松下洸平(提供写真)

松下洸平&手越祐也、ASKAらと豪華コラボ歌唱 圧巻パフォーマンスで会場魅了

2022.10.10 16:36

俳優の松下洸平、アーティストの手越祐也らが、9日に新潟県・長岡市で行われた『長岡米百俵フェス~花火と食と音楽と~2022』に登場した。

  

「長岡米百俵フェス ~花火と食と音楽と~ 2022」最終日

安東弘樹、ファーストサマーウイカ(提供写真)
最終日も、多彩なラインアップのアーティストが出演し、無事終了した。8日に引き続き、MCは安東弘樹アナウンサーとファーストサマーウイカが務めた。

安東弘樹、ファーストサマーウイカ(提供写真)
長岡米百俵フェスの次世代アーティスト発掘オーディション「COME100オーディション」でグランプリを受賞したダルメシアがオープニング・アクトとして登場。北海道札幌市で活動している彼らにとって初の野外フェス出演で、「藍色」、「黎明」の2曲を披露。力のこもったライブアクトで観客を盛り上げた。

松浦航大、ものまねメドレー披露

ダルメシア(提供写真)
トップバッターは長岡出身アーティストとして地元に根ざした活動を続ける、いとこ同士のユニット、ひなた。翌日に念単独ワンマンコンサートひかえているにもかかわらず、米フェスに駆けつけた。1曲目は米フェスの観客にはお馴染み、長岡の特徴を歌にした「越後 長岡のうた」。2曲目は横浜を中心に活動するN.U.をゲストボーカルに招き、4人でハモった「希望の光」。3曲目は長岡市出身の西山茉希が登場、「その命」でライブペインティングをコラボパフォーマンス。西山は曲中に大きなデイジーの花の絵を完成させた。

松浦航大(提供写真)
アーティストであり、モノマネタレントとしても活躍中の松浦航大。テレビ東京系で放送されている「THEカラオケ★バトル」では4度優勝と、モノマネ力だけじゃなく歌唱力も折り紙付き。「最高の1日にしましょう!」と手を挙げて、1曲目「オリジナリティ」を披露。続けてオリジナル曲の「アホウドリ」を歌うと、お待ちかねのものまねメドレー。Mr.Children・平井堅・スキマスイッチ・L'Arc~en~Ciel・ゴールデンボンバー・GReeeeN・コブクロとつなげ、ラストは松山千春の「大空と大地の中で」。「カメレオンヒーロー」、「七色」で締めくくった。

ひなた(提供写真)

石崎ひゅーい「さよならエレジー」で会場沸かせる

石崎ひゅーい(提供写真)
登場するやいなや、「さよならエレジー」で、客席を沸かせたのは石崎ひゅーい。菅田将暉に提供した楽曲として知られるヒット曲が、会場を盛り上げる。続くナンバーは「トラガリ」、「夜間飛行」。「人前で言いにくいタイトルなので、ベースの根岸(孝旨)さんに言ってもらっていいですか?」と言う曲のタイトルは「おっぱい」。そこから「花束」、「花瓶の花」と、最後まで観客の心をそらさないステージを披露。

マーティ・フリードマン(提供写真)
日本に移住した伝説のギタリスト、マーティ・フリードマンが米フェスに降臨。「新米パワーで頑張ります!」「へぎそばパワーで頑張ります!」などとメンバー同士で声を掛け合う可愛い円陣から、ポジションに着くと「STIGMATA ADDICTION」を演奏。「DEVIL TAKE TOMORROW」、「PARADISE EXPRESS」と続ける。いきものがかりの「風が吹いている」、 石川さゆりの「天城越え」などのヒット曲のギターアレンジの演奏で会場を盛り上げる。

タイトルを直訳すると「友達へ」となる「FOR A FRIEND」では、マーティが「大事な友達を考えながら聴いてくれると嬉しいです」とコメント。今までとは音色も変わり、優しい時間を過ごすことができた。

松下洸平「Only you」披露

松下洸平(提供写真)
この日初めてスタンディングゾーンへの入場規制がかかったのは、松下のステージ。「FLY&FLOW」「KISS」と続けて聴かせた。3回目の米フェス出演、「新潟に帰って参りました!」と報告すると暖かい歓迎の拍手が起こった。松下いわく「キュンキュンするラブソング」という「Only you」を披露。

11月に発売される1stフルアルバムと、菅生隼人役で出演するドラマ『アトムの童』(TBS系/毎週日曜よる9時~)と、今後の活動を報告し、メジャーデビューの曲「つよがり」を熱唱。「STEP!」と今年リリースしたシングル「Way You Are」でステージをしめくくった。

竹原ピストル(提供写真)
ギター1本を持って、竹原ピストルがステージに上がり、歌い出す。それだけで空気が変わる。竹原の曲、歌詞、歌声、そして竹原の優しい笑顔と暖かい言葉が、 米フェスの野外ステージを染め上げた。

1曲目「おーい!おーい!!」、2曲目「ギラギラなやつをまだ持ってる」、3曲目「初詣」、4曲目「LIVE IN 和歌山」。5曲目「みんな~、 やってるか!」の次は、中島みゆきの「ファイト!」をカバー。大切な人への思いを歌詞にしたという「Amazing Grace」、「よー、そこの若いの」、 「ドサ回り数え歌」と続く圧巻のステージ。ラストのナンバーは「狼煙」と、圧巻のステージ披露した。

