大型新人RIIZEの止まらぬ勢い「Get A Guitar」異例の快進撃が話題に
2023.10.06 17:24
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SM ENTERTAINMENTの7人組新人ボーイズグループ・RIIZE(ライズ)が異例の快進撃を続けている。
大型新人RIIZE「Get A Guitar」がトレンドに
9月4日、シングル「Get A Guitar」で華々しいデビューを飾ったRIIZE。グローバルボーイズ・NCT(エヌシーティー)の元メンバーであるSUNGCHAN(ソンチャン)、SHOTARO(ショウタロウ)、公開練習生だったEUNSEOK(ウンソク)、SEUNGHAN(スンハン)に加え、WONBIN(ウォンビン)、SOHEE(ソヒ)、ANTON(アントン)という精鋭メンバー7人で構成されている。グループ名には「成長する」という意味の「Rise」と「実現する」という意味を持つ「Realize」を組み合わせ、「共に成長して夢を実現していくチーム」というメッセージが込められた。多様な感情を表現するRIIZEの独自ジャンル“エモーショナルポップ”の幕開けとなった「Get A Guitar」は、レトロなシンセサイザーとファンキーなギターリズムが印象的なポップソングで、TikTok等ショート動画プラットフォームではダンスチャレンジを見ない日はないほどトレンドを席捲している。
デビュー作にして、音盤は初動101万6849枚(HANTEOチャート集計)を記録し、発売から1週間以内にミリオンセラーを達成。7月にデビューしたZEROBASEONEに続き、K-POP史上2番目の記録となった。日本の主要アルバムチャートでも1位を獲得するなど、国内外でスーパールーキーぶりが話題だ。
「Get A Guitar」音源成績が異例の快進撃
2023年は大型ボーイズグループのデビューが相次ぐ中で、RIIZEが他グループを引き離しているのが音源成績だ。「Get A Guitar」は発売から1か月以上経った10月5日時点で、Apple Musicの韓国トップ100チャート1位、Bugs!リアルタイムチャート1位など各種音源サイトでトップを獲得している。
通常K-POP男性グループの楽曲は、一般の大衆リスナーよりもコアなファン層にリーチするため、音盤成績に比べ音源成績を伸ばしにくい。韓国最大の音源サイト「Melon」のトップ100チャートでは、男性グループは100位以内にランクインするだけで好成績だとも言え、BIGBANGやBTS等大衆人気の高いグループでない限りトップ30で名前を見ることはあまりない。
しかし「Get A Guitar」はMelonトップ100にリリース日97位でランクインすると、3週間の音楽番組でのプロモーション期間を経て、成績が急激に上昇。10月に入り20位台~15位までを安定的に推移しており、ユニークリスナー数は12万人を超えた。
10月6日10時の更新時点で21位につけており、男性グループではもちろんトップ。次に男性グループでランクインしているのがBTSの「Dynamite」(43位)であることからも、RIIZEのファン層が拡大したことに加え「Get A Guitar」が大衆人気を得ていることが分かる。
2023年新人賞の行方は?華のルーキーリーグは注目必至
90年代の米ボーイズグループ風がリバイバルトレンドとなる中、完成度の高い楽曲で大衆までも味方につけた「Get A Guitar」。もともとRIIZEはハイクオリティなダンスパフォーマンスや、ビジュアルの美しさに注目が集まっていたグループでもあり、相乗効果でファン層を広げているようだ。2023年の年末アワード新人賞は、グローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET」から誕生し巨大なファンダムを持つZEROBASEONEが確実視されていたが、デビュー作から異例の音源強者ぶりを見せつけるRIIZEが優勢と見る声も上がり、“華の2023年組ルーキーリーグ”がさらに興味深い展開を見せている。(modelpress編集部)
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