「君の花になる」8LOOM、最後のライブでメンバー・観客の涙止まらず サプライズ発表も<君の花になる“Let's 8LOOM” TOUR ~THE FINAL~ライブレポ>
2022.12.05 09:00
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俳優の本田翼が主演を務めるTBS系火曜ドラマ「君の花になる」(毎週火曜よる10時~)発の期間限定ボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)のライブツアー最終公演となる「君の花になる“Let's 8LOOM” TOUR ~THE FINAL~」が4日、東京ガーデンシアターにて開催され、約6500人を動員した。<ライブレポ>
本田翼主演「君の花になる」
本作は、ある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花(本田)が、崖っぷちのボーイズグループ7人の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かっていく物語。8LOOMは、高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝の7人からなる。東京・大阪・福岡の3都市のライブツアーを反響で終えたばかりの彼らに、全国各地の8LOOMY(ブルーミー※ファンネーム)から、再会を願う声が数多く寄せられた。これを受けて、2日から4日に渡って東京ガーデンシアターでの追加公演が決定。最終公演は動画配信サービスParaviにてLIVE&アーカイブ配信された。
12月6日放送の第8話では、5thシングルであると同時にドラマ放送期間にリリースされる最後の作品となる「Foerver or Never」の全貌が明らかに。今回の楽曲の発表として同局系音楽番組「CDTVライブ!ライブ!」とのコラボレーションが実現。本楽曲はこれまでの8LOOMの楽曲とは異なる、セクシーで大人なダンスチューン。今まで8LOOMのライブのみで公開されてきており、 テレビ初披露となるクールなステージに注目だ。そして物語はついに最終章へ。あす花と8LOOMの絆が崩壊する衝撃の展開となる。
8LOOM“最後の作品”「Forever or Never」で開幕
ブルーとホワイトを基調にした爽やかな衣装で登場したメンバーが一人ずつスポットライトを浴びてフィーチャーされる演出で開幕し、「Foerver or Never」でライブがスタート。MCの自己紹介では宮世が「舞台袖の円陣のとき全員涙目で…」と明かして序盤から泣きそうになり「やめよ、やめよ!」とメンバーがストップを入れる場面も。宮世は「オーディションが始まったときは長いんだろうなと思っていたんですけど、あっという間すぎて本当にもう危ないです」と目を潤ませた。
デビュー曲「Come Again」の披露前には「広い会場で皆さんと一緒に」と山下と八村が中心となってサビの振りをレクチャーし、会場が一体となった。
シャッフル寸劇で高橋文哉&NOAがハグ
MCでは恒例となった、役を入れ替えてドラマのワンシーンを壇上で演じるシャッフル寸劇を実施。まず、5話のあす花が配信の順位が振るわずメンバーに喝を入れるシーンをやることになり、宮世があす花役、綱が高橋演じる佐神弾役に。「初めてのあす花さん役最高でした」と宮世は楽しんだ様子で、弾(綱)に成瀬大二郎役(本来は宮世)になった高橋がじゃれると、8LOOMYは興奮した。
4話の仲直りのハグシーンは、NOAが弾役、高橋があす花役、そして森が2人のハグを目撃するあす花の姉・優里(木南晴夏)役をやることに。ほとんど弾のセリフで構成されていたため1分間の役作りタイムが足りなかったNOAがセリフが出てこず、高橋があす花を演じながら弾のセリフを小声で伝える展開となり、森も「どっちが弾!?」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれたが、最後は2人がハグし見事にシーンを再現した。
さらに7話の弾の告白シーンは、山下が弾役、綱があす花役に挑戦。山下が弾の低音ボイスを再現して完璧に演じきり、綱も役に没頭し、会場は大いに盛り上がった。
