「日韓」のモヤモヤ、考えるわたしたちになるため【後編】(C)モデルプレス

<「日韓」のモヤモヤ、考えるわたしたちになるため>きっかけはK-POPや韓国ドラマ…大学生たちの思い【「日韓」モヤモヤ本インタビュー後編】

2022.08.30 18:00

K-POP、韓国ドラマなど、K-カルチャーが日本で幅広い層に愛される一方、私たちが触れる「日韓」のモヤモヤ。そのモヤモヤを見て見ぬふりせず、少しでも多くの人が一緒に考えていくために…。『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』を執筆した一橋大学社会学部の加藤圭木ゼミナールとのインタビュー後編は、「モヤモヤ本」が話題になった後、新たにこのゼミで勉強を始めた大学生たちの声を聞いた。

  

『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』から連鎖して

朝鮮近現代史・日朝関係史を学ぶ同ゼミの大学生が執筆し、昨年7月に刊行された『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』。「わたしの推しは日本が好きじゃないのかもしれない…」「“韓国が好き”と言っただけで怪訝な反応をされる…」「日本人がたくさん見ているドラマなのに、なぜ日本が悪者のようなエピソードが出てくるの…?」そんな“モヤモヤ”の正体と向き合い、考え始めるために最適な一冊で、K-カルチャーファンの間でも昨年から注目されている。

「モヤモヤにぶち当たっても、どうすればいいのかわからない、何から学べばいいのかわからない」という人たちにも分かりやすく、若者目線でまとめられていることもあり、SNS上でも口コミが広がった。知らないままではいけない朝鮮史の入門としても、K-カルチャーファンにはぜひ読んでほしい。

『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(提供画像)
1人でも多くの人が、「日韓」のモヤモヤを見て見ぬ振りせず、考えられるようになるにはどうすれば?インタビュー前半では、実際に筆者の5人のうち、現在大学院生の3人から話を聞いた。

そしてこの記事では、「モヤモヤ本」の刊行後にゼミに入り、今まさに学んでいる大学3年生のFさん、Tさん、Nさん、Sさんにインタビュー。中にはK-POPや韓国ドラマが好きで「モヤモヤ本」を読んだことをきっかけに、学びを深めようとゼミに入った学生も…。

「日韓」のモヤモヤに向き合うきっかけは…Fさんの場合

Fさん(提供画像)
Fさんは、K-POPアイドルを応援し始めたことがモヤモヤと向き合うきっかけに。大学でダンスサークルに入ったことで、K-POPのファンになったFさん。しかし、K-POPを好きになってからSNSを見ると、そこには韓国に対するヘイト的なツイートや、ファンの間でも「〇〇は反日らしいから嫌い」といった書き込みが。最初は「自分とは関係ない」「自分はK-POPが好きだから理解があるし大丈夫」と思いつつも、言葉にできないモヤモヤを抱えていた。

そんな状態で出会ったのが、先輩たちが執筆した「モヤモヤ本」。本を読むと「私自身、歴史について何も勉強してこなくてここまで生きて来られたんだ。『韓国の人たちは悪くないから、偏見のない目で見てあげよう』という、上から目線な態度になっていたんだな」とハッとした。今まで気づいていなかった、自分の中にあった差別意識にも気づかされ、このゼミで勉強してみたいと思うようになった。

「日韓」のモヤモヤに向き合うきっかけは…Tさんの場合

Tさん(提供画像)
Tさんの入り口は、コロナ禍でハマった韓国ドラマ。ただ、色々なドラマを観る中で、知れば知るほど「反日」と言われている作品に出会うようになる。実際に作品内のそのような描写を観ると、自分の中でモヤモヤする部分もあった。

