香取慎吾、稲垣吾郎からソロライブ直前に電話「あの曲、泣けちゃったって…」【Black Rabbit MC全文】

1stアルバム『20200101』、2ndアルバム『東京SNG』の楽曲を引き提げ、東京・神戸の2都市にて行われる今回のソロライブ。ソロアーティストとして自身初のアリーナクラスでの開催となり、東京公演2日間で約2万人を動員した。

久々のスタンディングということで会場の一体感も特別。歌、ダンス、生バンドによる演奏、演出、衣装やトークまで、細部にまで香取のこだわりが詰まった熱いステージとなった。

以下、ライブMC全文。

【冒頭挨拶】ハイテンションで「余計なこと話しちゃいそう（笑）」

香取：みなさん、こんにちは！ようこそ「Black Rabbit」in有明ー！ありがとう！

…ハァ、ハァ（息切れ）…。何で笑ってるの？みんな笑ってるけど、久々のスタンディングでみんなも同じ感じでしょ（笑）？

楽しい！最高！こんな大きいところで一人でライブする日が来るとは

アリーナ！スタンドー！2階！一番上！…自分たちが2階なのかどうかわかんない人たちもいるね。楽しい！？

2階！きょう関係者の席にメディアのみなさんがたくさん来てくれてる。メディアのみなさんに大きな拍手！ありがとうございます！取材に来てくださってありがとう！取材の方々とも会えない時期もあった。今回すごいたくさん来てくれてる！もう一度メディアのみなさんに大きな拍手を！…そして3階！盛り上がってる！？え？そこ4階なの？…4階のみんな！ありがとう！

きのうから始まったこの「Black Rabbit」。いつも吾郎ちゃんとつよぽんと一緒に話してるから、そんなに話してないつもりなんだけど、きのうやってみて思ったんだけど、一人だとちょっと余計なこと話しちゃいそう（笑）。メディアのみなさん、なんかイジリすぎてほんとすいませんでした。普段そんなことしない子なんですけど。テンション上がっちゃってて。すごい楽しかったって記事お願いします（笑）。

もう元気最高な気分1000％って感じなんだけど、体の水分は0％って感じなので補給させてもらって。（水を飲む）さあ最後まで思いっきり楽しもうね！ちゃんとペットボトルは潰して捨てましょう！

【中盤MC全文】稲垣吾郎からライブ直前に電話

香取：YES！COME ON！盛り上がってる！？YES！！COME ON！！汗で！！溺れそうだぜ！！

最高の景色です、ほんと。明治座や京都劇場でもショーをさせてもらったんですけど、こんな大きな会場でね、一人でライブする日が来るなんて、ほんと感激です、ありがとう。

（会場：大きな拍手）

ありがとう。拍手で泣かすなよ～。

きのうもやらさせてもらって、有明アリーナは今日までで、3月に神戸に行きます。今日は渋谷ヒカリエでやっている個展「WHO AM I」が渋谷ヒカリエも今日まで。両方とも今日が最終日。あの～、ヒカリエのほうには言ってあるので。「今日1万人がそっち行きます」って（笑）。ぜひ個展のほうにも遊びに行ってもらえたらと思います。

さっき吾郎ちゃんから電話があって。きのうね、（ライブに）観に来てくれたんです。その前の日、大阪城ホールでファンミーティングをして、そのときにこの「Black Rabbit」の話をしたら行きたいって言ってくれて、本当に来てくれたんだけど。僕が本当にもう、（稲垣が会場にいることを）全っっく忘れてまして。終わったあとにスタッフさんから聞いて、「始まる前に言ってくれよ」って（笑）。たぶん僕も聞いてたはずなんだけど。あの～もちろん楽しんだんですけど、やっぱりさすがにいっぱいいっぱいだったのかな。稲垣吾郎が来ていたことを全く忘れていた！