続いてデニムのカジュアルな衣装にチェンジしたメンバーは、劇中で弾があす花やメンバーたちに対する思いを込めて作ったという設定の3rdシングル「Melody」を披露。振り付けは前2作「Come Again」「君の花になる」の振付も手がけた世界的に活躍するダンサー・コレオグラファーReiNaと山下の合作だが、サビ以外を主に担当したという山下は構成含め1時間で振り付けを作ったそうで、「天才」「本当に7人だけで振り付けの日楽しかった」とメンバーは口々に振り入れの日を思い返した。
そして、本編ラストは4thシングル「HIKARI」。制服衣装のメンバーがスタンドマイクで想いを込めて美声を響かせ、ステージに幻想的な光が降り注ぐ。全員でお辞儀をしてステージを後にすると、舞台裏を歩くメンバーをカメラが追う映像が映し出され、観客を楽しませた。
8LOOMYへの手紙に客席から涙止まらず
会場が名残惜しい空気に包まれる中アンコールが始まり、オーディション時の映像からこれまでの軌跡を振り返り、最後に一人ひとりから8LOOMYへの直筆の手紙が映し出されると、客席からは最後の時を目前にすすり泣く声が止まらなかった。全身ホワイトの衣装にライブタオルを手にして再登場した7人も目に涙を浮かべ、泣き笑い状態で「Come Again」「Melody」をもう一度歌唱。特攻で銀テープが舞い落ちると綱と八村はステージにあるテープを笑顔で最前の客席に渡してあげたり、NOAはじっくりとテープを眺めたり…それぞれに最後のときをじっくりと過ごした。
8LOOM、解散前最後のファンイベント決定
最後にメンバーが一人ずつ前に立ち、スピーチ。グループとして最後のときを実感していたが、突如サプライズで「緊急告知」として「君の花になる“Thank You 8LOOMY”FAN MEETING」の開催が発表。感謝の気持ちを込めた解散前最後のファンイベントということで21日から27日までIHIステージアラウンド東京にて行われるとし、高橋は「このファンミーティングを最後に僕たち8LOOMは解散することになります。期間限定ということで終わりが決まっている中、僕らは全力で走り抜けました。盛大に散るのはファンミーティングかもしれませんが僕らはここだと思って突っ走ってきました!」とぶっちゃけて笑いを誘い、「だからここで散らせて下さい!8LOOMYの皆と盛大に盛り上がってお別れしたいと思います」と最後の曲へ。もう一度「君の花になる」を歌い、涙が止まらない山下や森に高橋らが目を合わせて笑顔にさせようとするなど、感動的なステージに。サビでは集まって肩を組み、一瞬一瞬を噛みしめると、7人で手を上げて深々と頭を下げた。
そして、高橋が「派手に打ち上げて儚く散る、目標達成しました。Let’s 8LOOM!」と声を上げていつもの円陣を8LOOMYの前で披露。高橋は去り際「あんたらの夢は今日全部叶えたわ!」と劇中の弾のセリフにかけて観客に放ち、ステージから見えなくなる最後の一瞬までサービス精神旺盛に楽しませた。(modelpress編集部)
セットリスト
M.0 OvertureM.1 Forever or Never
M.2 君の花になる
MC
M.3 Come Again
シャッフル寸劇
M.4 Melody
MC
M.5 HIKARI
アンコール
M.6 Come Again
M.7 Melody
MC
M.8 君の花になる
「君の花になる」第8話あらすじ
「俺、アンタが好きだ」という弾(高橋文哉)の真っ直ぐな告白を受け、戸惑うあす花(本田翼)。しかし弾は、今は8LOOMの活動を頑張るため、あす花とは恋愛関係ではなく、お互いの頑張りを励まし合う関係になりたいと言う。そこで、あす花から“花丸”をつけ合う関係になろうと提案する。互いに支え合い、前向きに仕事に打ち込むあす花と弾。
そんな中、あす花の元同僚教師の池谷(前田公輝)が、退職のあいさつにと、あす花のもとを訪れる。現在フリースクールで働いているという池谷の話に、あす花は心を動かされ…。
一方ファンの後押しもあり、8LOOMの初の全国ライブツアーが決定する。個人での仕事も充実しますます勢いに乗る8LOOMだったが、なる(宮世琉弥)だけは、グループのために自分だけ役に立っていない、自分が出来ることが何なのかと思い悩んでいて…。
そんな時、あす花と8LOOMたちに最大の危機が訪れる…?
【Not Sponsored 記事】
- 8LOOM
- NOA
- 八村倫太郎
- 宮世琉弥
- 綱啓永
- SHOOT(森愁斗)
- 山下幸輝
- 高橋文哉
- 君の花になる
- 君の花になる “Let's 8LOOM” TOUR~FIRST and LAST~
- 君の花になる“Let's 8LOOM” TOUR ~THE FINAL~