BTS・SUGA、“音信不通で逃げた”過去の苦悩告白「たくさん泣いたりもした」
2023.05.23 18:49
BTS・SUGAによるトークコンテンツ『SUCHWITA(SUGAと酔うタイム)』のEP.11が22日に配信され、SUGAが過去の苦労を振り返った。
SUGA、音信不通になり逃げだした過去
今回は女優のイ・ナヨンがゲストとして出演し、SUGAとトークを繰り広げた。24日に放送開始するwavveオリジナルドラマ「パク・ハギョン旅行記」の主演で、女優業にカムバックするイ・ナヨン。SUGAは「劇中でパク・ハギョンが『消えてしまいたいときに旅に出る』と言っていましたが、実際に先輩は『消えてしまいたい』と思った瞬間はありますか?」と質問した。続けてSUGAは「僕の場合は幼い頃、あまりにも大きな関心やあまりにも大きな愛が怖かったんだと思います」と打ち明け、「実際に逃げたこともあります。携帯電話を切って、音信不通になりました。それで次の日怖くなって、携帯の電源をつけて『申し訳ありませんでした』と戻ってきたこともあります」と過去の自分を振り返った。
SUGA、想像を超える関心と成功に「たくさん泣いた」
怖さを感じていた理由について、「あの当時はすごくプレッシャーに感じていたことが多かったんです。なぜなら僕たちは大きな期待もなくデビューしたグループだったんです。望んできたもの以上の賞を受賞したので、怖いという思いがすごく芽生えて」と、想像を超える関心に戸惑った過去を回顧。「たくさん泣いたりもしました」と告白した。20代半ばから想像を絶するタイトルを手にすることになり「たくさんのものを僕に消化しろと、食べろと持ってきてくれるので、それをどうやって消化しろと…」と回想したSUGA。
イ・ナヨンは「お話を聞いていて思ったのですが、私は以前自分への関心が高まってくると、それを自ら下げていました。むしろ関心を持たれていない時は、もっと頑張ろうとしますよね。でも注目されるようになると、今だけのような気がして、それに慣れてはいけない気がして『私は常に頑張ってきたのに』『なぜ今になって』という妙な悲しみがありました」とSUGAの思いに共感。「住んでいた家の屋上に上がっていつも缶ビールを手にしながらものすごく泣きました。洗い流すような気がして」と、同じように泣いた過去を打ち明けた。
SUGAは「スケジュールに穴を開けたことはありませんが、ただそういう時があるじゃないですか。『いったい僕が何だっていうんだ、この仕事が何だっていうんだ』とストレスを感じながらも、スイッチを切ってしまうんです。でもいくら考えても、僕のことを好きでいてくれる人たちがこうして居るのに『自分が大変だから』と投げ出して、その人たちを傷つけてそんなことをしてはいけないと思って、すぐにまた戻ってきました」と、逃げ出そうとしても戻ってくることができた当時の心境を回顧。
イ・ナヨンが「たぶん答えは分かっていて、そうしたんだと思いますよ、ただ自分を癒すプロセスで」と伝えるとSUGAも「ただ駄々をこねたかったんですよ、自分自身に『知ってるだろ!何をすべきか知ってるだろ!』『それならやれ!』って。あの当時はすごく幼かったのもあるし」と20代の試練を追懐した。(modelpress編集部)
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