『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT

JO1、新曲「SuperCali」福岡公演最終日でサプライズ初披露 金城碧海「僕たちの絆を胸に」<2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’/ライブレポ>

2022.09.23 21:36

グローバルボーイズグループJO1(ジェイオーワン/豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)のデビュー以来初となる全国アリーナツアー『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』 の4都市目となる福岡公演(会場:マリンメッセ福岡)が22日、行われた。10月12日発売の6THシングル「MIDNIGHT SUN」のリード曲「SuperCali」を初披露した。<ネタバレあり/ライブレポ>

  
アルバム「KIZUNA」を引っ提げ全国5都市で開催する今回のアリーナツアーは、愛知、大阪、神奈川、福岡と続き、10月に東京で追加公演が行われる。

『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT
昨年11月に幕張メッセで開催された「2021JO1 LIVE OPEN THE DOOR」よりもさらに進化したステージ構成となり、全楽曲を生バンド編成で迫力あるサウンドに編曲し、お届け。そして成長を続ける彼らの圧巻のシンクロダンスパフォーマンスが見どころとなる。

JO1、開幕はダンスナンバー5曲ノンストップ

『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT
左右のモニターにサーカスに誘うような演出のメンバーのVCRが映し出された後、待ちに待ったJAM(ファンネーム)の前へ11人が登場。特攻音とともに木全が「行くぞ福岡~!」と声をあげ、テレビアニメ「群青のファンファーレ」オープニングテーマになった疾走感溢れる「Move The Soul」で華々しく開幕を飾った。

レザージャケットにカラフルなデザインが入ったワイルドな衣装に身を包んだメンバーはジャケットをたなびかせながら、続けて「Born To Be Wild」「Algorithm」「YOLO-konde」「Walk It Like I Talk It」とノンストップで激しいダンスナンバーをパフォーマンス。「YOLO-konde」からはセンターステージに進み、さらに接近したメンバーに観客は熱狂した。

福岡出身・川尻蓮に「おかえり」の拍手

『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT
一人ひとりの自己紹介では、鶴房は「博多の汐恩(しおん)!」とダジャレを飛ばし、豆原は「福岡2日目キター!」と大好きな仮面ライダーポーズで変身。佐藤は後輩グループのINIポーズをしながらボケ、豆原から「『Log in to us』や!」と突っ込まれる場面も。木全はマイク無しで会場に呼びかけ、「現場の人もオンラインで観てる人も一緒に楽しみましょう」と画面の向こうのJAMへの気遣いも忘れなかった。

白岩は「福岡って寒いじゃないですか?だから俺があっためてあげよっか」と得意の甘いセリフで観客の心を撃ち抜いた一方で、河野は「福岡バリ好きよっちゃけど」と、與那城は「福岡の皆、バリすいとーよ」と方言(?)で挨拶。そして、最後に福岡出身の川尻が「ただいま~」と声をあげると、「おかえり」というように拍手喝采となった。

JO1、ユニットパートで才能発揮

『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT
中盤のVCRは、川尻がタロットの占い師に扮し、メンバーが2人ずつ悩み相談をしてもらう内容。最後に「今から君たちはバラバラになってしまう、大体15分間くらい」と予告すると、ユニットパートに突入した。

豆原・川西・河野で「Dreamer」、川尻・白岩・佐藤・金城で「ICARUS」、鶴房・大平・木全・與那城で「So What」を披露。

バラードナンバーに挑戦し美声を響かせた3人は「下で『今日が一番良かったな』って話していた」(川西)と明かし、前の公演にはJO1メンバーがそれぞれが主演を務め、同曲が主題歌となったAmazon Prime Video独占配信ドラマ「ショートプログラム」の監督が観に来てくれたと振り返った。

メンバーが次々と合流したMCでは、川尻と白岩、大平はそれぞれステージを降りた客席の横から再登場し、最前列の観客は興奮。川尻は「これが一番楽しいんやから!」とご満悦で、大平も「皆かっこいいな~」とまじまじとメンバーを観客目線で眺めた。

JO1新曲「SuperCali」サプライズお披露目

『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT
『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT
後半のVCRは、大平がCM撮影監督、佐藤がJO1広報担当者という設定でメンバーそれぞれを主演にコンサートのCMを制作するという内容。川尻がマネジメント担当者、豆原が事務所会長としてもゲスト出演。與那城が子どもに扮したコミカルなCMから、河野は筋トレをかっこよく行うビジュアルが映えるCMに仕上がるなど、バラエティ豊かなラインナップで楽しませた。

