BTSは「活動休止でも中断でもない」、RMの言葉は「深い意味がある」 古家正亨が緊急生出演で解説
2022.06.15 22:46
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ニッポン放送では14日から3夜連続で、リリースされたばかりのBTSのAnthology Album「Proof」の魅力に迫る特別番組『BTS「Proof」TRACKS』を放送。15日は古家正亨がパーソナリティとして緊急生出演。「バンタン会食」の動画についてコメントした。
古家正亨、急遽生出演で解説 BTSは「活動休止でも中断でもない」
古家は韓流MC界のパイオニアで、韓国大衆文化ジャーナリストやラジオDJ、 テレビのMCなどの肩書を持つ。「グループとして活動は一旦お休みして、これからはソロの活動の時間を設けていきたいと思っている、という発表があったんですよね。それを日本や世界のメディアが『BTS活動休止』と報じていますが、この言い方は間違いで、活動休止でも中断でもないし、みんなソロ活動の時間を設けていくっていうわけですから」と解説。全てが心に刺さったというRMのコメントについて「ああいうコメントを放つのは賭けだったと思う。でもそれだけ疲れてたんだなっていうのが正直な感想。あのときあの瞬間はどう思ってたのかな、と思ったら涙が止まらなかった。自分たちが今まで吐露出来なかった想いを、どう表出できるのかってバランスがすごく難しいんですよ。言いすぎてしまうとARMY(BTSのファンのこと)を傷つけてしまうし、言わないとどんどん蓄積されてしまう。その言わない時間が長く大きくなると取返しがつかないから、今回吐露できたことはよかったと思う」と感想を語った。
古家正亨、RMの言葉は「深い意味がある」
K-POPのアイドルビジネスのスキームに対してコメントしたことについて「自己犠牲の上で生まれてくる素晴らしさがK-POPにはある。でもそれは今の時代にそぐわないかもしれない。 K-POPグループの、海外アーティストと戦える頂点にいるメンバーから発せられたのは深い意味がある。韓国の音楽界にいろんな意味で波紋を投げかけたんじゃないか」と話した。さらに「みんなが悩み、頑張ってきた姿がなんとなく見えるんですけど、いつもそれを支えてきたのがARMYで、ARMYなくしてここまで来れなかった。ただ、自分たちは常に新しい記録を作らなきゃいけない、いい曲を届けなきゃいけないとか、いつしかプレッシャーになっていたのかな。彼らはそういった悩みを抱え自分たちと向き合いながら、それでもエンターテイナーとして良いものを届けたいと頑張ってきたんだな」とメンバーを慮った。
ソロ活動については、「メンバーみんな多才だから、ソロ活動、個人としてやりたいことをやって、しっかり“Love Myself”をやり遂げて欲しい。 BTSの最終的な目標は“BTSを守ること”だと思っていて、今回RMさんが『BTSを守るために休みたい』とおっしゃっていたし、彼らにとってゴールはそこだと思うんですよね。だからそのためにも、自分たちの時間を設けることは絶対プラスになるはずだと思う。ソロ活動を通して、壁にぶつかることもあると思うけど、自分たち一人ひとりでもやれることはあるんだって証明したいんだと思う。いっぱいチャレンジして、見せて聴かせてほしいし、それによってBTSが一番いい形で第2章の幕を開けれるんじゃないかな」と期待を寄せた。
番組ではメンバー7人が直接選んだソロ曲やユニット曲で構成されているCD2に迫った。 RM、JIN、SUGAの選曲と思い出について、一人一人に向き合うようにじっくりと古家が語った。
第3夜は、明日16日20時から放送される。
BTS、新章突入でソロ活動始動…涙で思い伝える
BTSは14日、YouTubeにて公開したデビュー9周年を記念した映像コンテンツ「真・防弾会食」にて、メンバーがソロ活動を本格化させ、団体での活動は暫定的に休息期間に入る意向を示した。なお所属レーベルのBIGHIT MUSICは15日、今後の活動について「BTSはチーム活動と個別活動を並行する新しいチャプターを始める。メンバー各自様々な活動を通じて成長する時間になり、今後BTSがロングヒットするグループになるための滋養分になることが期待される。そのためにレーベルでも積極的に支援する」と明らかにした。(modelpress編集部)
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