【aespaライブレポ】“全公演即日完売”アリーナツアーで確かな実力証明 “幅”で魅せる圧巻ソロステージも
2025.11.28 12:00
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4人組グローバルグループ・aespa(エスパ)が11月27日、大阪城ホールで全国アリーナツアー「2025 aespa LIVE TOUR – SYNK : aeXIS LINE – in JAPAN」のツアーファイナルを迎えた。10月4日のマリンメッセ福岡A館からスタートし、全国5か所11公演をまわった本ツアー。全公演即日完売で、11月8日の東京・国⽴代々⽊競技場第⼀体育館では、来年4月11・12日に京セラドーム大阪、4月25・26日に東京ドームの追加公演を発表し、改めて人気の高さを証明した。
【aespaライブレポ】11/9(日)@東京・国⽴代々⽊競技場第⼀体育館
同ツアーが日本初披露となる「Rich Man」をはじめ、全26曲を披露した。デビューから独自のメタバースコンセプトを貫き、音楽的にもパフォーマンス的にも確固たる「軸」を築き上げた今のaespaだからこそ提示できる、自信に満ち溢れるステージだった。aespaが東京・代々木に「降臨」
17時すぎ、会場の照明が落ち「Welcome To MY World」が流れ始めた。天井から白幕がセンターステージを四方囲うように降りてくる。熱気が高まり、MY(=aespaファンの呼称)がメンバーの名前を叫んだ。白幕が完全に落ちると、ゴンドラで宙に浮いた4人が姿を現した。会場は途端に興奮のるつぼと化す。紅く煌めく衣装に身を包んだKARINA(カリナ)、WINTER(ウィンター)、GISELLE(ジゼル)、NINGNING(ニンニン)の4人は異次元から降臨したかのように光り輝いた。オープニング楽曲は、昨年ツアー「SYNK : PARALLEL LINE」の本編フィナーレを飾った「Armageddon」。重厚なベースサウンドが会場を揺らし、メインステージでは炎が立ち上がった。
「Set The Tone」ではタイトルの通り、今夜の空気を決定づけるようなアグレッシブなラップとボーカルで会場を支配していく。「Drift」では心地よい口笛が頭から離れない。メンバーを見下ろす形となる天カメ演出に歓声が上がる。序盤の3曲で一瞬にしてMYを自分たちの領域へと引きずり込んでいった。
MYのために。日本語で行ったaespaのMC
最初のMC。音がなくなり、MYの声がメンバーにダイレクトに届く。メンバーたちは息を切らしながらも笑顔を見せた。全員「シンクアクシスラインにお越しのみなさーん!せーの!こんにちはー!aespaでーす!」
KARINA「昨日、来てくれた方も、今日初めて来た方もいると思います。一人ずつ、改めて挨拶します。私から。こんにちは、KARINAです!aespaのために、大切な時間を割いて、来てくれて本当に本当にありがとうございます。今日も最高のステージでお返ししますので、楽しみにしていてください」
WINTER「こんにちは、WINTERです!昨日の公演がすごく楽しかったので、今日も本当に期待しています。今日は、昨日よりもっとたくさん笑って、一緒に楽しみましょう!」
GISELLE「こんにちは、GISELLEです!今日も全力でステージのためにエネルギーを出しますので、みなさんも最後まで一緒に盛り上がってくださいね」
NINGNING「こんばんは、NINGNINGです!今日もさすがaespaだったね、と言ってもらえるように頑張ります」
KARINA「今回のツアーのタイトルは『中心軸』という意味です。今日はみなさんと一緒に、私たちの中心軸を探しにいこうと思うんですけれども、準備できましたかー? ではそろそろ次にいきましょうか」
ソロステージで魅せたaespaの幅
ライブは目玉の一つであるソロステージへ。トップバッターのKARINAが披露したのは重厚なトラックサウンドとクセになるフックが特徴のヒップホップダンスナンバー「GOOD STUFF」。自身がある学生をコンセプトにしたアニメーションを見て作詞した。スクールガール風の衣装には日本語カタカナで「カリナ」と書かれた名札をつけた。
続いてNINGNINGが登場し「Ketchup And Lemonade」をドロップ。ゆったりとしたトラックサウンドと寂しさを感じさせるボーカルが融合したR&Bナンバー。幻想的な空間で繰り広げられる、しなやかなダンスに観客は思わず息を呑む。
空気を一変させたのはGISELLEの「Tornado」。爽やかで幻想的な感性を込めたトロピカルダンスナンバー。GISELLEは「私が楽しい時間を過ごしたいと思うときに聴きたくて、みなさんもそういうときに聴いてほしくて作った曲」と紹介した。
