【日向坂46クリスマスライブ詳細レポ】初東京ドーム公演決定でメンバー号泣 グループ最大規模で“全方位幸せ無敵ライブ”<セットリスト>
2019.12.19 00:00
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日向坂46が、東京・幕張メッセ国際展示場4~6ホールにて12月17日~18日にかけて、クリスマス・ライブ「ひなくり2019~17人のサンタクロースと空のクリスマス~」を行った。2日間で4万人を動員し、グループにとって最大規模のライブとなった。ここでは、18日に行われた最終公演のレポートをお届けする。<詳細レポート/セットリスト>
日向坂46、初東京ドーム公演決定
アンコールで「サンタからプレゼント」とし、メンバーにもサプライズで発表が。「『ひなくり2020』決定!特別バージョンIN東京ドーム」と、2020年12月6日~7日の2Daysで東京ドーム公演を行うことが発表された。メンバーは泣き崩れ、放心状態。キャプテンの佐々木久美は「東京ドームのことは本当に知らなくて…。ありがとうございます。ちょっと動揺して…。キャプテンなのにしっかりしなきゃ」と動揺している様子。
「びっくりしすぎて頭真っ白!びっくりしたしか言えないんだけどどうしよう!」(加藤史帆)、「腰が抜けて…まだ信じられない」(松田好花)、「毎回ライブの最後で『約束の卵』を歌うたびに、いつかあの景色が見られるのかなって思い描いていて…この大好きなメンバーと一緒にライブに立てるって思ったら今からワクワクするし、『ひなくり2020』にはぜひ皆さんも来てほしいなと思いました」(渡邉美穂)と口々に驚きを見せた。
そして、久美は「2019年は日向坂46に改名してすごくいろいろなことがあって、楽しいだけじゃなくて悲しいこともあったし、自分たちの実力と皆さんの期待が合っていないというか、すごく不安な気持ちになることもいっぱいあったんですけど、それでもいつもおひさまの皆様は『日向坂46が大好き』とか、ライブでも声援を送ってくださるし、いつもファンレターとか握手会とかでもたくさん励ましの言葉をくれるし、本当に私たち日向坂46は皆さんに支えられていて、おひさまの皆さんがいなければ、こんなに素敵な活動はできていないと思います。本当にいつもありがとうございます」と感謝。
「この曲がもっと意味あるものになるのかなって思います。来年の2020年の『ひなくり』に向けてこの曲を最後に歌いたいと思います。それでは聴いてください。『約束の卵』」とファンとの約束を歌った「約束の卵」を涙で声が詰まりながらも心を込めて歌った。
最後に久美が「大好きなメンバーと大好きなおひさま、そして支えてくれる皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに、これからもみんなで突っ走って行こうね!」と掛け声をかけると、メンバーも大きな声で「はい!」と返事。最後は宮田愛萌の最敬礼で幕を閉じた。
日向坂46、全国アリーナツアー決定
また、全国アリーナツアーも決定。小坂菜緒は「私たち2期生はツアーを1回しかやったことしかなくて、その時は東名阪だったので今回初めて行く場所もあって楽しみです!」と喜び。17日の公演では、メンバー総出演で日本テレビ系ドラマ「DASADA」(2020年1月15日スタート/毎週水曜深夜24時59分~)の主演、ドラマの世界観とコラボしたスペシャルライブイベント「日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW」(2020年2月4日~5日/神奈川・横浜アリーナ)の開催、そして4thシングル決定が発表されていた。
“ひなくり”再び 日向坂46がステージに舞い降りる
2018年、日本武道館での単独公演として行った「けやき坂46 ひらがなくりすます2018」。今年2月に「日向坂46」へと電撃改名をし、再びクリスマスの時期にステージに舞い降りた。クリスマスライブは、VTRの映像とともにライブを並行。2018年は、今年8月にグループを卒業した柿崎芽実さんがストーリーの軸となっていたが、18日の公演ではグループの癒やし的存在である2期生の丹生明里を中心にストーリーを展開。日向坂46らしい、キュートな世界観を表現していた。
日向坂46全員で初の「誰よりも高く跳べ!」「期待していない自分」
アンコールでは、初めて1・2・3期生全員揃っての「誰よりも高く跳べ!」からの「期待していない自分」。どちらもライブでは定番の曲だが、さらにパワーアップしたパフォーマンスは、今の日向坂46の勢いを表し、会場からは地鳴りのような雄叫びが響き渡っていた。松田は「本当にいろんなところに行けて、今回のライブがおひさまと1番目があった気がした」と笑顔。“はなちゃんず”の「まさか 偶然…」 はこの日のハモリが1番うまくいったと富田鈴花が話すと、メンバーも絶賛し、おひさまからも歓声が。