手越祐也、王子感満載で登場

手越祐也(提供写真)
2021年からソロアーティストとして積極的に活動する手越が、米フェスに登場。アイドルグループの頃から変わらぬ笑顔と王子感は今も健在で、客席を魅了した。

手越祐也(提供写真)
1曲目は2021年末にリリースした「モガケ!」。 倒れそうになっても、ひるむことなく前に進もうというメッセージが込められた曲。2曲目「Hello!」は陽気でポジティブなナンバー。3曲目「Venus Symphony」の後のMCでは、ファンサービスも忘れない。 4曲目「シナモン」、5曲目「MAZE WORLD」と観客を手越ワールドに引き込み、6曲目「ウインク」へと続く、ギタリスト、マーティ・フリードマンとのコラボで、アイドル時代とは違うソロアーティストとしての魅力にあふれるステージ。7曲目「I’m Coming」、ラストの「OVER YOU」と、最後まで華やかな手越スタイルで会場を魅了した。

ナオト・インティライミ(提供写真)
ナオト・インティライミは、「長岡、なじらね?(どうだい?)」と方言で問いかけて、観客の心をつかむ。「長岡の皆さんに会いたかったよ、という気持ちをこの曲で伝えます」と、「君に逢いたかった」を1フレーズ。さらにシングルメドレーを展開。また「合唱曲をカバーしてみたい」と、「あの素晴しい愛をもう一度」をナオト風にアレンジして披露した。

ナオト・インティライミ、手越祐也(提供写真)
ふと舞台袖を見て、手越をステージに招き入れる。実は10年来の友人だそう。 CMソングにもなったシングル「タカラモノ~この声がなくなるまで~」をぶっつけ本番でコラボするも、息はピッタリ。手越が舞台袖に戻り、 ピアノを弾きながら「いつかきっと」を歌うと、 ここからは「日出処のお祭り男」を自称するナオトの真髄を発揮。「The World is ours!」では、コールアンドレスポンスの代わりに手拍子で観客をひとつにする。三・三・七拍子を手始めに、二・二・四拍子や十・十・二拍子など、変則手拍子に挑戦することで、声が出せないかわりの楽しみ方を提供した。ラストの「カーニバる?」はタオル回し曲で、 山の中腹まで埋まった観客がタオルを回す光景は壮観だった。

手越祐也・松下洸平ら「YAH YAH YAH」熱唱

ASKA(提供写真)
名曲「はじまりはいつも雨」で始まったのは、ASKA。2021年にリリースしたシングル「笑って歩こうよ」から衝撃的な歌詞に心がかき乱される「百花繚乱」と圧倒的なASKAワールドが展開。 「歌になりたい」という曲は、 歌とともに歩んできたASKAの本音が落とし込まれているかのようイントロのピアノの一鳴りで拍手が起きた「PRIDE」、さらに「太陽と埃の中で」と続き、観客を熱狂させた。

「YAH YAH YAH」では、手越、ナオト、松下、 橋口が登場。5人でコラボすることに。拳を突き上げて熱唱する4人を牽引するASKAは、やはりレジェンド。それぞれとハグを交わし、コラボ相手が退場すると「最後に、 一緒に遊ぼ!」と茶目っ気たっぷりのコメントで、流光GENJIに提供した楽曲「パラダイス銀河」でステージを締めくくった。

wacci、大トリ務める

wacci(提供写真)
8日は南こうせつ、今日はASKAとコラボをした橋口。名実ともに米フェスの顔となったwacciが、ついに大トリを務めることに。「(ASKAさんのステージは)最高のライブでしたね。みなさん、楽しんでますか?この後に出る気持ち、わかります?(笑)」と冗談まじりに語っていた橋口だが、「ああいう人たちに憧れて、自分たちの音楽を紡いできました。 みなさんにいい思い出にしてもらえるようなライブをして、 帰ります!」と笑顔で語り、1曲目「感情」を披露。

橋口洋平、松下洸平(提供写真)
「大丈夫」、「別の人の彼女になったよ」の後、「恋だろ」では松下とコラボ。「あと2曲、全力でwacciを届けます!」と、「フレンズ」と「 リスタート」で完全燃焼。フェスはある種、非現実だ。そこから現実に戻る、“リスタート”の勇気を与えた。

「長岡米百俵フェス ~花火と食と音楽と~ 2022」より(提供写真)
米フェス最終日の夜を飾る長岡花火は5プログラム。『米百俵フェスオリジナルミュージックスターマイン 輝き』がはじめに打ち上げられた。米フェスの公式テーマソング「輝き」をBGMに、吹き上げる様々なグラデーション花火と子供たちの歌声が合わさる、「笑顔の花火」として作られている。

米フェスでは毎年、テーマ曲「輝き」の合唱校を、長岡市内の小学校から募集しているのだが、2021年、米フェスとしての長岡花火の打ち上げができなかったため、2年越しで昨年の合唱校、新潟大学附属長岡小学校の皆様の合唱に合わせての打ち上げが叶った。

続くプログラムは『オープニングスターマイン THE 長岡花火』とスターマイン『東山に咲く華』。会場である東山映える変色花火をふんだんに使ったプログラムだ。 そして、長岡花火の代名詞とも言える『復興祈願花火 フェニックス』。夏とはひと味違うフェニックス花火米フェスバージョンに、会場から歓声が上がった。

そして、橋口の書き下ろしオリジナル曲によるミュージックスターマイン『HOPE TO THE FUTURE』の打ち上げで2022年の米フェスは幕を下ろした。(modelpress編集部)
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