YOASOBI、特別賞など4冠獲得「身が引き締まる思いです」<第36回日本ゴールドディスク大賞>
2022.03.14 00:00
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一般社団法人日本レコード協会は14日、「第36回日本ゴールドディスク大賞」の受賞作品・アーティストを発表。YOASOBIが特別賞と、「怪物」で「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(邦楽)」などを受賞した。
YOASOBI、「怪物」で「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(邦楽)」受賞
対象期間中に配信開始された楽曲のうち最もストリーミング再生回数の多かった作品に授与される「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」(邦楽)は、YOASOBIの『怪物』が受賞。本作品は「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」も受賞したほか、対象期間中に有料でダウンロード配信が開始された作品の中で最もダウンロード数の多い作品(シングルトラック)に授与される「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(邦楽)、さらに「ベスト5ソング・バイ・ダウンロード」も受賞し、計4冠を獲得した。YOASOBIは「この度は、このような名誉ある賞をいただくことが出来て、とても嬉しく思っております。沢山の方が聴いてくださったことの積み重ねで繋いでいただいた結果だと思うので、身が引き締まる思いです」と受賞した心境を明かし、「『怪物』は、ボーカルとしても多くのチャレンジをした楽曲なので、とても嬉しいです。原作小説を書き下ろしてくださった、板垣巴留先生にも感謝申し上げます」とコメントした。
ベスト5ソング・バイ・ストリーミング
なお対象期間中にストリーミング配信が開始された作品のうち、再生回数合計の上位5作品(シングルトラック)であるベスト5ソング・バイ・ストリーミングは、YOASOBIの「怪物」ほか、Awesome City Clubの「勿忘」、Official髭男dismの「Cry Baby」、BTSの「Permission to Dance」「Butter」だった。YOASOBI、特別賞も受賞
さらに、特別賞も受賞。YOASOBIの勢いを感じさせる1年であった。YOASOBIは「アーティストとしての『特別賞』、非常に嬉しく思います。本当にありがとうございます。今回、賞をいただいた『怪物』に限らず、他の楽曲においても沢山の方が聴いてくださったことで、このような賞をいただくことが出来たと思っております。いつも応援してくださっている全ての皆さまに感謝いたします。これからもYOASOBIらしく、様々なことにチャレンジしていけたらと思います」とファンにメッセージを送った。
Snow Man、ザ・ビートルズ、BTSらが受賞
今回の受賞作品・アーティストは、70作品・アーティストとなり、この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は、Snow Manが初受賞、洋楽部門はザ・ビートルズが4年ぶり7度目の受賞となった。Snow Manはアーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦)初受賞に加え、「アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦)」、「シングル・オブ・ザ・イヤー」など計7冠を受賞。ザ・ビートルズは4年ぶり7度目の受賞となり、洋楽部門では史上最多の受賞回数となった。
「ベスト・エイジアン・アーティスト」は、BTSが4年連続の受賞に加え、同賞史上最多受賞を更新。さらに「アルバム・オブ・ザ・イヤー(アジア)」、「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(アジア)」「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(アジア)」など計10冠の快挙を達成した。
「日本ゴールドディスク大賞」とは
日本ゴールドディスク大賞は、当協会が1987年に制定し、以来毎年当該年度のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティストおよび作品を顕彰しているもの。本賞の選考基準は「CD、音楽ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と音楽配信の売上実績」という客観的な指標に基づいている。なお、第36回日本ゴールドディスク大賞は、当該年度(2021年1月1日~12月31日)の売上実績に基づき各賞を授与している。ニュー・アーティスト賞のデビュー対象期間は2020年1月1日~2021年12月31日としている。
アーティスト・オブ・ザ・イヤーは、対象期間中のCD、音楽ビデオ、音楽配信等の正味売上金額およびストリーミング小売換算相当金額の合計が最も多いアーティストに贈られる賞(邦楽、洋楽各1組)である。(modelpress編集部)
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