そんな中、インターン先のウェブメディアで、韓国ドラマをおすすめする記事に関わるタイミングが。作品リストの中に「反日」と言われている作品を見つけたTさんが「このドラマは反日だと言ってる人もいるから、もしかしたらラインナップから外した方がいいかもしれません」と何気なく発言したところ、実際にその作品はリストから外れてしまった。「その時はそれがいいと思って言ったけれど、この行動はあっていたのかな?と、ずっとモヤモヤしていた」というTさん。そんなとき、大学でゼミを選ぶタイミングで「モヤモヤ本」を出しているゼミがあると知った。「面白そうだからまず本を読んでみようと思ったら『あ、これ自分が知りたかったことだ』と思いました」。まさに「モヤモヤ本」との出会いが学びを深めるきっかけになった。

「日韓」のモヤモヤに向き合うきっかけは…Nさんの場合

Nさん(提供画像)
Nさんは、家族の影響もあり、大学入学前から“自分は意識が高い”“問題意識がある”という自負があったという。しかし、1年生のころ受けた加藤先生の授業で読んだ田中宏『在日外国人』(岩波新書)という本に、認識を覆された。日本にいる外国人が置かれている実情を知ったことで「自分は外国人、特に韓国人、朝鮮の人たちに対して差別意識はないと思っていたのに、何も知らなかった。やっぱりマスコミとかからの影響で、どこか下に見てる部分があったんだなと、自分の中にある差別意識みたいなのに気づいて。そこから学ばなきゃいけないと思いました」。そんな思いから、朝鮮史のゼミで学ぶことを決めた。

「日韓」のモヤモヤに向き合うきっかけは…Sさんの場合

Sさん(提供画像)
中国に住む朝鮮族の親戚がいるSさんは、小さい頃から朝鮮族系の文化に触れ、朝鮮はもともと興味がある地域だった。しかし日本で普通に生活していると、趣味のオンライン対戦ゲームのチャットでも、韓国に対するヘイトのような言説を聞いてしまうことが。学校でも、同級生が「韓国のお菓子は食べない」と話しているのを聞いた。「実際に韓国に行って嫌な目にあったというわけでもないのに、どうしてこんなにヘイトみたいな言説が出てくるんだろう」と、ずっと疑問に思っていたという。

そうして大学1年生のとき、Nさんと同じ加藤先生の授業を受けたが「身近に生活しているのにやっぱり自分も何も知らなかった」と思い知った。「ヘイトをしている人たちに反感を持っていたけど、自分も全く何も知らない、知ろうとして来なかった、ある意味日本人として特権を持っているからこそ知らずに生活して来られた立場だったんだと気づいて。その時から加藤先生のゼミに所属したいと考えていました」と振り返る。

K-カルチャーファンとして モヤモヤを学びながら意識すること

様々なK-POPファンダム/Photo by Getty Images
K-POPや韓国ドラマのファンとして、そして韓国カルチャーが人気ジャンルとして盛り上がりを見せる日本で、この分野を学んでいる身として彼女たちはどんなことを意識しているのだろう?

F:私の周りのK-POP好きの人たちは「政治と文化は違うから」と言っている人が結構多いです。でもK-POPや韓国の文化に触れていると、多かれ少なかれ皆モヤモヤが見つかることがあると思うんです。私はちょっとでも自分の中でモヤモヤしたことや、引っかかることがあったら、無視するのではなくて、自分で調べてみたり、感情に任せずに、1度落ち着いて少し時間をとって、自分自身でゆっくり考えてみるということを意識しています。

T:私もまだ勉強している最中で、自分なりに模索している部分が大きいですが、意識しているのは日本側で「常識」とされていることだけに基づいて一方的な見方をしないということ。やっぱり「反日だ」と言うのって、日本人の自分たちの特権を無視しているからそういう見方になるのではないかと思うので。もっと多面的に見て、日本の中にある排外主義を捉えることもしなくてはいけないと思います。Fさんも言っていましたが、冷静になって自分で疑問を持ちつつ、学術的根拠のしっかりした本やネットの記事を読んでみるとか、韓国語が分からなくても、韓国の方のツイートを翻訳機にかけてみるとか、日本人以外の立場の人たちがどう思っているかを見るようにしています。それから、そもそもモヤモヤを感じるように“アンテナを張っておく”ということも意識している部分です。

― 日ごろからアンテナを張っておくことで気が付いたことはありますか?

