櫻坂46、“約束の地”から再スタート「櫻坂の詩」サプライズ披露“OVERTURE”も新たに<櫻坂46 デビューカウントダウンライブ!!/セットリスト>
2020.12.09 00:00
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櫻坂46が8日、東京国際フォーラムにて「デビューカウントダウンライブ!!」を無観客で開催。全国117館の映画館でライブビューイングとして上映され、38,000人を動員した。
櫻坂46、“約束の地”で新たなスタート
2020年10月12日・13日のラストライブ「THE LAST LIVE」をもって欅坂46としての活動に幕を下ろし、翌14日より新たに活動をスタートさせた櫻坂46が、1stシングル「Nobody’s fault」(12月9日発売)をリリース。再出発の日に先駆けて初のライブパフォーマンスを“約束の地”とも言える、東京国際フォーラム・ホールAにて『デビューカウントダウンライブ!!』として開催した。ライブ前には表題曲センターを務める森田ひかるが欅坂46楽曲での“僕”に語りかけているかのような新たな始まりを彩るオープニングVTRと、欅坂46時代とは異なる新たな「OVERTURE」が流れ、全国のライブビューイング会場を盛り上げた。
3人のセンターを中心に櫻坂46としてのスタートラインに立ったメンバーたちは、欅坂46時代の活躍を糧にしつつ希望に溢れた表情でパフォーマンスを繰り広げ、1人1人の魅力が輝いたライブとなった。
森田ひかるセンター曲は「感情的でメッセージ性の強い楽曲」
選抜体制ではなく全メンバーで創り上げていく今回のシングル。収録される計7曲すべてに14人体制が適用され、メンバーを入れ替えてパフォーマンスをする。なお、1列目の3人、2列目の5人は通称“櫻エイト”として全楽曲に参加し、3列目の6人は曲によってメンバーが入れ替わる。ライブは、表題曲「Nobody’s fault」からスタート。この楽曲のメンバーは白を基調にピンクの差し色が入ったまるで“櫻”のような衣装に身を包み、今回新たにセンターとなった2期生の森田を中心に笑顔を見せつつも、力強く芯のあるパフォーマンスを繰り広げた。
森田センターの14人は「感情的でメッセージ性の強い楽曲」を届けるといい、続けてカップリング曲「ブルームーンキス」と「最終の地下鉄に乗って」を初披露した。
「ブルームーンキス」では、センターの森田が可愛らしいセリフにも挑戦。「最終の地下鉄に乗って」ではメッセージ性の強い歌詞をコロコロと変わる表情で表現するメンバーの姿が印象的だった。
藤吉夏鈴センター楽曲は「自分なりの解釈を見つけて」
そして「なぜ、恋をして来なかったんだろう?」のミュージックビデオでも着用していた、黒と白を基調とした衣装にチェンジを終えた“櫻エイト”含む、表題曲とは異なる14人のメンバーでは2期生の藤吉夏鈴をセンターに「Plastic regret」と「なぜ、恋をして来なかったんだろう?」の2曲を披露。「Plastic regret」ではメンバーそれぞれのソロパートが目立ち、一糸乱れぬダンスにプリーツのスカートは美しい広がりを見せた。
藤吉は「なぜ、恋をして来なかったんだろう?」について「歌詞だけ見ると恋愛曲なのかな?と思うと思うんですけど、私は最近新しい解釈の仕方を見つけて、全く恋愛とは違ったような解釈を見つけました」と語り「なので皆さんも自分なりの解釈を見つけてみて下さい」とファンに呼びかけた。
希望に満ち溢れた表情で山崎天センター曲披露
続いて、2期生の山崎天(※「崎」は正式には「たつさき」)がセンターを務めるパートに突入すると「Buddies」のミュ―ジックビデオで着用していた白をベースとしたスポーティーな衣装に身を包んだ14人が登場。1期生の齋藤冬優花を中心に、明るく疾走感のあるメロディーに合わせたダンスを繰り広げた。その後、光と映像を駆使した近未来的な雰囲気で「半信半疑」をクールに披露。
山崎は「Buddies」について「仲間の大切さとか生きることの大切さを改めて感じさせてくれる曲ではないのかなと思っています。色んな解釈をしていただきたいです。この作品が世界中の方に届くように祈っています」と語り、前向きな歌詞を体現するような希望に満ち溢れた表情を浮かべ、たくましいパフォーマンスを見せた。
秋元康氏がこの日のために作詞「櫻坂の詩」
1stシングルに収録される計7曲の披露を終えると、1期生の土生瑞穂が登場。「本日は全国各地の映画館でライブビューイングをご覧いただきありがとうございます。振り返ってみると楽しい事ばかりだけではなくて、時には苦しいことや悲しいこともありました。でも、その景色があったからこそ今私達は背中を押されたように前しか向けないし、そこには大きな夢が広がっているんだなと改めて感じています。いつまでも皆さんの心の中に咲き続けるそんな素敵なグループでありたいです。これから一緒に新しい坂を登っていきましょう。これからも櫻坂46の応援よろしくお願いします!」と熱く語った。その後も続々とメンバーが登場し、1人ひとりが今回のライブを迎えての思いや今後の活動への意気込みを明かしていった。
全員の挨拶が終わると菅井友香が「この日のために秋元先生が1曲書きあげてくださいました!」と発表し、メンバー全員で「櫻坂の詩」を披露。
ゆったりとした曲調でありながらも、グループとしてこれから新たな坂を登っていくというメンバー全員の強い意志が表れた歌詞で、櫻坂46の明るい未来を予感させた。なお、櫻坂46でのキャプテンはまだ決まっていない。
欅坂46から“櫻坂46”として再スタート
秋元康総合プロデュース。応募者2万2509人のオーディションを経て、2015年8月に乃木坂46に続く「坂道シリーズ」第2弾グループとなる欅坂46として誕生。2016年4月6日、1stシングル「サイレントマジョリティー」でデビュー。同年末にはデビュー8か月にして第67回紅白歌合戦に初出場を果たした。2018年11月には2期生9人が加入。デビューから8作連続でオリコンシングルチャート1位を獲得、4年連続で紅白歌合戦にも出場。2019年9月には初の東京ドーム公演を2日間にかけて開催。2020年2月に坂道研修生の中から新たに6人が2期生として加入。
2020年7月に配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」を開催し、同公演内で10月のラストライブをもって欅坂46の活動休止と改名を発表。9月に新グループ名が櫻坂46になることが、渋谷駅前の街頭ビジョンでサプライズ発表された。10月12日・13日の2日間に渡って開催された「欅坂46 THE LASTLIVE」は約57万人の視聴者を魅了し、欅坂46は幕を閉じた。2020年10月14日より櫻坂46が活動をスタート。(modelpress編集部)
「櫻坂46 デビューカウントダウンライブ!!」セットリスト
影ナレ:藤吉夏鈴、山崎天(※「崎」は正式には「たつさき」)OVERTURE
M1.Nobody's fault
MC
M2.ブルームーンキス
M3.最終の地下鉄に乗って
M4.Plastic regret
MC
M5.なぜ 恋をして来なかったんだろう?
M6.半信半疑
MC
M7.Buddies
MC
M8.櫻坂の詩
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