それで今、本番直前に（稲垣から）電話があって。電話があるときってほとんどないんですよ。あの～いろいろと事件があったとき。いろいろな事件があったときしか鳴らない（笑）。それが稲垣吾郎が「よかったよ、きのう」って。嬉しかった。「あの曲で泣けたよ、涙しちゃった。本当に素晴らしいショーだった」って言ってもらえて。こんなに長い付き合いなのに。

吾郎ちゃんと僕が出会ったのはね、僕が小学校5年生の頃。小学校の頃からずーっと一緒にいるの。嫌になっちゃうよね（笑）。そんな吾郎ちゃんが褒めてくれて。「自分のほうを見て、手を振ってくれるって、嬉しい思いってこんな感じなんだってわかった」って。…今さら！？だからこれからは、稲垣吾郎はたくさん手を振ってくれると思います。

で、きょうはね！草なぎ剛が！！………来てないんですよ（笑）。

みんなこうやって（関係者席のほうを振り向くマネ）。ふふふふふ。つよぽんはさすがに、来たい、来たいとは言ってくれていたんですけど。ドラマ（「罠の戦争」）のほうが本当にお忙しいので。明日だね、2話。11話あるみたいなのでみんなも最後まで応援しましょうね。僕も主題歌を歌わせてもらっているので。

こんなに最高な日に、もっと最高な人がいるみたいです。きょう誕生日の人！……いたね！元気だね！いっぱいいるよ！

あのね、さっき吾郎ちゃんが電話でね、「誕生日のくだりで（話を）振られると思った」って言ってた。「きょう吾郎ちゃん来てます！」って来ると思ってあの辺でずっとソワソワ。「そろそろ慎吾は俺のことを言ってカメラで抜かれる」って思ってたのに来なかったって言ってた（笑）。

【終盤MC全文】香取慎吾、バック時代・ステージを降りることになった頃の思いを…「一緒に、明日を、生きましょう」

香取：楽しい時間はあっという間で。今日はみなさん、どうもありがとうございました。

『Happy BBB』の歌詞2回目は間違えちゃって。なんで間違えたかって、吾郎ちゃんのこと言い忘れたって話して、今日キャイ～ンが来てること言い忘れちゃった。言い忘れたって言って、（キャイ～ンのことも）言い忘れたちゃったと思って歌詞間違えちゃた（笑）。

本当にね、子供の頃からステージで踊って歌ってきた。この間、大阪城ホールでファンミーティングをさせてもらって、子供の頃の思い出が一瞬にして脳裏に蘇ってきた。すごい緊張感。大先輩のバックで、踊ったときのことを思い出した。本当に子供の頃、平成じゃないからね。昭和だよ。昭和に僕はもうステージに立っていた（笑）。

うん、改めてこうやってこんな大きなところで楽しい時間を過ごせているのは、本当にね。うん…信じられないんだ。嬉しくて。子供の頃にステージに立って、僕も後ろで踊ってたんだけど、「先輩たちのように前で踊ってこんなスポットライトを浴びたい」って思ってた。そこからいろんな会場でコンサートができて、大きなところもやらせてもらった。

小学生の頃、連れて行ってもらって、マイケル・ジャクソンの東京ドームのショーを観に行った。そしたらマイケルと目が合った気がした。それから初めて東京ドームでライブをやらせてもらうときに、ステージに手を付けて「マイケル、やっとここまで来たよ」って言った。そのあと1回ステージに手をついて「1回ステージから降りるね」ってマイケルに言った。それからまた、明治座でショーができて、京都劇場でもできて、きのう、きょうとこんな大きなところで、大好きな歌、ダンス、みんなの笑顔を見ることができてほんっとうに幸せです、ありがとう。

最近はみなさんと会える時間もちょっと減ってしまって、長いコロナ禍の中で寂しい時間もあったけど、こんなに楽しい時間がやってきた。だから、今、きょうの想いをこれからもずっと、ずっとみんなと一緒に、楽しい時間を過ごしましょう。

一緒に、明日を、生きましょう。

一緒に、がんばりましょう！

（modelpress編集部）