高城亜樹、最速昇格&JKT48移籍…波乱のAKB48人生 涙の卒業コンサート<メッセージ全文>
2016.01.21 23:13
21日、東京ドームシティホールにて「高城亜樹・永尾まりや卒業コンサート」が開催され、AKB48を卒業する高城亜樹がファンにメッセージを送った。
「立ち止まりたくない」決意
高城はアンコールに、水色のロングドレスに身を包み、同じく卒業する永尾まりやと登場。最後にファンにメッセージを送った。約7年半前にAKB48に加入。「まさかこんなに自分が長くアイドルをやるなんてって思ってたんですけど、それとは反対にまさかAKBじゃなくなる日がくるんだって実感もわかずにいました」と卒業発表をした昨年12月15日からの日々を振り返り、「でも私は、皆さんが応援してくれてるから立ち止まりたくないんですよ。ずっと前を向いて挑戦し続けたいんです」と前向きに宣言。
加入した2008年に当時研究生からは最速のスピードで昇格したり、2012年にはJKT48に移籍するなど、波乱とも言える経験をしてきたメンバーの一人だが、「でもそんな私を受け入れてくれて今日こうして集まってくれた皆さんが大好きです。そして私のアイドル生活の誇りです」と付いてきてくれたファンに感謝。「これから私は前をしっかり見つめて自分の道を進んでいきたいと思います」と誓った。
高城は「こんな素敵な光景が自分のアイドル生活で見れると思ってなかった」と晴れ舞台に感激の様子で、最後は登場メンバー全員で「アリガトウ」を歌唱した。
北原里英、涙で感謝
セットリストは永尾と高城のコーナーがそれぞれ交互に入れ替わる構成で、高城のパートでは「思い出のほとんど」を同期ではないものの境遇が似ていてともに活動することが多かった北原里英と涙ながらに歌唱。北原は「あきちゃがこの歌を選択して一緒に歌う相手を私に選んでくれて嬉しく思います」と感謝した。さらに自身がセンターを務め、ファンの間でも楽曲人気が非常に高い代表曲「君のことが好きだから」など思い出深い楽曲を次々と披露。MCでは、それぞれ高城との思い出を話し、大家志津香、北原から手紙が読み上げられた。
北原は「AKB48の私の思い出にあきちゃは不可欠です」とし、「人生の中で一番濃厚だった7~8年をあきちゃと過ごせて幸せでした」とメッセージ。卒業後も続く深い絆を誓い、高城も「これからは私が一歩外出るから、辛くなったり何かに悩んだ時はいつでも話してね」と涙。「きっと私達が想像できないくらいすごく重い重圧に耐えながらやってるんだよね。今までAKBにいた時は本当に近い存在でライバルだったけどこれからは親友として仲良くして下さい」とNGT48キャプテンとして新たな道を進んでいる北原にエールを返した。
“唯一の同期”の見送りも
仲川遥香、近野莉菜含むインドネシアい・ジャカルタにいるJKT48の現メンバーからもビデオメッセージが流され、高城は「いつかプライベートを使って皆に会いに行きたい」と喜びをあらわにした。また、唯一の同期生である卒業生の野中美郷も登場。野中と手をつないで顔を見合わせながら「向日葵」をしっとりと歌い上げた(modelpress編集部)
高城亜樹ファンへのメッセージ全文
私が卒業発表をしたのは約1ヵ月前の12月15日、ここの会場でした。そこから、あっという間に1ヵ月が過ぎて、驚いた方も沢山いらっしゃると思います。でもですね、皆さんが卒業発表した後からもこれからの私をこれからのあきちゃを応援するね、とかこれからのあきちゃ楽しみとか、そういう、前向きな言葉を掛けてくれるファンの皆さんがいたからこうして今日ここに立てているんだなと思います。
AKBに入ったのは入ったのは約7年半前。AKB48が好きでオーディションを受けました。AKB48に入って、まさかこんなに自分が長くアイドルをやるなんてって思ってたんですけど、それとは反対にまさかAKBじゃなくなる日がくるんだって実感もわかずにいました。でも私は、皆さんが応援してくれてるから立ち止まりたくないんですよ。ずっと前を向いて挑戦し続けたいんです。
きっと私のファンの方は、ジャカルタに移籍したり、普通のメンバーに比べたらすごく色んなことがあったメンバーの一人だと思います。でもそんな私を受け入れてくれて今日こうして集まってくれた皆さんが大好きです。そして私のアイドル生活の誇りです。
これから私は前をしっかり見つめて自分の道を進んでいきたいと思います。今日は本当に来て下さってありがとうございました。
高城亜樹(たかじょう・あき)プロフィール
2008年、6期研究生オーディションに合格し、加入。12月にチームAに当時研究生からは最速のスピードで昇格。2012年にJKT48に移籍したが、翌年よりAKB48と兼任を開始。2014年にAKB48専任に戻った。2010年から今年11月5日まで同事務所の柏木由紀、倉持明日香と共に派生ユニット「フレンチ・キス」としても活動。総選挙順位は2009年より23位、13位、12位、17位、20位、26位、30位。なお、高城は唯一在籍していた6期生。天然なキャラクターでファンからもメンバーからも「あきちゃ」の愛称で親しまれ、高い人気を誇っていた。セットリスト
~永尾コーナー1.RIVER/永尾、島田、横山、中村、竹内、山内、大場
2.走れ!ペンギン/永尾、島田、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場
3.そばかすのキス/永尾、島田、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場
~高城コーナー
4.ハート型のウイルス/高城、北原、大家
5.Dear my teacher/高城、北原、大家、中田、鈴木ま、宮崎、島田、阿部、横山
~永尾コーナー
6.アボガドじゃねーし/永尾、北原、大場
7.恋よりも Dream/永尾、阿部、中村
8.ツンデレ/永尾、大島涼、武藤、相笠、加藤
9.ジッパー/永尾、中⻄、小笠原
10.君は僕だ/永尾、島崎
11.ミニスカートの妖精/島田、竹内、市川美
12.スキャンダラスに行こう/高城、永尾
~高城コーナー
13.遠距離ポスター/永尾、向井地、大和田、大島涼
14.If/中田、内田
15.渚のCherry/内田、高城、北原、大家
16.君のことが好きだから/高城、北原、大家、中田、鈴木ま、宮崎、島田、阿部、横山、向井地、大和田、大島涼、伊豆田、岡田彩、福岡、飯野、梅田、横島
~永尾コーナー
17.夢の河/島田、永尾、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場、中西、小笠原、武藤、相笠、市川美、加藤
18.タンポポの決心/大島涼、阿部、島田、永尾、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場、中西、小笠原、武藤、相笠、市川美、加藤
~高城コーナー
19.思い出のほとんど/高城、北原
20.向日葵/高城、大家、鈴木ま、伊豆田、岡田彩、福岡、飯野、梅田、横島、大和田、向井地、中田、宮崎、北原、大島涼、阿部、島田、横山、野中
21.桜色の空の下で/高城、大家、鈴木ま、伊豆田、岡田彩、福岡、飯野、梅田、横島、大和田、向井地、中田、宮崎、北原、大島涼、阿部、島田、横山、野中、内田
~アンコール
22.アリガトウ/ALL
【Not Sponsored 記事】