JO1、初ファンミで新曲初披露「僕たちの方が会いたかった」 振り付き挨拶&ポーズも発表<イベントレポ>
2020.02.01 15:56
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日本のエンターテイメント界で過去最大級の番組制作規模となる日本発の“サバイバル“オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で応募総数約6,000人の中から誕生したボーイズグループ・JO1(読み方:ジェイオーワン)が1日、初のファンミーティング「JO1 1ST FANMEETING」を、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールにて開催した。
JO1、初ファンミで新曲含む5曲パフォーマンス
「PRODUCE 101 JAPAN」では、約3カ月にわたる熾烈な競争を繰り広げ、番組視聴者である”国民プロデューサー”の累計約6,500万票の投票により、2019年12月11日の最終回で豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨の11名のメンバーが選ばれ、JO1が誕生。今回のファンミーティングは、オフィシャルファンクラブ内で発表されるや否や応募者が殺到し、予定販売数を即上回り、急遽2会場(横浜・大阪)で、計2公演の追加が決定。1月31日の追加公演から始まり、関東・関西で全6公演の開催となる。
1日の公演では、メンバーによるトークや「PRODUCE 101 JAPAN」のテーマ曲『ツカメ~It's Coming~(JO1 ver.)』、3月4日に発売されるデビューシングル『PROTOSTAR』から新曲『無限大』を含む5曲をパフォーマンス。2月2日から始まる初出演のテレビCMを全国放送開始に先立ち、映像を初公開した。
『YOUNG』でJO1ファンミ開幕
約4,400人のファンが来場。ロビー周辺に届いたファンからの祝い花の合計150基となります。会場ロビーはスポンサーや関係者だけでなく、有志や海外ファンからのフラワースタンドで上の階まで埋め尽くされ、JAM(ファンの総称)の熱狂は開演前の会場から伝わってきた。祝い花は合計150基だったという。
まず、「PRODUCE 101 JAPAN」の軌跡を振り返るVTRが流れ観客の期待が最高潮に高まると、デビュー評価曲『YOUNG』で開幕。ブラックやメタリックの高級感のある衣装でクール&セクシーに魅了。センターには1位の豆原が立ったが、それぞれオリジナルメンバーのパートも残された歌割りで、安藤誠明が務めていたメインボーカルは河野と與那城が、ラップは鶴房に加え、木全、佐藤、金城が担当。最後は赤いハンカチを胸元から出して宙に放った。
振り付き挨拶・JO1ポーズお披露目
歌い終えるとお笑いタレントのタケトが司会として登場、メンバーを待つ間会場の空気を温めた。そして再びメンバーがステージに戻り、振り付きの挨拶を初お披露目し、親指を横に人差し指を突き上げ掲げる“JO1”ポーズを見せ、JAMに伝授。川尻が「グループ名の由来とか考えて作ったんですが、カッコよかったですか?」と笑顔で問いかけると、観客は「可愛い!」と興奮した。
1人ずつの挨拶となり、沖縄出身の與那城は「ハイサイ!ぜひこれ以上無いくらい盛り上がって下さい」といつもの挨拶。河野も自分の番が来ると「ハイサイ!」と真似して與那城からツッコミが。河野は「昨日めちゃ緊張してしまって、それがちょっと勿体ないなと思ったので、今日は落ち着いて皆の顔を見ながら、楽しんでいきたいと思います」と意気込んだ。
佐藤も「まだ緊張しています」と初々しく話し、「ついにこの日がやってきましたね!皆盛り上がって行きましょう」と元気よく呼びかけ。金城も歓声に照れながら「すごく会いたかったです」とJAMを喜ばせ、「2回目になるんですけど、最高のパフォーマンスをお見せするので楽しんで下さい」とコメント。白岩は「『PRODUCE 101 JAPAN』が終わってから待たせてしまって、すごくこの日が待ち遠しかったんですけど、この日を一緒に迎えられてすごく幸せです。今日のパフォーマンスで皆さんも同じ気持ちに特別な日になればいいなと思うので、皆さんも楽しんで下さい」とJAMに寄り添って挨拶した。
続いて天然キャラの木全が「おはようございます、こんにちは」と普通に挨拶すると、会場からは笑いが。「昨日はすごく緊張してそれしか頭になかったんですけど今日は落ち着いてやりたいと思います」と話した。鶴房は逆に「今日はもう少し緊張感を持って落ち着いてやりたいと思ってます」と宣言。大平は「今日は本当に楽しみたいので、一緒に思い出を作っていきましょう」といつもの笑顔で和ませた。
川尻は「皆さん会いたかったですか?」と問いかけ、「会いたかった!」の大歓声を受けると、「僕たちの方が会いたかったです」と続けてJAMはさらに熱狂。川西は「皆さんは僕らのことを忘れないくらい沢山見て下さい」とお願いし、「僕たちも忘れられないくらい皆さんのことを沢山見て、手を振ります」と2階席、3階席に目を向ける。豆原もそれを受け、「遠くの方まで見ながら頑張ります!」と会場全体に手を振った。
JO1メンバー、デビュー決定の反響・初ファンミへの喜び語る
