BTS、約7年ぶり来日公演 8年ぶり東京ドームで11万人のARMY熱狂【ライブ全体レポ】
2026.04.19 05:12
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BTS(ビーティーエス)が4月17日~18日、東京ドームにてワールドツアーの日本公演『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG' IN JAPAN』を開催。2019年7月の『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF : SPEAK YOURSELF’ – JAPAN EDITION』以来、約7年ぶりとなる来日公演は熱狂の渦に包まれた。
BTS、韓国アーティストとして過去最大規模のワールドツアー開催
RM(アールエム)・Jin(ジン)・SUGA(シュガ)・j-hope(ジェーホープ)・Jimin(ジミン)・V(ヴィ)・Jung Kook(ジョングク)からなる21世紀のポップアイコン・BTS。『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'』は4月9日に韓国・高陽の総合運動場メインスタジアムで開幕。4月17日・18日の東京ドーム公演を経て、北米、ヨーロッパ、南米、アジアなど計34都市で85公演を開催する。BTSとしても韓国アーティストとしても過去最大の規模となり、今後も日本および中東地域での追加公演が予告されているため、ツアーの規模はさらに拡大する見通しだ。東京ドーム公演は2018年11月の『BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF' ~JAPAN EDITION~』以来、約8年ぶりとなる。BTS、大歓声で幕開け
今回の最大の特徴でもある360度ステージを囲むように埋め尽くされた客席。開演前から「BTS!BTS!」とオフィシャルライトスティック(アミボム)を振るARMYの掛け声は止まない。BTSのアイデンティティと、これまでの旅路で彼らが向き合ってきた感情を凝縮したThe 5th Album‘ARIRANG’を引っ提げて行われた本ツアーでは、冒頭そのロゴフラッグを掲げたダンサーがステージに現れるところから始まった。会場中が真っ赤に染まり、大勢のダンサーが360度ステージを縦横無尽に駆け回ると、7人が漆黒の衣装に身を包み登場。待ちに待ったBTSの再来に割れんばかりの歓声が沸き起こった。1曲目の『Hooligan』ではメンバーが1人ひとりアップになる度に割れんばかりの歓声が会場を包み『Run BTS』まで怒涛に駆け抜ける。『Run BTS』はラストサビで印象的な振付を一糸乱れず披露するとともに、彼らを載せたステージ中央のせり上がった側面のスクリーンが凄まじい速さで動き、楽曲の疾走感を引き立てた。MCではRMが口元に人差し指を立てて会場を静かにさせたと思うと「東京叫べー!もう1回叫べー!」とARMYを煽る。Jung Kookが「ひっさっしぶり!東京の皆さん!ひっさしぶり!」と無邪気に笑い、SUGAが「今回のARIRANG TOURはいくつか新しい挑戦をしてみました。少し慣れなくても最後まで楽しんでくれたら嬉しいです」と丁寧に伝えるのも個性豊かな彼ららしい。『they don't know 'bout us』から始まる次のセクションでは、ピンク色の照明にスモーク、点滅するスクリーンを持つダンサーの群れなど、ミステリアスなサウンドに似合う演出が際立つ。『FAKE LOVE』から十字に伸びたステージを伝ってさらにARMYの近くへ。メンバーは「みんな一緒に!」と各々呼びかけながら「FAKE LOVE!FAKE LOVE!」の掛け声を合わせた。
BTS「SWIM」「MIC Drop」「IDOL」名曲続々
人生という荒波の中でも立ち止まることなく、泳ぎ進み続ける姿勢を歌った‘ARIRANG’のタイトル曲『SWIM』は、楽曲における「人生という荒波」をダンサーが持つ柔らかな白い布で表現し、広大な海に大きな水滴を1滴垂らしたような、その中心から7人は歩き出す。中央にいた7人がダンサーの広げたその布の下に入ると『Merry Go Round』で再び姿を現し、メリーゴーラウンドのように周りながらしっとりとした歌声を届ける7人も、スパンコールのきらめきも幻想的な空間を演出していた。楽曲が終わると布に覆われたメンバーがダンサーとともにステージ脇へとゆっくりはけていく。その間ずっと流れていたアウトロに終止符が打たれると、ステージでの“生き様”に自然と客席からは称賛の拍手が送られた。