VCR後、6THシングル「MIDNIGHT SUN」のリード曲「SuperCali」をサプライズお披露目。さらに、デビューシングル「PROTOSTAR」から「無限大 (INFINITY)」と「La Pa Pa Pam」を歌唱するという熱い流れとなった。

「SuperCali」は“スパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス”という呪文の英語の略で、「Supercalifragilisticexpialidocious」 という呪文を中毒性溢れるメロディで表現しながら、 JO1のこれからの成長を誓い、体の隅々の細胞まで情熱を燃やすという強い信念が込められている曲。佐藤は「どうでしたか?初披露です!気合入りすぎちゃった!」と呼びかけ、川尻が「実はまだサプライズがあるんです。このあと、23日0時から音源配信とパフォーマンスビデオが公開になります」とさらに発表。どこの振り付けが好きかと聞かれた川西は、「11人揃ってフォーメーションを組むサビのダンスが好き。この曲は11人じゃないとできない」と話した。

ケータリングは鶴房家のポテサラ再現

『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT
「OH-EH-OH」ではメインステージでダンサーと向き合って敵対するような演出も繰り広げ、会場のボルテージは最高潮に。グループが誕生した「PRODUCE 101 JAPAN」の楽曲「GrandMaster」を豆原をセンターにパワフルに魅せ、最後は端のメンバーからウェーブをリレーすると、リーダーの與那城でフィニッシュ。大平は「今まで回ってこなかったんですよ」とやっと與那城に回ってきたと明かし笑った。

さらにトークでは、この日のケータリングは鶴房家のポテトサラダを再現したという裏話も。普通・少し濃い・濃いと3種類の味を用意し、鶴房が監修したといい、「おいしかった!」とメンバーから好評を得ていた。

金城碧海の言葉で締めくくる

『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT
本編は「REAL」で幕を閉じると、アンコールへ。 與那城がバーテンダーの設定の「KIZUNA BAR」が開店し、グッズのTシャツやスウェットをオシャレに着こなしたメンバーが再登場。

「眠くなってきちゃったな~」という流れで白岩が「JAM、バリすいとーよ」と甘くささやき「Dreaming Night」、木全が「ズッ友なー!」と叫んで「My Friends」…など、アップテンポのメドレーで会場と一体に。「Run&Go」では河野、與那城、白岩がそれぞれロングトーンを響かせた。

最後の挨拶では一人ひとりが感想を発表。そして、「2021JO1 LIVE OPEN THE DOOR」は休養中で参加できなかった金城が最後にマイクを持ち、「僕がいつも言うじゃないですか?夢は口に出して欲しいって。一人で思う夢って結局ただの夢でしかないなってオーディション受けてJO1になる前はそう思ってたんです。でも誰かと、僕たちとかJAMとかと思う夢って現実になるんです。それが今日のことだと僕は思います。皆さんの中にある夢とか僕たちの中にある夢とかこれからの活動のその先のこととか僕たちとJAMやったら何でも叶えられると思うんです。だからどんどん口に出して下さい。その期待に僕たちも応えていきます。今日ここで感じた僕たちの絆を胸に、これからもその絆を一緒に空へ描いていきましょう」と話し、「With Us」を歌唱。

『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』福岡公演(C)LAPONE ENTERTAINMENT
全員で手を繋ぎ、絆を示した11人。最後は凱旋ライブに涙を流していた川尻に與那城がちょっかいを出しつつ仲良くステージを後にした。(modelpress編集部)

セットリスト

1.Move The Soul
2.Born To Be Wild
3.Algorithm
4.YOLO-konde
5.Walk It Like I Talk It
MC
6.Shine A Light
7.MONSTAR
VCR
8.Dreamer(豆原・川西・河野)
9.ICARUS(川尻・白岩・佐藤・金城)
10.So What(鶴房・大平・木全・與那城)
MC
11.君のまま
12.ZERO
13.僕らの季節
VCR
14.SuperCali
15.無限大 (INFINITY)
16.La Pa Pa Pam
MC
17.Speed of Light
18.ALL HOURS
19.OH-EH-OH
20.GrandMaster
MC
21.REAL

アンコール
EN1.Dreaming Night
EN2.Touch
EN3.My Friends
EN4.Run&Go
MC
EN.With Us

【Not Sponsored 記事】

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