ENHYPEN、K-POPボーイズグループ最速で初東京ドーム公演実現 サプライズに涙・大量ピカチュウも登場<ENHYPEN WORLD TOUR 'FATE' IN JAPAN>
2023.09.14 21:24
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グローバルグループENHYPEN(エンハイプン)が14日、『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’ IN JAPAN』の東京ドーム公演を実施。K-POPボーイグループの中でデビューから最速での実現となった東京ドーム公演・最終日のレポートを紹介する。
ENHYPEN、K-POPボーイズグループ最速で初東京ドーム公演実現
JUNGWON(ジョンウォン)・HEESEUNG(ヒスン)・JAY(ジェイ)・JAKE(ジェイク)・SUNGHOON(ソンフン)・SUNOO(ソヌ)・NI-KI(ニキ)からなるグローバルグループ・ENHYPEN。Mnetの超大型プロジェクト『I-LAND』から誕生し、2020年11月に韓国デビュー、2021年7月に日本デビュー。2回目のワールドツアーの日本公演『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’ IN JAPAN』は、デビューからわずか2年10ヶ月での初のドームツアーとなっている。8月26日にはデビューから1000日も迎え、堂々とした姿でK-POPボーイグループの中でデビューから最速で東京ドームのステージに立った。
宮殿のような映像をバックに、薔薇や仮面を持ちながら登場したメンバーたち。一気にその世界観に引き込むと、華やかな「Drunk-Dazed[Japanese Ver.]」で激しいダンスパフォーマンス、韓国のボーイズグループ・TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)のYEONJUN(ヨンジュン)とコラボレーションしたことで話題となった楽曲で、本公演7人で初披露となった「Blockbuster(ENHYPEN ver)」でNI-KIが厚みのあるラップを披露し、ドームが揺れるほどのENGENE(※ENHYPENファンの名称)の歓声に包まれた。
ENHYPEN、確かな実力を証明するパフォーマンス
「Let Me In(20 CUBE)[Japanese Ver.]」「Flicker」「FEVER」「Future Perfect(Pass the MIC)[Japanese Ver.]」、「Blessed-Cursed[Japanese Ver.]」と、「I-LAND」やデビュー時からの軌跡を辿るような楽曲を続けて披露。どの楽曲も当時よりもさらに洗練した団体パフォーマンスとなっており、東京ドームに立つまでの確かな実力を得ていることを証明するかのような勢いを見せた。「Tamed-Dashed[Japanese Ver.]」では、7人全員のサイン入りのボールを客席に投げる場面も。もらえなかったENGENEが悲しんでしまうということで、NI-KIが「JAYさんがボールを用意しているようです」と無茶ぶり。JAYは流暢な日本語で「僕は全然知らないですけど…」と言いつつも、練習生時代からともに切磋琢磨してきた仲間でもあるSUNGHOONの頬と自分の頬を使ってハートポーズをし、メンバーも口々に「かわちい」と褒め称えていた。
ユニットステージは、JAYがギターを弾き語り、JAKE、SUNGHOON、SUNOOとともに「TFW(That Feeling When)(Acoustic short ver)」を、HEESEUNGがピアノを弾き語り、JUNGWON、NI-KIとともに「Just A Little Bit(Acoustic short ver)」と、それぞれがしっとりとした美しい美声を響かせた。
「ポケットモンスター」の音楽プロジェクト「Pokémon Music Collective」の取り組みとしてコラボレーションした楽曲「One and Only」では、スペシャルゲストとして大量のピカチュウも登場。しっかりとENGENEにファンサービスをしながらステージに歩いていき、ENHYPENのメンバーとハグをしたり、一緒に飛び跳ねたりと一気に癒やしの空間に。
「Go Big or Go Home」ではENGENEも大きな声でメンバーの名前をコールし、一体となって会場を揺らす。赤と黒のシックな衣装に着替えると、「Chaconne」「Bills[Japanese Ver.]」「Sacrifice(Eat Me Up)」、さらにはHYBEオリジナルストーリー『黒の月: 月の祭壇』の新OSTで、ENHYPENの新たな名曲となっている「CRIMINAL LOVE」を妖艶に魅せ、ギャップのある異なる魅力を存分に発揮した。