T:最近Netflixで同時配信されていたドラマで、日本軍「慰安婦」をテーマにしたエピソードがありました。SNSでも「このドラマ面白い」と盛り上がっていた作品だったのに、そのエピソードが配信された途端にすごく風向きが変わった感じがしたんですよ。そのときに、自分の中でモヤモヤが新しく生まれて、日本軍「慰安婦」についてはゼミでも勉強していたので、もう1度本を読み直したりしました。

K-カルチャーが人気を博す日本で…

― K-カルチャーがこの問題と向き合うきっかけではないお2人も、日本で韓国のエンタメなどがとても人気があることを感じると思います。ご自身がこの分野を学ばれている中で、こういった現状にどんなことを感じますか?

N:韓国カルチャー好きだけでなく、みんなに言えることだと思いますが、例えば「自分は韓国カルチャーが好きだから、韓国に対して差別意識もないし、下に見たりもしてない」という姿勢で「自分は関係ない、自分事じゃない」と思うのは良くないと思います。そういう態度でいると、やはり「反日だ」という言説に触れた時にそっちに流されてしまうこともあると思うので。自分の中にある差別意識に気がつくことが大事だと思いますし、そのきっかけとして「モヤモヤ本」や、学術的に根拠のある本を読んで、ちょっとでもモヤモヤを感じたら、明確化して言語化するという姿勢でいることが大事なのではないかなと思いました。

S:例えばニュースサイトのコメント欄で、おそらく韓国カルチャーが好きな若い方が、割と感情的に「〇〇が反日だったんだ、ショック」のように書き込んでいるのを見かける機会も多くて。ファンの方が感情的になったり、落ち込んでしまう気持ちも分かるのですが、でもそれが憎しみに変化してしまうのなら悲しいし、そうではなくて、情報のソースは一体どこにあるのか、正しい情報源から記事が書かれているのかを冷静に見て、次の行動に移していくことが大事なのかなと思います。特にいろんな情報がある時代なので。

― K-カルチャー好きの周囲の人々に、意識してほしいことはありますか?

F:SNSの情報は根拠がなかったり、ネガティブな感情に任せて書かれていたりするものもとても多いと思うので、そういう情報を鵜呑みにするのではなくて、たとえば日本軍「慰安婦」問題に関してだったらウェブサイトFight for Justiceなどの信頼できるところから情報を得るようにしてほしいなと思います。

N:韓国カルチャーに普段から接している人なら、モヤモヤする瞬間が結構あると思うけれど、それについて考えたり、友達と話すことはあまりできないし、そもそもそのモヤモヤがどうして生まれているのかも知る機会がないじゃないですか。

でも、その自分がふと感じたモヤモヤを大切にして、そこで終わらせるのではなく「どうしてこう思ったんだろう」「どうしてこういう捉え方をしてしまったんだろう」と、自分の行動や考え方を1回問い直してみることを意識したらいいのかなと思います。

様々なK-POPファンダム/Photo by Getty Images

「日韓」問題と“語りづらさ”とモヤモヤ

― ただこの「日韓」の問題について考えたり学び始めても、周囲の人たちと話しづらかったり、踏み込みずらい部分もありますよね。

T:そうですね、私は親にも韓国ドラマが好きだということや、韓国系のことを勉強するゼミに入っているということを伝えているのですが、やっぱり反応はあまりよくなくて。この間も家で一緒にいた時に「韓国が好きなの?」って聞かれて…。そういう時に自分としてもどうすればいいのか悩んでいます。本当は多くの人が知らないといけないことだと思うけど、現状それができていないし、難しい。分かろうとしてくれる人はいるけど、分ろうともしてくれないような人、耳を傾けてくれないような人に対して本気で向き合うのは、自分も少し大変になってしまいそうだなと。

