BTS/Photo by Getty Images

BTS、“活動休止”と誤解された映像「防弾会食」とは メンバーの発言の真意は?

2022.06.16 12:58

15日「BTSが活動休止する」という憶測が世界中で飛び交った。これは14日夜に公開されたBTSの映像コンテンツ「真・防弾会食」でのメンバーの発言によるもので、後に活動休止は誤解であると判明。メンバーが涙で本音を語った「真・防弾会食」とはどのようなコンテンツなのだろうか?

  

BTSの映像コンテンツ「防弾会食」とは?

「真・防弾会食」はBTSのデビュー9周年を記念して公開され、その名の通りBTS(防弾少年団)が食事やお酒を囲んで語り合う様子を約1時間記録したもの。

2018年のデビュー5周年記念日にも同じように「防弾会食」が公開され、今年は“ガチの”“リアルな”を表す“真”をつけて再び実施された。

2018年、2022年だけでなく、BTSはこれまでにもデビュー記念日に「防弾屋根裏部屋(2019年)」「防弾誕生日パーティー(2020年)」「防弾よろず屋(2021年)」など名前を変え本音をじっくり語り合うコンテンツを配信している。

デビュー記念日という節目のタイミングで行われるために、メンバーがこれまでの苦労や悩みを打ち明ける機会にもなるこのコンテンツ。特に「防弾会食」はお酒も入り、ほろ酔いのメンバーがエモーショナルに本音を口にすることから、ファンも知らなかった様々な思いを聞くことができる。

メンバーのJUNG KOOKも、15日に行ったV LIVEでのライブ配信で「防弾会食は僕らがおしゃべりしながら今後の計画を話したりする、気楽な場所」と弁明した通り、あくまでBTSの“飲み会”をファンに見せるという内向きのコンテンツで、大衆に向けて大きな発表をするようなものではない。

ファンにとってBTSの本音を知る機会に

BTS/Photo by Getty Images
ただファンにとっては、メンバーがこれまで隠してきた苦労を打ち明けることも多いため重要な意味を持つのは事実だ。例えば2018年の「防弾会食」の際には、世界的な成功を手に入れ始めたBTSについて、メンバー自身も突然の飛躍に戸惑っていることを正直に打ち明け、再契約議論も重なり全員が精神的に疲弊していたことを告白し大きな話題になった。

今年の「真・防弾会食」でもRMが、本来2020年にグループ活動のシーズン1を終えるはずだったがコロナ禍になってしまったこと、コロナ禍に挑戦した曲で大きな成功を収めるも「もう僕らがどんなチームなのかよく分からない」とアイデンティティクライシスに陥っていたこと、自らを省み人間として成長する時間が与えられないアイドル生活へのジレンマ、ワールドスターとしての役割へのプレッシャー、「休みたい」と打ち明けることへの罪悪感などを吐露。

メンバーたちはこれまでやる機会がなかった個人活動に注力し、「各自の時間は必要。あまりに一生懸命走ってきたんだから」「成長して戻ってくる」 「今僕らがしばらく止まって休んでも、これからの多くの未来のために進む」と、ソロ活動で各自の時間を持つことを明かした。


メンバーの発言の真意は?

BTS/V、SUGA、JIN、JUNG KOOK、RM、JIMIN、J-HOPE/Photo by Getty Images
SUGAの「僕らが今オフ期間に入った」という発言が、英語字幕で「これから休止期間に入る」と訳されていたことや(現在は訂正済み)、メンバー自身が「休む」などの言葉を使ったため“活動休止”と報じられる誤解があったが、あくまでも個人活動により集中する“第二章”に突入するということを動画では話し合っていたようだ。

所属レーベルのBIGHIT MUSICは加熱した報道に対し15日「BTSはチーム活動と個別活動を並行する新しいチャプターを始める。メンバー各自様々な活動を通じて成長する時間になる」と公式コメントを発表している。

BTS/V、SUGA、JIN、JUNG KOOK、RM、JIMIN、J-HOPE/Photo by Getty Images
メンバーのJUNG KOOKも同日、ライブ配信で活動休止・解散説を否定し「まだ団体でやることが多い」として、バラエティプログラムの「Run BTS!」などを継続して撮影することを告知した。

確かにBTSを巡ってはワールドツアーなどが予想されていただけに、このタイミングでソロ活動に注力するという知らせに驚いた人も多いだろう。しかしJUNG KOOKによればこれからも団体スケジュールがあるとのこと。どのような形式でソロ活動とグループ活動が両立されるのか、メンバーの「1人になる時間が必要」などの発言の意味は今後明らかになっていくだろう。(modelpress編集部)

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