K-POPグループFIFTY FIFTY、事務所との法的紛争にメンバーが沈黙破る「勇気を出して伝えます」
2023.08.18 14:15
専属契約をめぐり所属事務所と法的紛争中の韓国4人組ガールズグループ・FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)のメンバー4人が17日、Instagramにて直筆の声明文を公開。現在の心境を伝えた。
FIFTY FIFTY「毎日苦しい日々を過ごしています」
2023年7月より、所属事務所ATTRAKTとの専属契約を巡り法廷で対立しているFIFTY FIFTY。この度メンバー4人が新たなInstagramアカウントを開設し、初公判以降初めて公式立場を表明した。メンバーは「悩んだ末に、私たちの立場を勇気を出して伝えます」と3枚の画像に渡る長文で現在の状況をつづっており、「多くのメディアの報道により、ファンの皆様は混乱していると聞いています。 私たちも雪だるま式に増えていく誤解と批判の中で、言葉に表現できないほどの辛さを感じて、毎日苦しい日々を過ごしています」と吐露。
続けて「しかしこのような困難の中でも、私たちは必ず明らかにしなければならない真実があると考えています」と明かし「透明性が明らかになれば、ファンの皆さんも私たちを理解し、より大きく応援してくれると固く信じています」と意見をつづった。
さらに「今回のことを契機に、所属事務所との関係において、誤った方式で強要されてきたことが正されることを祈っています」と訴え。
「私たちは事実に基づいて法廷で戦うのが、今の事態を解決することができる正しい道だと考えました。裁判の過程で真実が明らかになり、私たちの正当な権利が保障されると期待し、それは今も私たちが抱いている希望です」とし「その実現のために真実に基づいた証拠と資料を収集して、提出し続けます」と裁判を続ける意思を表明した。
再活動に向け「最後まで最善を尽くす」
また「現在報道されているマスコミ記事、SNSには事実ではない内容がとても多い」とし「誤った疑惑と誤解にともなう過度な非難をおさめ、客観的な事情を見守って下さるよう切にお願いします」と懇願。
最後に「私たちの切実な願いは、信頼できる環境で真正性のあるアーティストとして活動することです。 メンバーたちは、この願いを叶えるために最後まで最善を尽くします」と伝えている。
FIFTY FIFTY「Cupid」異例のヒットも所属事務所と紛争に
FIFTY FIFTYは2022年11月にデビューしたばかりの新人グループだが、楽曲「Cupid」がSNS上で異例のヒットを記録。アメリカ、イギリスの音楽チャートで好成績を収め世界的な知名度を上げ、“中小事務所の奇跡”と呼ばれた。しかし「Cupid」のヒットを受けてATTRAKTの契約違反疑惑が浮上し、メンバー側との法廷争いに発展。7月5日に初公判が行われた。8月16日、メンバー側が事務所との調停を拒否したことが明らかとなり、また翌17日には事務所の代表を背任容疑で刑事告発したことが報じられた。(modelpress編集部)
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