、春コンサート開催 練習振り返り涙
昼公演の1曲目では客席各所にメンバーが登場し、最新曲「バケツを被れ!」でスタート。初挑戦となるバケツを使った“ドラムスティックパフォーマンス”をメンバー全員で披露した。チームHキャプテンの豊永阿紀は「今日は心弾む、笑顔満開のコンサートにしましょう!」と呼びかけ、様々な組み合わせでのユニット曲や、春にちなんだ楽曲をパフォーマンスした。卒業式で多くの学校で歌われている「旅立ちの日に」では、練習を重ねてきた合唱を初披露。ピアノ伴奏は梁瀬鈴雅、指揮は井澤美優が務めた。井澤は、「練習のときはメンバーのみんなと目を合わせることが緊張してできなかったんですけど…」と練習を振り返り、涙。市村愛里から「合唱コンクールで金賞でも取った?」とツッコミが入り、笑いが起こる一幕も。梁瀬は「コロナ禍で合唱コンクールを1度も経験したことがなくて。合唱コンクールでピアノを演奏してみたいという小さい頃からの夢が叶わなかったんですけど、なぜかHKT48になってステージ上で叶えられました」と笑顔。大きな拍手が起こった。
アンコールでは3月9日「サンキューの日」にちなんで、AKB48の楽曲「アリガトウ」を披露。ファンへ感謝の気持ちを伝えた。
田中美久卒業コンサート、卒業生が続々登場
そして迎えた夜公演。昨年12月29日にHKT48を卒業し、1日限りのアイドルに復活した田中の卒業コンサートは「意志」で幕を開けた。HKT48の団旗を掲げた田中に大きな歓声があがり、自身初の選抜入りシングルとなった「桜、みんなで食べた」など続けて披露。田中は「皆さんがたくさんうちわを持ってくださったり、コールをしてくださったり、本当に温かい場所だなと改めて思いました。まだまだ盛り上がっていけたらいいなと思います!」と笑顔で心境を話した。ユニットパートでは、各チームや期ごとに分かれてのパフォーマンス。同期の3期生パートでは、生バンドで「GIVE ME FIVE!」を披露。そしてユニットパート終盤には、卒業生が続々登場。同期の矢吹奈子と「生意気リップス」、先輩で2期生メンバーの田島芽瑠・朝長美桜と矢吹、チームKIVキャプテンの松岡はなと5人で「ロマンティック病」、そして1期生の兒玉遥と「12秒」を披露した。
出演者全員がステージに集合し、「最高かよ」を披露し迎えたアンコール。田中の約10年間の活動を振り返る軌跡映像が流れ、ドレス姿になって再登場。自身が作詞し、故郷・熊本への感謝の気持ちを綴った楽曲「わたしのふるさと」を歌い上げ、メンバー・スタッフ、家族、友人、そしてファンへ感謝の気持ちをしっかりと伝えた。
その後3期生が集合し「夢の河」を披露。同期の絆を感じる感動のシーンとなった。親交が深い坂本愛玲菜は「しんどいな、って時も美久がいたから頑張れたし楽しめたし、どんなことも美久といたら全部プラスになった」と感謝を伝え、涙ながらに抱き合った。
最後の楽曲「10年桜」前には指原莉乃が花束を持ってサプライズ登場。大歓声があがり、田中は大粒の涙を流して歓喜した。指原は「本当におめでとう。きっと素敵な大人になると思っています。いつかみくりんが俳優さんとして、たくさん番組で共演できたら嬉しいなって思います」とエールを送った。
ダブルアンコールが起きたクライマックスでは、再び自身のセンター楽曲「ロマンティック病」を出演メンバー全員で披露。田中は盛大な拍手の中、笑顔でステージを降りていた。(modelpress編集部)
田中美久卒業スピーチ(抜粋)
この場でみなさんに感謝の気持ちを伝えさせてください。まずメンバーのみんな。本当に本当にこういう天然な私をたくさん支えてくれたり、不安や緊張がいっぱいあった時もそばにいてくれたり、メンバーのみんなの存在が私にとっては凄く大きな存在で支えでした。HKT48は本当に仲が良くて、最初にこのグループに入るってなった時は色んな不安もあったんですけど、メンバーのみんなの温かい空間に癒されて、甘えてる部分もたくさんたくさんありました。こんなに情けない私を、MCでよくいじってくれたりだとか、本当に大丈夫かなって心配させることが本当に多かったんですけど、約10年間活動してきて、どんどん卒業していく先輩方の背中を見て、自分ももっとしっかりしなきゃいけないなって思ったり、後輩がどんどん成長する姿を見て、私はもう大丈夫だなって、HKTはもう大丈夫だなって思えたりだとか、みんなの成長を見るのも凄く嬉しかったです。小学6年生でHKT48に入って約10年間、家族の支えも本当に大きかったです。お父さんを熊本に残して、お母さんとおばあちゃんと3人で福岡へ引っ越して、家族には本当に迷惑をかけたり、心配をかけたりすることも多かったんですけど、家族のおかげでつらいことがあってもお家に帰ったら慰めてくれたり、ちっちゃい頃から東京を行き来したりして、なかなか家族よりもメンバーと過ごす時間の方が多かったりする時もあって、お母さんたちに寂しい思いをさせてしまったり、私も寂しかったりしたけど、私の活躍が家族にとっては支えたよって言ってくれるその言葉でもっともっと頑張ろうって思えました。
そしてファンの皆さん、本当に10年間ありがとうございます。10年ってなると、もう思い出がたくさんありますよね。本当に伸び悩んでいた時期は、握手会でたくさんの方がレーンに並んでくれて頑張ってくださったおかげで、自分の立ち位置も前に行けるようになったり、それでも駄目だった時は、次は総選挙で頑張ろうって言ってくださって、45位、28位、10位と順位をあげていけたことも本当に嬉しかったです。ファンの皆さんの応援のおかげで私は今ここに立てているし、ファンの皆さんの応援がなかったら、もっと前に卒業していたと思います。そこを踏ん張れたのは、本当にファンの皆さんの存在が大きいです卒業してから色んなことに挑戦させていただく機会も多くなって、不安だなっていう気持ちはすごくあるんですけど、卒業してからも付いてきてくださるファンの皆さんのおかげで頑張ろうって思います。つらい時も不安な時もそばにいて支えてくれて、時には励ましてくれて親のような存在で私を守ってくれるみんなが本当に大好きです。卒業してからもみんなのことを忘れないし、このHKT48で過ごした時間はお婆ちゃんになっても、もうお墓に入るまで持って行きます(笑)。本当に生きている人生の中で一番の思い出って胸を張って言っていい程、青春で思い出です。本当に大好きな場所から離れていくのもすごく寂しいけど、私は次のステップへ進んでHKT48を応援したいと思っています。
1つファンの方が言ってくれた言葉で、暗闇の中が1番光を探しやすい場所って言葉があって、どんなに辛い時もその言葉を胸に頑張っていけたし、ここで、HKTで過ごしてきたものは絶対に次のステップへ行く勇気となって自信になるなって思ったので、ここでたくさんの感謝を伝えて、私は次のステップへ進みたいと思っています。本当に本当にたくさんの愛たくさん支えてくれて、たくさん見守ってくれて本当にありがとうございました。
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