衛藤美彩/乃木坂46 衛藤美彩 卒業ソロコンサート(提供写真)

乃木坂46衛藤美彩、涙で語った思い「本気で何度も辞めようと思った」“みさ先輩”ステージでのラストメッセージ<全文/卒業ソロコンサート>

2019.03.20 00:00

乃木坂46 衛藤美彩 卒業ソロコンサート」が19日、東京・両国国技館で行われた。31日に大阪・インテックス大阪にて開催される22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』発売記念 全国握手会をもって、グループから卒業する“みさ先輩”こと衛藤美彩。ここでは、衛藤がMCで涙ながらに語った、約7年半の活動やファンへの思いを紹介する。<以下、コメント全文>

  

衛藤美彩、涙で語った思い

衛藤美彩/乃木坂46 衛藤美彩 卒業ソロコンサート(提供写真)
この(赤い)ドレスを着て、ようやく自分が乃木坂を卒業するんだなって実感が湧いてきた。いつもは(卒業の時は)全体でライブをしたりとか、そうじゃなく卒業した子もいたけど、どういう風に卒業していこうかなと。卒業を考えたのは、去年の25歳あたりなんですけど、いろんなタイミングがあったりとか、様々な巡り合わせというか、タイミングで、ここ両国国技館でお相撲さんに見守ってもらって(笑)。こういった神聖な場所でやらせていただけるのも本当に奇跡だし、ここに集まってくださった皆さんは、私を見にきょう来てくれて。

全体のライブだと、どうしても規模ももちろん大きくなるし、ドームツアーが決まったりだとか。その中で、衛藤美彩タオルを探して、目線を送って「あ、あの人握手会で見たことある」とか、そういうのももちろん最高に楽しいんですけど、やっぱりソロコンサートをするというのは、大きくは掲げていなかったんですけど、自分の中で目標の1つだったというか、夢の1つで。だから、本当にきょう卒業コンサートを、ソロコンサートという形でやらせていただいているというのは本当にスタッフの皆さんに感謝しかありません。ありがとうございます。

乃木坂で約8年間、7年半活動してきたんですけども、やっぱり最近私を好きになってくださった方も、時期は全然関係ないです。でもやっぱり、私を語る上ではアンダーだった頃の話とか、そういう時期から応援してくださっている方ももちろんいらっしゃって、きょうは大分から家族も親戚も古い友人も来てくれていて、皆さんもこうやって駆けつけてくれて。やっぱりアンダーだった頃の「私こんなに辛かったんです」「私こんなに苦しい思いしてきたんです」って言うのはあんまり好きじゃないんだけど、ちゃんとお話しなきゃなと思って。やっぱりあの期間はすごく自分にとって苦しくて、まさか7年前の自分が、こうやってきょう卒業ソロコンサートをやるなんて思っていなかったし、やっぱり本気で何度も辞めようと思ったし…(涙で言葉が詰まる。ファンから「頑張れー!」)…頑張る。やっぱりファンの皆さんが握手会でたくさん支えてくれたから、今の私がいると思っています。私が「ありがとう」と言いたいです。

AKB48さんも、乃木坂も、いろんなグループも選抜、アンダーと立ち位置がつけられてしまうということは、苦しいことでもあるけど、でもポジションがすべてではないし、今私がいる場所が自分の位置だと思って今までやってきたし、皆さんと一緒にここまで私は走り続けて来たから、そのことに誇りも持っているし、そんな私の思いを、私は参加していない楽曲なんですけど、聞いてください。「アンダー」。

~「アンダー」歌唱後~

ありがとうございます。本当に私の夢がきょう叶いました。ありがとう!本当にメンバーももちろん、スタッフさんももちろん、自分の身近な支えてくれる方ももちろん。でもやっぱり…18歳で大分から上京してきて、きょうまでこの私を応援してくださって、本当に、本当にありがとうございました。皆がいなかったら、ここまで来ることは本当にできなかったし、やっぱりさっきも言ったけど、ポジションとか立ち位置とか、本当に関係なくなってきたのは、やっぱり皆さんのために頑張ろうって本当に思えたからで、皆さんの期待に応えたいとか、皆と一緒に坂をのぼりたいとか、本当に純粋に前に行きたいっていう気持ちで、本当に皆さんここまでついてきてくれて、時には引っ張ってくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そんな感謝の気持ちを込めて。次の曲で最後になります。聞いてください。「私のために誰かのために」。

ダブルアンコール後挨拶

21日と31日の握手会がまだ残っているとはいえ、ステージでお会いできるのは最後だから。あそこに(両国国技館の天井あたり)「正」っていう文字が書いてあるんですけど、何が正しいのかはわからないですけど、今自分が正しいと思った道に私はこれから進んでいくので、3月はお別れの季節だと思うけど、いろいろ気持ちを持っている人がいたら、みさ先輩も同じような気持ちなんだなと、新しい一歩を一緒に踏み出して、そして送る側の人もたくさんいると思うんですけど、私も送られているんですけど(笑)これからも活動を続けていくので、私の応援と、きょう来てくれた私の愛した乃木坂46をこれからも皆さん愛してくれると、私は本当に幸せです!私も愛し続けます!皆さんきょうは遅い時間まで、本当に、本当に、ほんっとーっに!ありがとうございました!まったね~!本当に最後だからね!ばいばーい、ありがとうございました!

(modelpress編集部)


「乃木坂46 衛藤美彩 卒業ソロコンサート」セットリスト

M0:Overture
M1:狼に口笛を
M2:おいでシャンプー
M3:自惚れビーチ
MC
M4:せっかちなかたつむり
M5:シークレットグラフィティー
M6:思い出ファースト
MC
M7:無口なライオン
M8:立ち直り中
M9:意外BREAK
M10:女は一人じゃ眠れない
M11:欲望のリインカーネーション
M12:ひと夏の長さより(アコギのみ)
M13:今、話したい誰かがいる(ピアノのみ)
M14:シンクロニシティ
M15:サヨナラの意味
MC
M16:アンダー
MC
M17:私のために誰かのために
EN
EN1:雲になればいい
EN2:悲しみの忘れ方
MC
EN3:乃木坂の詩
MC
EN4:もし君がいなければ(新曲/衛藤美彩ソロ)
WEN
WEN1:ロマンスのスタート
【Not Sponsored 記事】

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