上白石萌歌「Nコン」ゲスト司会に決定　3年ぶりNHKホールで開催

「第89回 NHK全国学校音楽コンクール」

昭和7年に始まり、今年で第89回目を迎える「Nコン」は、国内最大規模の教育イベント。新型コロナウイルス感染拡大により2020年度は中止、2021年度は不織布マスクを着用して距離をとっての歌唱など、感染拡大防止対策を徹底しながら、子どもたちのみずみずしい歌声を全国にお送りしたいとコンクールを再開。

今年は全国の予選を勝ち抜いた代表校（小学校・中学校・高等学校 各部門11組ずつ）が、NHKホールに集結。合唱日本一を決める模様を、3日連続の生放送でお届けする。

今年の「Nコン」課題曲のテーマは「声」。豪華なアーティストたちが、全国の子どもたちのために素敵な課題曲を制作しした。

高等学校の部／10月8日（土）Eテレ後1：00～4：20

課題曲は、人気の小説家・住野よるさんが作詞、松本望が作曲した「無音が聴こえる」。ゲスト司会を担当するのは、連続テレビ小説「ちむどんどん」歌子役などで活躍する上白石。そして、人気お笑いコンビ・ぺこぱ（シュウペイ、松陰寺太勇）がリポーターとして会場を盛り上げる。

番組後半のスペシャル・ステージでは、「教えて！合唱部あるある」企画や、たった3人で「Nコン」に挑んだ大阪の高校のドキュメント、さらに参加校の代表生徒による一期一会のスペシャル合唱団を結成し、「翼をください」を大合唱。客席も手拍子で参加し、会場一体となった演奏をつくりあげる。

小学校の部／10月9日（日）Eテレ後2：00～4：50

課題曲は日本を代表する詩人・谷川俊太郎が作詞、新実徳英が作曲した「とどいてますか」。ゲスト司会を担当するのは、高等学校の部に引き続き上白石。番組後半のスペシャル・ステージでは、課題曲の歌詞を朗読するコーナーや、からだを楽器にするボディパーカッションに会場全体で挑戦し、課題曲を演奏する企画を行う。

スペシャルゲストは日本廃品打楽器協会の山口ともと打楽器グループ・ティコボ、ピアニストの黒田京子。NHK東京児童合唱団の子どもたちも登場し、日用品などを使った楽器の演奏とコラボ。客席もボディパーカッションで参加し、一期一会の「Nコン」2022スペシャル・バージョンの演奏をお届けする。

中学校の部／10月10日（月・祝）Eテレ後1：05～4：00

課題曲は、10代に人気のロックバンド・DISH//が制作した「Replay」。作詞を担当した北村匠海たち4人のメンバーもNHKホールに登場し、合唱日本一が決まる全国コンクールの様子を見届ける。さらにお笑いコンビ・ティモンディ（前田裕太、高岸宏行）が、会場を盛り上げる。

番組後半のスペシャル・ステージでは、全国各地の中学校合唱部のおもしろ練習を紹介する企画や、DISH//による「Nコン」2022スペシャルライブも。全国コンクール最終日にふさわしい豪華なステージをお届けする。

なお、3日間の司会はNHK浅野里香アナウンサーが務める。（modelpress編集部）