<ダンナの世話をどこまでする?>妻の出産入院中に食べるご飯。用意する?しない?
2021.12.06 15:20
提供:ママスタ☆セレクト
共働きでも、専業主婦でも、夫婦の形として妻が夫をフォローしている家庭はあるでしょう。どこまで夫をフォローするかは、本当にそれぞれです。「ゴミ出しと食器洗い以外は妻の役目」という家庭もあれば、すべての家事を妻と夫で分担している場合もあるかもしれません。
出産直前の大変な時期でも、ダンナの世話をするべきなの?
「SNSで衝撃的な写真を見つけた!」というトピックが、ママスタコミュニティにありました。
『出産入院中のダンナのご飯って、冷凍して用意しておくものなの? SNSの写真を見て衝撃を受けた妊婦です。こんなことまでするくらいなら、入院なんてしたくない(笑)』
投稿者さんは「出産するときまで夫の面倒を見なくてはいけないの?」と、憂鬱(ゆううつ)になってしまったようです。
トピックに寄せられたコメントのなかには、少数ながら「自分もやっていた」という体験談がありました。
『ひとり目出産のときは用意した。ダンナの仕事が激務だったから、家で少しでもゆっくり食べられるようにと思って』
『私はやりました。ダンナは仕事で朝早く、夜遅い。何もできないし、しない人』
「仕事が忙しすぎる」を理由に自分の食事が作らないダンナさん。案外いるものなのですね。「食事作りをするのは妻」と、多少のことでは揺るがない役割分担があるのかもしれません。
『私が出産した当時に読んだ雑誌にも「食べ慣れた味で、家族も安心」とあった。妻が入院前におかずを作って冷凍しておく、ってやつ。世のなかの妊婦ってお腹パンパンで大変なのに「入院中のダンナの世話までしなくちゃいけないの?」って、悲しくなったのを覚えています』
臨月の妊婦のお腹は、まさにパンパンです。身体を動かすのもひと苦労という状態で、自分が入院中の夫の食事の心配までしなくてはいけない……。人によってはモヤモヤすることもありそうです。
なかには元気に動ける妊婦もいるでしょう。食事を用意していた人の理由として「ダンナの仕事が忙しい」ということがありましたが、他にも「体調がよかったから」「暇だったから」というコメントもありました。それまでバリバリ働いていた人が産休に入り、暇を持て余す場合もありそうです。料理が好きで、楽しみとして作る人もいますよね。
『今はふたり目を妊娠中。上の子のために、今回はやるつもり』
ダンナさんではなく、わが子のために用意をする人もいます。お子さんにとってママの入院は寂しいでしょうが、ご飯を通して存在を感じられれば、気持ちも落ち着くでしょう。
大人なんだからどうにかなる。「するわけがない!」の声が続々と
今回の投稿を受けて、圧倒的に多かったコメントが「するわけがない」という声でした。
『ダンナのママンじゃあるまいし、用意する発想は微塵(みじん)もなかったわ。いい大人なんだから自分でできるでしょ』
『お金渡して終わり』
『それどころではない』
コメントのほとんどが「やらない」ではなく「するわけがない」。妻たちの「当たり前でしょ!」という強い思いが伝わってきます。
では妻たちの不在中、ダンナさんはどんなふうに食事をしているのでしょうか?
『レトルトカレーとか、冷凍おかずセットとかを買っておけばいいよ。弁当を買うなりして、適当にやるさ』
『朝はパン。お昼は、子どもたちには給食がある。夕飯だけ義実家に行って食べたり、近所の弁当屋とかファーストフードとか。ダンナも子どもたちと外食を楽しんでいたよ』
「スーパーでお惣菜を買う」「コンビニを利用」「外食する」などなど、今の時代、自炊ができないダンナさんだってどうにでもなりますよね。実家が近くにある場合は、そちらにお世話になることも多いようです。
さらにみなさんのおすすめが「冷凍・レトルト食品のまとめ買い」でした。
『ダンナのためというより、退院して来たときの自分用にいいよ』
市販の物だけでなく、「冷凍おかず」を自分のために作っていた人もいました。里帰り出産をするのなら不要かもしれませんが、出産後の大変な時期に「冷凍おかず」があれば、一から料理を作ることなく済むのでラクですよね。
妻の不在時は、夫が成長できるチャンス!?
出産入院のためしばらく家を留守にすることを、逆にチャンスと考える妻たちもいました。
『ダンナを育てるチャンスをつぶしたくない。うちは息子と一緒に、カレーや野菜炒めを作っていたわ』
『「ご飯、どうしよう?」と言われたから、お金を置いて「ここに食費があるし、スーパーに行けば食べ物があるよ」と言って、入院したよ。ダンナもなんだかんだ自分でご飯を作ったりして、退院したときには自信をつけていた』
妻がいなくなったことで、一念発起したダンナさんもいるようですね。
「ひとりでも、なんとかできる」ことがわかれば、自信にもつながりますよね。この先何らかの事情で妻がいなくなることがあっても、この経験を活かして頑張れるかもしれません。
『そういうことをすると、なんにもしない・できないダンナを育ててしまいそうな気がする。子育てと同時に、ダンナ育ても始まるからね。最初にミスったらあとで苦労する』
『そこまで気を遣っていたら、出産後は赤ちゃんとダンナふたりの世話をしなきゃいけないよ』
ダンナさんのために作ってあげたい、世話を焼くのが好きな妻なら、もちろん好きなだけ作ってあげればよいのです。投稿者さんが目にしたのは、きっとそういう人がSNSにアップした写真でしょう。
でも作るのが面倒なら、しなくたってかまわないのではないでしょうか。このトピック内でも、「やらない」と回答した人が圧倒的多数でした。それぞれが自分のしたいようにすればよいだけで、プレッシャーを感じる必要はありません。
妻の入院期間を「夫が成長するチャンス」と考える人もいます。この先もダンナさんのフォローをしていきたいのか、ダンナさんには自立できるようになってほしいのか。投稿者さんは今後の夫婦の形を想像しながら、どちらを選ぶか考えてみてはいかがでしょうか。
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・マメ美
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