倖田來未、1年半ぶり全国ツアー千秋楽で涙目 愛息子のバラード好きも明かす<ライブレポ>
2022.04.25 10:35
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今年デビュー22年目に突入した倖田來未が24日、KT Zepp Yokohamaで約1年半ぶりとなる全国ツアー「KODA KUMI Love & Songs 2022」の千秋楽公演を行った。ここではライブの模様をレポートする。
倖田來未、1年半ぶり全国ツアー千秋楽公演開催
今回自身にとって4年ぶりとなるバンド編成で行われた全国ツアーのチケットは全公演即完売。中でもツアーの集大成である千秋楽公演のチケットを幸運にも手に入れることのできたファンによって、あいにくの雨であったにもかかわらず、開演前から会場内外は異様な熱気に包まれる。開演を迎え、スリットの入った衣装で、大胆に脚を披露した姿で登場した主役・倖田。3月にリリースされた18枚目のオリジナルアルバム「heart」を引っさげたツアーということで、1曲目「RED」で会場のボルテージを一気に上げた。
最初のMCでは、「今回は久々に歌モノ関係のライブにしたいということで、今回バンドでお届けしたいと思います。一緒にいっぱい笑って泣いて、楽しんでもらえたらと思います!」と生バンドでBGMを奏でながらしっとりと語り、「最高の愛を確かめ合いましょう!」と締めくくると、「今すぐ欲しい」「GOT ME GOING'」「愛証」に加え、欧陽菲菲「ラヴ・イズ・オーヴァー」、やYEN TOWN BAND「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」のカバーといった、彼女の象徴ともいえるバラード中心のメドレーを披露。
配信チャットでも「しっとりと始まる感じ好き」「バンドで聴けるなんて泣いちゃうありがとう」「好きな曲ばっかり!!」など喜びのコメントが多数寄せられた。
倖田來未、涙を浮かべながら歌い上げる姿も
続いて、「アネモネ」、人々が抱える孤独や葛藤をテーマとした、心に突き刺さるセンセーショナルな歌詞とメロディーが特徴の一曲で、“倖田來未史上最も切ないバラード”とも称される「100のコドク達へ」と、同アルバムの楽曲を披露。バックスクリーンに歌詞を映し出し、彼女自身涙を浮かべながら歌い上げ、会場をしんみりさせた。「ダンサー&BAND紹介」後は、美デコルテがあらわな黒ドレスに衣装チェンジ。前半とはガラッと顔を変え、「SHUTOUT」「Bow Wow」「Insane」「Can We Go Back」とアッパーチューンで畳みかけ、会場と一体に。「Sometimes Dreams Come True」は、まるで必死で夢を追う少女時代の“倖田來未”が目に浮かぶようだった。
倖田來未、息子のバラード好きが判明「妹(misono)には地味と言われまして…」
終盤のMCでは、公開メイク直しやダンサーとの掛け合いなど、倖田節全開で盛り上げた。今回のツアーでは、子供連れのファンも多かったようで、「先週の東京公演は特に、おチビちゃんがたくさん来てくれていて、バラードでもペンライトを振ってくれていまして。あるおチビちゃんは、『ラヴ・イズ・オーヴァー』でノリノリでした」と、振り返った。また、自身の息子も意外とバラードが好きということが判明したそうだが、「妹(misono)には地味と言われまして。彼女は派手なライブが好きなので」とカミングアウトし、会場の笑いを誘った。
そして、再び同アルバムに収録されている「Atlas」「Sure Shot」など、アップテンポな曲でライブは佳境を迎え、「Lady Go!」「Lucky Star」と夏らしいサウンドのポジティブソングを歌い上げ、タオル&レスポンスの演出の中、最高潮のボルテージのままライブは終演を迎えた。
なお、Huluストアでは、このライブの模様を24日から1週間限定で見逃し配信。さらに、本ツアーのメイキング映像も独占公開している。(modelpress編集部)
「KODA KUMI Love & Songs 2022」千秋楽セットリスト
01.RED02.Shhh!
03.KO-SO-KO-SO
04.今すぐ欲しい
05.GOT ME GOING'
06.ラヴ・イズ・オーヴァー
07.愛証
08.Swallowtail Butterfly~あいのうた~
09.magic
10.アネモネ
11.100のコドク達へ
12.RUN
13.for…
14.Brave
15.SHUTOUT
16.Bow Wow
17.Insane
18.Can We Go Back
19.Sometimes Dreams Come True
20.Atlas
21.Sure Shot
22.LIT
23.Lady Go!
24.Lucky Star
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