森七菜が涙 初ワンマンライブで2年8ヶ月ぶり地元・大分凱旋「ずっと帰ってきたかった」<ライブレポ>
2022.09.25 10:45
女優で歌手としても活躍する森七菜が、21歳の誕生日にリリースされた初のフルアルバム『アルバム』を携えて、24日地元・大分のT.O.P.S Bitts HALLにて初ワンマンライブ『もりななLIVE 2022「㐂~よろこび~」』をスタートした。
森七菜、初ワンマンライブで2年8ヶ月ぶり地元・大分凱旋
森が地元・大分でライブを行うのは、デビューシングル『カエルノウタ』発売記念で実施された大分パークプレイスでのイベント以来2年8ヶ月ぶりのこと。歌手として一段と大きく成長した彼女にとって、待望の凱旋公演となった。今回のライブは森にとっても非常に思い入れの強いものであり、それは自身が命名したライブタイトルや、描き下ろしイラストが採用されたライブグッズにも顕著に表れている。また、8月31日にリリースされたばかりの1stアルバム『アルバム』でも、楽曲制作依頼をするアーティストを自らアイデア出しするなど、音楽活動に対して前のめりで、心から楽しもうとする姿勢が伝わってくる。
森七菜、代表曲「スマイル」など全14曲歌唱
そんな森は満員の観客を前に、名刺代わりの1曲であり今の彼女を象徴する代表曲「スマイル」のほか、ライブの中でも異彩を放つAyase作詞・作曲の「深海」など個性的なオリジナル曲の数々、このライブのために用意されたカバー曲など全14曲をバンド編成で披露。彼女のハツラツとしたボーカルと変幻自在なバンドアンサンブルの相性も抜群で、ライブハウスという場ならではの一体感も生まれ、観る者を魅了し続けた。森七菜が涙「ずっと大分に帰ってきたかった」
MCではオーディエンスに向けて「ただいま!」と元気よく挨拶。「今日は私のデザインしたタオルを(首に)かけて、私のために集まってくれた人がこんなにもいるんだ」と、目の前の光景に対して喜びを隠せない様子だった。さらに、「ずっと大分に帰ってきたかったし、ずっとライブをしてみたい、みんなに会いたいなと思っていたら願いが叶って」と感慨深げに話すと、思わず涙腺が緩む一幕も。しかし、「『スマイル』の女が最初に泣いています(笑)」と場の空気を和ませると、TikTokでもバズり始めているPUFFYやスピッツでお馴染みの「愛のしるし」で会場の一体感を高め、「またどこかでお会いできるように、これからも皆さんの楽しみや毎日を頑張るための源になれればなと思って、私も頑張っていきます!」と温かいメッセージを送った。
なお、森は9月27日に東京・harevutaiでもワンマンライブを行う。(modelpress編集部)
(ライブレポート:西廣智一)
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