N:私も大学の先輩に何のゼミに入っているかを聞かれて、朝鮮史や「日韓」関係をやっていることを話すと「怖い」と言われるとか、結構そういう場面があるんです。来年韓国に留学に行くのですが、それについても偏見に満ちたことを言われることもあります。私も最初はそういうことがあると「全然違うのに」と思ってもうまく言えないし、すごく消耗していました。でも最近は、まずそれは偏見だということだけは指摘して「『モヤモヤ本』を読んで勉強した方がいいと思います」と伝えています。そうやって広げていくのがいいんじゃないかなと思います。

F:私は喫茶店でアルバイトをしているのですが、よくお話しする常連のおじいさんがいて、大学で何を勉強しているのか聞かれた時に、このゼミのことを話したら「えー何それ楽しいの?」と。韓国の闇みたいなことを話されて、よく分からなくて。理解してもらう必要もそこまで感じられなくなってしまったので、その話はもうやめようと終わりにしてしまったんです。自分でもどうすればよかったのか分からないのですが…。

それから同じK-POP好きの子で、加藤先生の授業を受けた子がいたのですが「あの先生思想強い」と言われてしまったことがあって。でもしばらく経った時に、加藤先生の授業の中でK-POPグループに特化して、歴史認識や人権問題についてまで考える回があって、それがすごくよかったとその子が熱弁していたんです。結局、授業で紹介されていた博物館(日本軍「慰安婦」問題に関する「アクティブ・ミュージアム 女たちの戦争と平和資料館」)とかにも行ったみたいで、やっぱりそういうところから辛抱強く伝えれば、分ってくれる人も、学ぼうという気になってくれる人もいるのかもしれないなと思いました。

S:自分もやっぱり「日韓」関係とか、日本軍「慰安婦」問題について勉強していることを話すと「取っつきづらい」というような空気にされてしまったり、結局なあなあに話を流して終わらせてしまったりすることがあります。すごく近しい人だったら、分ってほしいなと説得するかもしれないけど、毎回それをやっているとどんどん自分が疲れていってしまうだけだから、ある程度は受け流して。でも「それは違う」と言わなければいけない時にはちゃんと言葉で説明できるようになれたらいいなというのが理想です。

― そういう皆さんの“語りづらさ”とモヤモヤの解消のために、この記事が少しでも役立てばうれしいです。

加藤ゼミの活動とゼミ生のこれから

実際に加藤ゼミの学生たちは今年も、沖縄で日本軍の「慰安所」跡を調査したり、日本軍「慰安婦」制度の被害者に接してきた人たちを取材するなど、様々な活動を行っている。今年10月末には韓国ソウルで行われるシンポジウムに参加する予定で、そこでの発表に向けて、沖縄での調査を含めて戦時性暴力について勉強を進めているという。

また11月末の一橋大学の学園祭「一橋祭」では、「日韓」のモヤモヤにぶち当たっても誰にも話せない状況がある中で、モヤモヤを直接共有する場をつくるつもりだ。コロナ禍で刊行された「モヤモヤ本」にとって、初の対面イベントとなる。

一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナールの皆さん(提供画像)
そんな風に精力的に行動している4人に、今特に関心があること、これから勉強したいことを尋ねた。

T:私は韓国ドラマとか映画を観る中で、韓国内でのフェミニズム運動にとても興味があるので、今後それについてもう少し勉強したいなと思っています。沖縄に行って取材をして、日本軍「慰安婦」問題についてももっと自分の中で知りたいという思いが芽生えたので、どちらもゼミにいる間に勉強したいです。

F:私はK-POPとかと直接関係があるわけではないのですが、最近在日朝鮮人の方々について関心があります。私が住んでいる市に在日朝鮮人の集住区があって、そういう集住区の形成の歴史とか取り組みについて学べたらいいなと思っています。

N:今私は、日本植民地時代の朝鮮半島における病人に対する政策だったり、都市における下層民と言われる、すごく貧しかった人たちの中での、病人、孤児の問題とかに興味があって本を読んでいます。

