AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード

AKB48、新曲「元カレです」MV公開へ センター・本田仁美が好きなシーン&撮影での苦労語る

2022.04.20 04:00

AKB48が5月18日にリリースする59thシングル「元カレです」のMusic Videoが、4月20日20時にYouTubeにてプレミア公開される。

  

AKB48・59thシングル「元カレです」

AKB48「元カレです」Type A初回限定盤(C)You, Be Cool!/KING RECORDS
AKB48「元カレです」劇場盤(C)You, Be Cool!/KING RECORDS
アイドルグループとしては思い切った楽曲タイトルの「元カレです」。その歌詞では“元カノの今カレに嫉妬する元カレの強がり”を表現しているが、元カノをAKB48と捉える人もいれば、元カレと捉える人もいて、人それぞれに解釈が異なる多面的な歌となっている。

AKB48の底力を見せつけた前作「根も葉もRumor」に続く作品として注目の集まるリリース。選抜メンバーは20名、そしてIZ*ONEでも活動していた本田仁美が初のセンターを務める。

AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
また「根も葉もRumor」を超えるダンスを掲げ、GANMIに振付制作を依頼。GANMIはBTS「Butter」の振付制作にも携わった世界的ダンスアーティスト。今作の振付は、その1秒足りとも目が離せない、目まぐるしく変化する緻密な構成から「世界がガン見する“GANMIダンス”」と名付けられた。

AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
センターの本田を中心に日夜レッスンを重ね、磨き上げられた“GANMIダンス”はAKB48をさらに強くしたと言っても過言ではない。カップリングには「第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で悲願の優勝を勝ち獲った岡田奈々のソロ曲、そして 2022年4月より新チーム体制となるA・K・B・4の各チームの新曲がType別に収録される。

AKB48「元カレです」MV公開へ

AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
“GANMIダンス”は、 音楽番組での楽曲&パフォーマンス初披露が話題となり、ミュージックビデオへの期待が高まっていた。そのMVがついに20日、YouTubeにてプレミア公開される。

AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
今回のMV監督は藤本実(MPLUSPLUS)。昨年行われた「東京2020パラリンピック」の開会式でのLED演出にも参加しており、演出ありきのシステム開発を行うことでこれまでの概念にとらわれない新しいジャンルのパフォーマンスを生み出す “Lighting Choreographer(光の振付師)” を肩書きとしているが、MVの監督を務めるのは「元カレです」が初めて。

拡張する空間、その中で動き続ける光とメンバー、監督と振付師、そしてAKB48が創り上げた完璧な映像作品が完成した。(modelpress編集部)

本田仁美コメント

AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
私たちの動きと照明が一体化されていて、新しいと言うか、今の時代ならではの演出のMVだと思います。演出を考えた藤本監督が徹底的にこだわって撮影してくださったおかげで、素敵でカッコいいMVができました。ありがとうございます!

今回の2日間の撮影は、本当に踊ってばかりでしたが、完成したMVを観て、頑張って良かったなと思います。 一番好きなシーンは光るリボンが舞う間奏のシーンです。撮影後のプレイバックで、その美しさに思わずみんなで歓声をあげました。

AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
撮影前日までの練習ではずっとレッスン着で練習をしていて、練習を撮影して動画をチェックしながら振り入れをしていたのですが、こうしてみんなで同じ衣装を着て、今回の演出で踊ったこのMVを観て「みんなで練習をがんばってきた成果を出せたのかな」と思います。

ちなみに撮影のときはとても寒かったので、実は衣装の中にはカイロをたくさん貼ってます(笑)。

藤本実監督コメント

藤本実監督(提供写真)
「根も葉もRumor」で女子高生たちがダンスの日本大会で優勝して、次は日本代表として世界大会に出演するというコンセプトから今作をイメージしました。今回のMVの話をいただいて、何か新しいプロダクトを取り入れたいと思い、MV中に登場する巨大なモノリスの造形物以外は、今回のMVのために新規開発をしました。バッテリー型の無線ワイヤレスムービングライトを20基、LEDポールを40本、そして間奏で出てくるWAVING LED RIBBON(光るLEDのリボン)だったりです。

AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
舞台セットは動かないもので、“演者の後ろにあるもの”という概念を壊したいなって思っていて。アーティストと空間が一体化するというテーマを今回やってみよう!と。リボンパフォーマーがもう顔の傍まで来ていたり、ムービングライトを無線化することで、ダンスフロア内にも配置が可能になり、メンバーと一体化した光線が一緒に踊ったり、LEDポールがどんどん形を変えながら、メンバーの右腕と左腕の手振りを模して一緒にダンスする等、アーティストを主軸におきながらも空間をずっと拡張し続けるMVです。

自分はこれまで、ライブパフォーマンスの演出ばかりやってきたものですから、AKB48の皆さんが劇場公演のような生の現場を大切にしている、という共通点があって、今回のMVは1つのショーをずっと観てるというイメージで制作しています。ファンの皆さんにも喜んでいただきたいですし、世界中のダンスやパフォーマンスが好きな方々にも届けたい、そのどちらも両立できていたらいいですね。

AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
AKB48「元カレです」MVより(C)AKB48/キングレコード
振付のGANMIのSotaさんとは「GANMIが世界一を獲ったときのように、今回はAKB48で世界一を獲るコンテストだと思って振付を作ろう」という話をさせていただいて、SNS上ではお互いに知ってはいたんですけど、初めてのお仕事でともに共鳴し合えて良かったです。パフォーマンスをずっと見る心地良さ、何度見てもいろんな発見があると思うので、何度も見てほしいなと思う作品です。ここまで情熱を注ぎ込むことはしばらく無いと思います(笑)。


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