メンバーが去った場所からダンサーが白、青、黄色、赤と色とりどりの布をたなびかせてステージにやってくる。すると、大地のように揺れ動くステージに民謡と太鼓の音が流れ、続いてエレクトリックピアノの音色に合わせ水中のようなスクリーン映像に透明な布をまとったダンサーたちが舞い始める。雰囲気は一変し、燃え盛る炎と赤のライトの激しい点滅。さらに早送りの錯綜する映像とともに青と赤のマントに身を隠した大勢のダンサーたちが襲来する。やがて全員が一斉にそのマントを脱ぐと均一化された白色のマントに。さらにそのうちの7人が華やかに姿を現し、BTSのメンバーが紛れ込んでいることがわかった。
『2.0』のイントロとともに大歓声を浴びた7人は、MCでも「雰囲気が本当にいいですよね!(j-hope)」「この後も今みたいに楽しんでくれたらもっと完璧な公演になると思います!(Jung Kook)」とARMYの反応に喜び。VとJiminによる「Jiminさん」「はい!Jiminです!」「こっちに来い!ARMYの皆さんに次のステージをもっと楽しめる方法を教えてください」「分かりました。準備できる?」という微笑ましいやり取りを経て『Not Today』からますますヒートアップ。『MIC Drop』の進化したフリースタイルと力強い歌詞に背中を押され、『FYA』『Burning Up (FIRE)』のマッシュアップでARMYの心は燃え上がる。最新アルバムの象徴ともいえる韓国の代表的な民謡「アリラン」が大胆にサンプリングされた『Body To Body』から、そして大きなフラッグを持ったダンサーたちを7人が引き連れながら外周を回る、お祭り騒ぎのような『IDOL』へ。彼らが去っても、祭りは終わらないとでもいうように音楽は鳴り止まず、ARMYたちは「おかえり!」「ボラへ!(「紫」と「愛してる」の造語/BTSとARMYが互いへの愛を伝える特別な言葉)」と各々が愛を伝えながら、満面の笑みで体を揺らす。その姿は海を超えて愛され続けるBTSとARMYの輪がとてつもなく広がっていることを改めて感じさせた。
BTS、日本オリジナル曲も披露
4月3日にリリースされた‘ARIRANG’のDeluxe Vinyl(限定LP盤)収録曲で、SUGAが制作に携わった隠しトラック『Come Over』に乗せて、グッズに身を包んだ7人が再登場。Vがボクシングの構えをするとJung Kookが肩をもみ、やがて一緒にボクシングのシャドーイングをするお茶目な姿も微笑ましい。RMが流暢な日本語で「『Billboard Hot 100』でほぼ10週連続1位!」「皆さんの隣の家の犬のポチでも知ってるその曲!」と紹介し『Butter』、そして『Dynamite』と世界的な代表曲が続くと、会場のボルテージも上昇。メンバーも阿吽の呼吸で目を合わせながら踊り、まるで彼らが音楽で無邪気に遊んでいるところを覗き見ているかのような気持ちにもさせられる。日本公演ならではの選曲として『Save ME』、そして日本オリジナル曲『Crystal Snow』と続くと、メンバーは「みんな!歌って~!」と呼びかけ、ARMYと合唱する感動的な瞬間が生まれた。7人は公演中何度も「お久しぶりです」「とても会いたかった」「ARMY愛してる」と口にした。最後の最後まで満員のARMYに手を振り、ハートポーズやボードのリクエストに応える姿からは、メンバーも約7年ぶりとなる日本での公演を心から待ち望んでくれていたであろうということがひしひしと伝わってきた。(modelpress編集部)
「BTS WORLD TOUR 'ARIRANG' IN JAPAN」セットリスト
1.Hooligan2.Aliens
3.Run BTS
4.they don't know 'bout us
5.Like Animals
6.FAKE LOVE
7.SWIM
8.Merry Go Round
<VCR>
9.2.0
10.NORMAL
<MC>
11.Not Today
12.MIC Drop
13.FYA
14.Burning Up (FIRE)
<MC>
15.Body to Body
16.IDOL
<VCR/ARMY TIME>
17.Come Over
<MC>
18.Butter
19.Dynamite
<MC>
20.Save ME
21.Crystal Snow
<ENCORE>
22.Please
23.Into the Sun
【Not Sponsored 記事】
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