S:研究分野については悩んでいる途中でもあるのですが、教育制度に興味があります。やっぱり日本の今の歴史教育は、日本の植民地支配に関する記述がどんどん削られていっているということもあって、教育が人々の認識に与える影響はすごく大きいなと感じています。戦時期や戦後直後の教育現場において、どういう風に植民地のことが伝えられていたのか、教育がどのように人々に作用したのかを勉強したいなと漠然と考えています。

― 「日韓」の問題について私たちが“話しにくい”と感じる雰囲気を作ってしまっているのも、教育の問題が大きいですもんね。

N:歴史教育についてはどうしても、Tさんが言っていたような、日本で「常識」とされていることのみで見ている部分があると思います。「日韓」問題に関連することについても、朝鮮半島の人たちの視点が全くない。でも、なぜ今「日韓」のことがこんなに問題になっているかは、朝鮮の人たち側の視点がないと分からないことがたくさんあると思うし、そこが日本の教育には欠けているのかなとは思います。

T:自分も韓国ドラマにハマる前から、教科書問題が起きていることは事実として知っていたけど、そこまで深刻に捉えていなくて、実際どういうものなのか分かっていなかった部分もあります。日本軍「慰安婦」問題もニュースで取り上げられてはいるけど、なぜ問題になっているのか分からないし、そもそも日本軍「慰安婦」の歴史について全然知らない状態だったので。大学で勉強し始めて、自分が受けてきた教育は、日本側の一方的な視点に基づいていて、被害者の視点も抜けているし、事実ではないことを書いていたりもするし、なんだったのだろうと思うようになりました。

振り返ると、日本が朝鮮半島を植民地化したという意識もあまりなかったなと思います。教科書の中でも柔らかい言葉で言い換えられているから、植民地化していたことへの意識が薄れていて。そういう視点が抜け落ちていたということについて、すごく反省するところがありました。

F:K-POPを好きになって、最初にTwitterでモヤモヤを感じた時に、実際に教科書を見てみたのですが、自分が思っていた以上に日本の加害についての記述がなくて。書いてあるとしても、事実をねじ曲げるような表現だったり、下の方の欄外に小さく記載しているだけだったり。今まで自分が学んできた歴史は、本当に日本側の視点だけだったのだなっていうことに気が付きました。第二次世界大戦といえば日本が被害者だという印象で教育されてきたと思うけど、今朝鮮史を勉強し始めたことで、そうじゃないということに気付けたことは大きかったです。

一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナールの皆さん(提供画像)
― 最後に、皆さんの未来のビジョンを教えてください!

N:ずっとこの問題には関わり続けたい、関わり続けないといけないと思っています。近い将来の話としては、私は大学院に進んで研究を続けていきたいと考えています。

S:私は就職して社会に出ていくと思うのですが、やっぱりこのゼミで学んだ以上はこの問題についてずっと考え続けていきたいなと思っています。本やニュースなどにアンテナを張って、ずっと考え続けていけたらいいなと考えています。

T:私も就職する予定ではあるのですが、問題について考え続けるということも意識していきたいです。韓国ドラマが好きでも「日韓」問題とか朝鮮半島の歴史とは距離がある人も多いと思うから、そこの距離が縮まればもっといろんな人がこういう問題について勉強できるし意識も持てると思うので、難しいし大きなことではあるのですが、せっかく韓国ドラマが好きでここまで勉強してきたのだからそれを何かしらの形で活かしていけたらいいなと思っています。

F:「私はまだ進学か就職か迷っているのですが、できればいつかは出版社で働きたくて。雑誌とかで今勉強していることを活かすような記事を組めたら、伝えていく側になれたらいいなと思っています。

― ありがとうございました。

一橋大学社会学部の加藤圭木ゼミナール

Twitter:@kkzemi
Instagram:kkzemi22

関連リンク

・Fight for Justice
https://fightforjustice.info/
・アクティブ・ミュージアム 女たちの戦争と平和資料館
https://wam-peace.org/

(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

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