ENHYPEN、最終日にサプライズで涙
NI-KIは「今日も東京ドームをいっぱいにしてくれたENGENEの皆さん、ありがとうございます。ENGENEと僕たちは運命で結ばれています。ENGENEのみなさん、愛してます」と挨拶。リーダーのJUNGWONは「またみなさんに会える公演を楽しみにするほど、今日のENGENEのみなさんが最高でした!ENGENEのみなさん、本当に大好きです!愛してる~!」と大きな声で愛を叫び、そして最後に「どんなステージでも恐れずにいられるのは、いつもそばにいてくれているENGENEのみなさんのおかげだと思っています」と感謝を伝えた。JAYは「もっといいステージ、もっといいアーティスト、もっといいENHYPENとして戻ることを約束します」と誓い。HEESEUNGは「実は僕は6歳の頃から歌手になるのが夢でした。僕は怖がりだったので、夢を後回しにしてしまったのですが、でも父が『一度オーディションを受けてみろ』とチャンスをくれて、ここまで来れたと思います」と回顧し、会場にも駆けつけてくれたという両親に感謝した。
また、ENHYPENとしてデビュー前、キッズダンサー時代に東京ドームのステージに立っていたNI-KI。念願の東京ドーム公演の最終日を迎え、「今日が最終日だと思うとすごく名残惜しいんですが、毎公演楽曲に込められたメッセージをみなさんに届けるために考えているのですが、最終日だからかずっとここにいたいって思って普段通りにできなかった。それでも人生において1番幸せな時間でした」と悔しさも滲ませながらも、幸せな思いを語っていた。
ダブルアンコールでは、13日の公演では披露されておらず、ENGENEが自らアカペラで合唱していた「BLOSSOM」を、最終日だけのサプライズとして披露。ENGENEからも合唱と「ENHYPENとENGENEは永遠に共にする運命だよ」と書かれたスローガンを掲げると、全員が涙を見せ、NI-KIは顔を上げられないほどに。ENGENEへのアンサーのように「一生一緒にいましょう」「愛してる」と伝え、温かい空間のまま幕をおろした。
ENHYPENの2回目のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’』は7月29日・30日に韓国・ソウルを皮切りにスタート。9月に大阪と東京、10月にアメリカ・ロサンゼルス、グレンデール、ヒューストン、ダラス、ニューアーク、シカゴでワールドツアーを続ける。(modelpress編集部)
「ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’ IN JAPAN」東京ドーム14日公演セットリスト
1.Drunk-Dazed[Japanese Ver.]2.Blockbuster(ENHYPEN ver)
MC
3.Let Me In(20 CUBE)[Japanese Ver.]
4.Flicker
5.FEVER
6.Future Perfect(Pass the MIC)[Japanese Ver.]
7.Blessed-Cursed[Japanese Ver.]
8.Attention, please!
9.ParadoXXX Invasion
10.Tamed-Dashed[Japanese Ver.]
MC
11.TFW(That Feeling When)(Acoustic short ver/JAY GUITAR SOLO)JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO
12.Just A Little Bit(Acoustic short ver/HEESEUNG PIANO SOLO)JUNGWON、HEESEUNG、NI-KI
13.10 Months
14.Make The Change
15.Polaroid Love
16.One and Only
17.SHOUT OUT
MC
18.Go Big or Go Home
19.Chaconne
20.Bills[Japanese Ver.]
21.CRIMINAL LOVE
22.Sacrifice(Eat Me Up)
MC
23.Bite Me[Japanese Ver.]
ENCORE
EN1.One In A Billion(Rock ver)
MC
EN2.Karma
WENCORE
EN3.BLOSSOM
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