BTS「MAMA」大賞3冠＋特別賞受賞で感激 J-HOPEがJINに生電話「愛してるよ」＜受賞コメント日本語訳全文＞

BTS、大賞3冠「痛みを感じてきた1年だった」

BTSは大賞の内の3つである「Artist of the Year（今年の歌手賞）」「Album of the Year（今年のアルバム賞）」「Worldwide Icon of the Year（今年のアイコン賞）」を受賞。30日の授賞式では「Artist of the Year（今年の歌手賞）」「Album of the Year（今年のアルバム賞）」の受賞が発表され、最後には「MAMA PLATINUM」も受賞。

「MAMA PLATINUM」は今回新設された賞で、BTSの功績を評して受賞が決まった。

「Artist of the Year（今年の歌手賞）」のスピーチで、J-HOPEは「7人全員来てこれを受け取って感謝の言葉を伝えられたらよかったんですけどできなくて残念です」「実は私はRM兄さんのようじゃないのであまり言葉が上手じゃないんですが率直な気持ちを伝えられればと思います」と普段代表してスピーチをすることが多いRM（アールエム）の名前を引き合いに恐縮。

メンバーがソロ活動を本格化させることなどを明かし、様々な苦悩を語ったデビュー9周年を記念した映像コンテンツ「真・防弾会食」の内容が世界中に影響を与えたほか、最年長・JINから兵役に行くことを発表するなど変化の多い年になったことを「2022年はBTSにとって困難と試練を克服しなきゃならない方法を一生懸命探してきた、大きくなった7人がさらに成長するにあたって感じる痛みを感じてきた1年だった」と振り返り、「今年は正直BTSはすごい大きな業績は上げられなかった」としながらも「でも今年のアーティスト賞ということで謙遜の心で、感謝の気持ちで受け取ろうと思います。『今年を締めくくれ』という意味で頂けた賞だと思っています」と受賞に感謝した。

J-HOPEがJINに生電話

さらに、「MAMA PLATINUM」の受賞が告げられると、驚きながら再登壇。「すごい重いトロフィーですね、3年連続で4つの大賞を席巻したというなんかとてもその間の記憶が走馬灯のように巡っています」としみじみとトロフィーを抱きしめた。

そして、「ほかでもない私が一つ準備しました。私のお兄さんが伝えたい言葉があるということで実際に電話をかけてみようと思います」とJINに電話するサプライズを明かすと、観客は歓喜。JINは「何で僕に電話なんかするんだよ（笑）」と突っ込みつつも、「ARMY！本当にありがとう、メンバーの皆本当に大変だったね」と電話越しに観客にメッセージ。「公式的には会えなくなる時間ができますけど頑張って軍隊行って来たいと思います」とARMYに挨拶した。

以下、J-HOPEの受賞コメント日本語訳全文。

Artist of the Year（今年の歌手賞）受賞コメント

7人全員来てこれを受け取って感謝の言葉を伝えられたらよかったんですけどできなくて残念です。一人として受賞の気持ちを伝えようと思います。実は私はRM兄さんのようじゃないのであまり言葉が上手じゃないんですが率直な気持ちを伝えられればと思います。

2022年はBTSにとって困難と試練を克服しなきゃならない方法を一生懸命探してきた、大きくなった7人がさらに成長するにあたって感じる痛みを感じてきた1年だった。最善の方法を探しながら皆さんと私たちは最高の瞬間はまだまだ来てないという希望を込めた歌も歌いましたし、伝えきれなかった言葉で言うとしたら結局私達自身が幸せでなければ幸せな歌を幸せということを伝えることができない。果敢に私達の判断について自分たちが行動した年だったと思います。そしてこの瞬間が来ましたし、このままずっと皆さんに姿を見せようとここまで来ましたし、皆さんと私たちは信頼でともにしてきた。今年は正直BTSはすごい大きな業績は上げられなかった、でも今年のアーティスト賞ということで謙遜の心で、感謝の気持ちで受け取ろうと思います。「今年を締めくくれ」という意味で頂けた賞だと思っています。メンバーたち全員自分たちの今までを振り返りながら一人ひとり根っこの部分を確認しながらさらに成長しているところだと思っています。RMのアルバム出ますしメンバー個人個人の活動姿を応援してくれたら良いなと。ARMYとともにBTSは存在しています。

