さらば“こじはる”！小嶋陽菜、AKB48ラストセンター曲の全貌一挙公開＜MV・アー写・ジャケ写＞

小嶋陽菜のラストを飾る“プロレス”MV

同楽曲はテレビ朝日系列連続ドラマ「豆腐プロレス」の主題歌ということもあり、MVの舞台はプロレス。WIP（ワールド・アイドル・プロレスリング）四天王として君臨してきたレジェンド小嶋（小嶋）、デビルタイガー志麻子（岩井志麻子）、ブロッケンシズ（南海キャンディーズ・山崎静代）、ゴッド神取（神取忍）。そのレジェンド小嶋の引退試合、各四天王との死闘を目を見張るアクロバティックな技で勝ち抜き、小嶋が最後の対戦相手として選んだのはWIP期待の新人チェリー宮脇（宮脇咲良）。

互いに鋭い“ガン”を飛ばし合う姿は真剣そのもの、まさにシュート（「シュート」とはプロレス用語で“真剣勝負”を表す）。壮絶な戦いの末、敗れたレジェンド小嶋は自らマスクを取り、最後のマイクパフォーマンスで 11年間の思いを語る。小嶋のAKB48での活動を重ね合わすことができる、熱きミュージックビデオが完成した。

「今までで1番、撮影量が多かった」という小嶋は、「プロレスをやるとは思わなかったですが、『最後だしいいかな』と思って…。とにかく『最後だから…（笑）』って自分に言い聞かせながら、やりました」と最後まで“らしさ全開”のコメント。AKB48として11年間戦ってきた小嶋の最後の勇姿に注目したい。

小嶋陽菜の卒業曲MVに高橋みなみ＆峯岸みなみが登場

また、小嶋の卒業曲「気づかれないように…」のMVも同時に解禁。AKB48グループNo.1のオシャレ番長、最先端ファッションをグループ内にもたらす“黒船”とも言われる小嶋なだけあって、着用衣装は全て彼女自身がスタイリングをし、まさにAKB48卒業後の小嶋の日常を切り取ったセンチメンタルなMVに。

前半の淋しげであり物憂げな表情から、1期生仲間の峯岸みなみ、そして卒業生の高橋みなみも登場し、談笑する場面では素のまさに日常の小嶋がうかがえる。

小嶋は「卒業ソングがソロなのは珍しいかもしれませんが、私の今の心境を秋元先生が考えてくださって、歌詞にして下さったこの曲は、私にとって、すごく大切な曲です」と紹介。「たかみなとみぃちゃんにも来てもらって、3人で共演も久しぶりなので、ファンの方が喜んでくれると思うと、それも楽しみです」と期待に胸を膨らませた。

「シュートサイン」ジャケット写真も解禁

さらに「シュートサイン」のビジュアルも公開。初回限定盤のテーマはガチンコ。プロレスの華やかでドラマチックな側面を、真剣な表情と攻めのポーズで表現している。

初回限定盤の題字は、“軍師官兵衛”や数々の企業コラボでも知られる書道家の祥洲が揮毫、力強いタッチで“戦うAKB48”に華を添えている。通常盤は一転、戦いの後のリラックスした“楽屋裏”がテーマになっており、普段見られないナチュラルな表情が印象的。

なお、初回限定盤、通常盤ともにType Aは小嶋が単独でジャケットを飾っている。静と動、光と影、その表情にも注目だ。（modelpress編集部）

小嶋陽菜コメント

・AKB48 47thシングル「シュートサイン」センター
AKB48 として参加する最後のシングルのMVでしたが、今までで1番、撮影量が多かったです。プロレスをやるとは思わなかったですが、「最後だしいいかな」と思って…。とにかく「最後だから…（笑）」って自分に言い聞かせながら、やりました。

・小嶋陽菜卒業曲「気づかれないように…」
最後っていう感じが全くしなくて、AKB48のMVって感じもあまりしなくて、ファッション雑誌の撮影みたいな感じでした。卒業ソングではあるんですが、歌詞も今までのものとは違うというか、ちょっと大人っぽい前向きな感じです。「カフェラテって言う色のバラが好き」って事前に監督さんにお話していたからか、その花がいっぱい出てくるんですよ。今までピンクのバラが好きだったんですけど、大人になったからか、「カフェラテのバラ」が好きになって…。だから、大人になっていく感じが、私自身とMVがリンクしているのかもしれません。

卒業ソングがソロなのは珍しいかもしれませんが、私の今の心境を秋元先生が考えてくださって、歌詞にして下さったこの曲は、私にとって、すごく大切な曲です。たかみなとみぃちゃんにも来てもらって、3人で共演も久しぶりなので、ファンの方が喜んでくれると思うと、それも楽しみです。

監督コメント

・「シュートサイン」MV：森義仁監督
プロレスということもあり喜怒哀楽が全部詰まった、全部盛りのスタミナ丼みたいなMVにしようと思いました。伝説のレスラー・レジェンド小嶋と伝説のアイドルAKB48の小嶋陽菜の歴史が交差する作品です！じっくり楽しんでください！

・「気づかれないように…」MV：高橋栄樹監督
アイドルとしてよりも、女性アーティストである大人の女性としての小嶋陽菜さんの姿を、写し出しました。10年近く小嶋さんを撮影してきましたが、今回のMV撮影で、まだ見たことのない表情がこんなにもあるのだと知り、表現者としての小嶋さんを、あらためて尊敬しました。今までのどのAKB48のMVにも似ていない、小嶋さんならではの、オリジナルな作品が作れたと確信しています。