ソロパートのラストはWINTERが「寂しいときに聴いてほしい」と語る「BLUE」。透明感の中に切なさを帯びたその歌声は観客の心に深く染み渡っていく。彼女も参加した歌詞には「無理に笑ったの。壊れないように平気なように」と日本語も含まれていた。
aespaの真骨頂。止められない熱狂
日本デビューシングルであり、彼女たちのエネルギッシュな側面を強調する「Hot Mess」からスタートした中盤戦。「Trick or Trick」「Flowers」「Lucid Dream」「Thirsty」「Angel #48」「Better Things」「ZOOM ZOOM」と続け、ライブは終盤に差し掛かる。今回の主人公曲といっても過言ではない「Rich Man」、そして「Kill It」と、強烈なヒップホップビートが鳴り響く。KARINAがスクリーンに映り「Kill It」と決めると、悲鳴のような歓声が上がった。「Dark Arts」での妖艶かつ力強い群舞を経て、いよいよキラーチューンの連打が始まる。イントロが流れた瞬間、一気に沸いた「Next Level」。もはやK-POPのアンセムともいえるこの曲で、会場の一体感は限界を超え、「Supernova」へと繋ぐ。全MYの渾身の掛け声が合わさったサビの爆発的な盛り上がりは、まさに超新星のごとく輝きを放った。
テクノサウンドを取り入れた「Whiplash」では、無機質でありながら中毒性の高いビートに乗せ、首をアイソレーションさせる特徴的なダンスで観客を釘付けにする。「スーパージゼルタイム」の高揚感はやはり格別で、感激のあまり「生で見るのやばい…」と思わず漏らすMYの声も聞こえた。
本編最後を飾ったのは「Girls」と「Drama」のMash up Versionだ。過去ツアーの最初の楽曲同士を混ぜ合わせるという衝撃。aespaの代表曲ともいえる2曲の強力なトラックが融合し、互いの良さを高め合う。凄まじい音圧と、それに負けない4人の気迫。観客を背景にしたソロダンスからの全スクリーンいっぱいに映し出した「GIRLS」の4文字。会場にいる誰もがその光景に心を奪われ、思い思いに声を上げていた。
aespaがアンコールで伝えた感謝
アンコール、トロッコに乗って現れた4人が日本オリジナルバラード「Sun and Moon」でファンに感謝を伝える。「Live My Life」「To The Girls」、そして記念撮影と続くその時間は、ステージ上と客席の距離がぐっと縮まった。KARINA「MYのみなさんの笑顔や、応援の声一つひとつが、本当に大きな力になりました。今日も本当に幸せでした。ありがとうございます!」
WINTER「2日間、それぞれ違うエネルギーを感じられて、とっても楽しかったです。みなさんのエネルギーのおかげで、心から楽しく幸せにステージができました。本当にありがとうございます!」
GISELLE「代々木での公演の夜がこうして終わっていくんですけど、この2日間、みなさんと一緒に笑って、歌って、踊った時間を絶対に忘れません。本当に本当に幸せでした。本当にありがとうございます!」
NINGNING「今日は本当にありがとうございました。いつも東京に来たらめっちゃ幸せです。この2日間、本当に楽しかったです!次はもっと一緒に楽しく盛り上がりましょう!ありがとうございます!」
「SYNK : aeXIS LINE」というツアータイトルが示す通り、今回の公演は「aespa」というグループがK-POPシーンにおいて、そしてファンの心において、揺るぎない「中心軸」であることを証明する一夜となった。強烈なコンセプトを武器にしながらも、確かな実力と人間味あふれる魅力で進化を続けるaespa。来年に控える初のドームツアーが待ち遠しい。(modelpress編集部)
【aespaセットリスト】11/9(日)@東京・国⽴代々⽊競技場第⼀体育館
01.Armageddon02.Set The Tone
03.Drift
04.Dirty Work
05.GOOD STUFF(KARINA Solo)
06.Ketchup And Lemonade(NINGNING Solo)
07.Tornado(GISELLE Solo)
08.BLUE(WINTER Solo)
09.Hot Mess
10.Trick or Trick
11.Flowers
12.Lucid Dream
13.Thirsty
14.Angel #48
15.Better Things
16.ZOOM ZOOM
17.Rich Man
18.Kill It
19.Dark Arts
20.Next Level
21.Supernova
22.Whiplash
23.Girls/Drama ※Mash up Ver.
<アンコール>
En1.Sun and Moon
En2.Live My Life
En3.To The Girls
【Not Sponsored 記事】
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