「MAMA PLATINUM」受賞コメント全文

すごい重いトロフィーですね、3年連続で4つの大賞を席巻したというなんかとてもその間の記憶が走馬灯のように巡っています。ものすごく意味のある賞だと思いますし、ずっと記憶される賞だと思います。メンバー全員が来て賞に対する感謝の言葉を表現できればよかったんですけどそれは残念なところです。ほかでもない私が一つ準備しました。私のお兄さんが伝えたい言葉があるということで実際に電話をかけてみようと思います。（電話を）とらなかったらどうしよう。

（JINに電話）

J-HOPE：兄さん今、受賞コメントやってるんですけど一言。　

JIN：何で僕に電話なんかするんだよ。

J-HOPE：だって兄さんしかいないじゃない。

JIN：プロのマインドで頑張ってみたいと思います。…静かになってる？ジンです。また素晴らしい光栄な賞を下さって感謝したいと思いますし、ARMY！本当にありがとう、メンバーの皆本当に大変だったね、愛してるよ～まだ時間があるね、ちょっと寒くなってきたんで風邪気をつけて管理しっかりして公式的には会えなくなる時間ができますけど頑張って軍隊行って来たいと思います。

J-HOPE：Love you.とりあえずこんな感じで、もう一つ伝えなきゃいけないんですが、感謝してるし、10年も一緒にいてくれてありがとう、愛してるって100回くらい言いたいくらい、BTSのために頑張ってくれた皆さんにも家族の皆さんにも感謝を伝えたいです。メンバーの家族も愛してますしメンバーはもちろん愛してますし、音楽で希望とエネルギーを与えられるそんな活動を皆さんに見せていきたいと思います。本当にありがとうございます。

「2022 MAMA AWARDS」

CJ ENM主催の「MAMA AWARDS」は1999年に第1回目の授賞式「Mnet映像音楽大賞」として開催。2009年に「Mnet Asian Music Awards（MAMA）」に改称し、 約23年間K-POPを牽引している授賞式だ。CJ ENMは、K-POPの影響力がアジアからグローバルに拡大するなどグローバル音楽市場の変化に合わせ、2022年より「MAMA AWARDS」にリブランディングし、アジアを越えて世界最大級のK-POP授賞式に進化させ開催することが決定。

2022年のコンセプトは「K-POP World Citizenship」。K-POP を愛する数多くの「私（I）」が集まって「私たち（WE）」になる瞬間全世界のファンは音楽を通じて平等に、そして一帯になれることを意味する。「K-POP World Citizenship」」というコンセプトを 通して、全世界に希望と共感のエネルギーを与え、音楽が伝える「善良な影響力」を見せるという意志を含んでいる。（modelpress編集部）

「2022 MAMA AWARDS」開催概要

イベント名：2022 MAMA AWARDS
開催日：2022年11月29日、30日（水）
開催場所：京セラドーム大阪（〒550-0023 大阪府大阪市西区千代崎3丁目中2−1 ）
時間：レッドカーペット16：00開演、授賞式18：00開演（22：00頃終了予定）

DAY1

ホスト：チョン・ソミ

パフォーミングアーティスト：KARA、ヒョリン、Forestella、Stray Kids、TOMORROW X TOGETHER、DKZ、BIBI、カン・ダニエル、JO1、Kep1er、NMIXX、 LE SSERAFIM、STREET MAN FIGHTER、LEEJUNG LEE ほか

DAY2

ホスト：パク・ボゴム

パフォーミングアーティスト：TIGER JK、JUNG JAEIL、JAURIM、ZICO、J-HOPE、イム・ヨンウン、3RACHA、(G)I-DLE、ITZY、TREASURE、ENHYPEN、NiziU、INI、IVE、TEMPEST、NewJeans、Monika ほか