「PRODUCE 101 JAPAN」最終回が19歳の誕生日だった鶴房は、放送の反響を聞かれ、「思った以上に反響はありました」と答え、「あんまり仲良くない子からも(連絡がきた)…(笑)」とぶっちゃけると会場からは笑いが。「でも嬉しいです。ありがとうございます」と感謝した。豆原も「学校の友達や親しかった人からそれこそ『誰だっけ』って人まで(笑)、色んな人から『おめでとう』って言って頂けて嬉しかったですし、これから頑張らなきゃいけないなと思いました」と回顧。結成から一ヶ月半のことを振り返り、「ダンスと歌のレッスンはもちろん、『無限大』のMVとCM撮影だったりをしていました」と明かすと、「3月4日にデビューするんですけど、『日経エンタテインメント』さんの表紙をやらせて頂くことになりました」と発表した。
結成して初めてJAMと会うことができ、川西は「ほんっとうに嬉しいです。僕たちも本当に早く会いたかったので。まさかこんなに沢山の方が来てくれると思ってなかったです」と頬を緩ませて喜びを噛み締めコメント。
河野が話し出すと、普段より小さな声に会場から笑い声があがり、河野は「…なんかおかしいですか?」とキョトン。“テンション係”なのにテンションが低いと突っ込まれると、「はい!」と仕切り直すも、「いやほんまに…、ありがたいことやし、僕たちもまだデビューしてないのに『PRODUCE 101 JAPAN』を経て沢山の方に愛されてスタートをきれるのが幸せもんやし、これからももっともっとJAMの皆さんを幸せもんにしていきたいです」と真面目に続け、タケトは「うわー良いこと言うね!ずっと棒読みだから感情ないかとと思った」と感心させた。
また、ファンから案を募って決定したファンネーム「JAM」の話題では、佐藤が印象を聞かれ、「可愛い名前だなって思いました」と回答。好きなジャムを聞かれると、「全部好きなんですけど、マーマレードですね」と本当の“ジャム“の種類を素直に答えてタケトから突っ込まれていた。
大平がJO1の「J」、JO1とファンを繋ぐANDの「A」、ファンを指す“ME”の「M」を合わせた意味があると説明。英語の「JAM」には「満杯」という意味もあるため、木全が「僕たちのライブ会場も満杯になったら良いなと思いました」と話すと、周りのメンバーからは「テキトーじゃん」とツッコミが入り、ハイチェアに座って落ち着かない様子にタケトから「フラフラしてますけど(笑)」と心配されていた。
JO1、CMを初鑑賞&ジェスチャーゲーム
続けて、2日より放映開始されるCMを「僕たちもまだ観てません」というメンバーとともに会場で鑑賞。メンバーは仲良く肩を抱いたりCMのダンスを踊ったりしながら笑顔でCMを観た。
豆原は「僕らも初めてのCM撮影だったので緊張して、今こうして完成したのを観るとすごく良い作品ができたな、と。これがテレビで観れるのが本当に嬉しいです」としみじみ。白岩は「(ファンから)反響があったと聞きまして、支えられてありがとうございますという気持ちが強いです」とメイキング映像へのJAMの盛り上がりに感謝。放映中も「めっちゃええ!」と喜びを爆発させていた河野も「もう1回観たいなとか思うんですけど、これがテレビで観れるらしいんですよね?」と興奮気味に話した。
金城は「周りのメンバーはLINEで(友達から連絡が)『100件来た』とか聞いたんですけど、僕はお母さんとか家族くらい…お母さんは喜んでくれました」と少し寂しそうに打ち明け、與那城は「沖縄でこのCMが流れることによって沖縄の人を元気づけたい」と地元愛をにじませ、「沖縄から来た人?」と会場でも同郷のJAMを見つけると嬉しそうに手を振った。
JO1、ジェスチャーゲームで対決
その後、ジェスチャーゲームのコーナーでは名前が「S」から始まるメンバー(大平、金城、木全、與那城、鶴房)とそうでないメンバー(川西、河野、豆原、白岩、佐藤、川尻)に分かれて対決。会場のJAM3人へのサイン色紙をプレゼントする権利をかけて奮闘した。Sチームは冒頭から回答メンバーがモニターの答えを見てしまい、「見ちゃった!」と申告。「カンニングしたでしょ!」と司会から突っ込まれ、しっかりと顔に手を添えて見ないように仕切り直すハプニングもあったが、全身でお題を表現し次々に正解を出し、17個回答。
「ノーS!」と円陣を組んで対抗した“Sじゃないチーム”も高い表現力で正解を連発したが、16個と1個足りず敗北。「バレンタイン」のお題で川尻がチョコを渡す動作をした場面では、会場が黄色い声に包まれたが、「ゼクシィ」など珍回答が飛び出し笑わせた。
負けた“Sじゃないチーム”は罰ゲームとして『YOUNG』の倍速ダンスに挑戦。最初のフォーメーションから忠実に再現し、息を切らしながらも踊り会場から大きな拍手を受けた。
本編が終わると観客から、「JO1!」の声が響きアンコールへ。JO1初のファンとのイベントは、大盛況で幕を閉じた。
「JO1」
2019年に社会現象を起こした、日本最大級のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の中で、視聴者である“国民プロデューサー”によって101人の中から選ばれた11人で結成されたグローバルボーイズグループ。グループ名「JO1」(ジェイオーワン)には、「PRODUCE 101 JAPAN」で一緒に夢を目指した練習生たちが一つになって、世界の頂点を目指していくという意味が込められている。(modelpress編集部)
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