すると、松田はホッとしたようで「いつもすず(富田)が横にいるから歌えるけど、今回は(歌う場所が)離れていたから今日も昨日も不安で…。褒めてもらえて嬉しかった」と涙を流した。
日向坂46、空色サンタ姿で登場
メンバーたちは、空色のサンタ姿で登場。地上でクリスマスを心待ちにしている子どもたちのために、雲の上のプレゼント工場でプレゼントを準備していた。そしてキャプテン・佐々木久美の「ひなくり、いっくよー!」の掛け声で「キュン」「ハッピーオーラ」と元気良く開幕を飾った。MCでは、12月17日に20歳の誕生日を迎えた佐々木美玲が「昨日おひさまの皆さんにたくさん祝ってもらったので、その力で頑張ります!」とにっこり。
クリスマスライブに全編を通して参加するのが今回が初の上村ひなのは「今日は気合を入れていつもと違う髪型にしました。おさげなの!です」とアピールし、歓声を浴びていた。
クリスマスの準備に大忙し
一方地上でも、クリスマスの準備を進める。メンバー内ユニット“りまちゃんちっく”の「ママのドレス」、“はなちゃんず”の「まさか 偶然…」とユニット曲が続き、「ホントの時間」「ときめき草」。そして、“空の神殿”で真っ白な衣装で登場し「こんなに好きになっちゃっていいの?」。「川は流れる」では衣装が光り、まるでメンバーがクリスマスツリーのオーナメントになったようにステージを照らした。「Cage」は歌詞に合わせて大きな鳥かごを使ってパフォーマンスするが、今回はスノードムバージョンに。3期生・上村ひなの初のソロ曲「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」では、動物たちをとともにダンスを見せ“ひなのワールド”全開。生歌での圧巻の歌声で会場を魅了した。富田鈴花は、特技の“パリピラップ”を軽快に披露し、会場を沸かせていた。
怒涛のダンス曲で盛り上がりは最高潮に
終盤は、「Dash & Rush」「My god」と期生別の楽曲を披露。続けて赤いサンタ姿になりクリスマスの準備も本格的に。「ドレミソラシド」「キツネ」「NO WAR in the future」と怒涛のダンス曲で一気に会場の熱気は最高潮となった。ラストはソリのトロッコに乗って「JOYFUL LOVE」。メンバーたちは、おひさまたちが作った虹の架け橋を渡って幸せを届け、虹色に輝く会場を見渡しながら笑顔を見せていた。
日向坂46、“おひさま”を笑顔に
“ハッピーオーラ”を武器に、明るく笑顔あふれるパフォーマンスが特徴の日向坂46は、デビュー曲「キュン」、そして「ドレミソラシド」「こんなに好きになっちゃっていいの?」の怒涛の3作リリース、9月にはさいたまスーパーアリーナで改名後初のワンマンライブを開催。モデルプレスでは、2019年の音楽シーンを振り返る毎年恒例の企画「モデルプレス読者が選ぶ ベストアーティストアワード2019」にて、新人賞(ネクストアーティスト賞)に選出している。デビュー後も快進撃を続けているが、メンバーの思いはずっと変わらず。「“おひさま”全員にハッピーや幸せを届けたい」。そんな思いが詰め込まれたステージ構成やパフォーマンスに、会場にいる誰もが終始笑顔で溢れていた。
東京ドーム公演が決定したほか、「ドレミソラシド」で日本レコード大賞・優秀作品賞受賞、年末には初のNHK紅白歌合戦出場を控えるなど、怒涛の勢いを見せる日向坂46。「苦しくても諦めない」「一緒に歩いて 一緒にたどり着こう」──幕張メッセで満開に咲き誇った“おひさま”の笑顔が、彼女たちの活躍を後押ししていくだろう。(modelpress編集部)
日向坂46「ひなくり2019~17人のサンタクロースと空のクリスマス~」<12月18日セットリスト>
影ナレ:高本彩花、河田陽菜、宮田愛萌<セットリスト>
OVERTURE
M1.キュン
M2.ハッピーオーラ
MC
M3.ママのドレス(りまちゃんちっく/潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)
M4.まさか 偶然…(はなちゃんず/富田鈴花、松田好花)
M5.ホントの時間
M6.ときめき草
M7.こんなに好きになっちゃっていいの?
M8.川は流れる
M9.Cage(やんちゃるふぁみりー/東村芽依、金村美玖、河田陽菜、丹生明里)
M10.一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない(上村ひなの)
M11.Dash & Rush
M12.My god
ダンストラック
M13.ドレミソラシド
M14.キツネ
M15.NO WAR in the future
M16.JOYFUL LOVE
EN
EN1.誰よりも高く跳べ!
EN2.期待していない自分
MC
EN3.約束の卵
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