コン・ユ/Photo by Getty Images

“コン・ユが演じた中で好きな役”ランキングを発表<1位~5位>

2022.06.05 21:00

モデルプレスの人気企画である“好きな役ランキング”韓国俳優版として、多数の代表作を持ち、日本でも強固な人気を誇るコン・ユ(42)のWEBアンケートを実施。トップ5を発表する。

  

モデルプレス読者が選ぶ「コン・ユが演じた中で好きな役」

1位:ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」トッケビ/キム・シン役(580票)
2位:ドラマ「コーヒープリンス1号店」チェ・ハンギョル役(83票)
3位:映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」ソ・ソグ役(51票)
4位:ドラマ「乾パン先生とこんぺいとう」パク・テイン役(16票)
5位:ドラマ「ビッグ ~愛は奇跡<ミラクル>~」ソ・ユンジェ役(12票)

投票期間:2022年3月17日~3月24日
回答数:765件

1位:近年の新たな代表作となったラブファンタジー

「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
1位は、2016年に放送され日本でもシンドローム級の現象を巻き起こした「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のトッケビ/キム・シン役。

高麗時代の英雄だったキム・シンは、王に逆賊とみなされ命を落とすが、神の力によってトッケビ(鬼)として不滅の命を生きることとなる。彼を永遠の命から解き放つことができるのはいつか現れる“トッケビの花嫁”のみ。900年以上の時が経った現代、女子高生・ウンタク(キム・ゴウン)に出会ったシンは、ウンタクに自分がトッケビだと気づかれたことから「彼女がトッケビの花嫁なのではないか」と心が揺らぎ始める…というストーリー。

「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
4年ぶりのドラマ出演作で、今作で2017年に第53回百想芸術大賞TV部門男最優秀演技賞を受賞したコン・ユ。やはりこの作品で”沼落ち”したというファンが多く、ぶっちぎりの票数で1位に。「1つだけ選ぶのは難しいけどこの作品でファンになったから」「トッケビという役はなかなか出てこない役なので、演じることが難しそうだと思いましたが、この難しい大役をしっかりと演じ切っていました」と、韓国ドラマならではの壮大な世界観を成立させた演技に票が集まった。

ウンタクとのラブストーリーはまさに理想の年上男性を体現しており、「ヒロインと年の離れた大人な男性の役もぴったり」「イケおじが爆発してるし、何よりも包容力の塊でしかなく、海外の街並みに馴染む容姿も魅力の一つ」とハイブランドの衣装を毎度完璧に着こなす絵になるビジュアルへもコメントが寄せられた。

<読者コメント>

・「恐ろしく悲しい表情も飛び上がるほど嬉しい表情も超ひょうきんな表情も、全ての演技力が満遍なく見れるから」

・「クールさとコミカルさを兼ね備えた役柄が素敵でした!ハイネックにロングコートがこんなにも似合うスタイルの人は他にいないのではないかと思います」

・「切ないストーリーがコン・ユの雰囲気に合っている。ヒロインと年の離れた大人な男性の役もぴったり」

・「コンユを好きになったきっかけでもあり、話の内容も大好きだからです。とにかく切ない話だけど何年も生きてる人を演じきっているのが素晴らしいな、と感じました」

・「イケおじが爆発してるし、何よりも包容力の塊でしかなく、海外の街並みに馴染む容姿も魅力の一つ!!」

・「回を追うごとにどんどん可愛くなっていくのがたまらないです!」

・「コンユ沼のきっかけ作品です。何度観ても発見があるし、何度観ても飽きないし、何度観ても素敵すぎるアジョシにいつも癒されています!」

2位:日本でも人気を集めたラブコメ代表作

コン・ユ/Photo by Getty Images
2位は、出世作のドラマ「コーヒープリンス1号店」(2007)のチェ・ハンギョル役。

男性店員のみのカフェ「コーヒープリンス」に、男装して偽装就職したヒロインのコ・ウンチャン(ユン・ウネ)と、ウンチャンを男と思い込みながら惹かれていくカフェの社長チェ・ハンギョルが、お互いの傷を癒しながら愛を見つけていく青春ラブコメディー。

今作の大ヒットで韓国を飛び越えて海外でも人気を獲得。当時配信のプラットフォームは発達していなかったが、日本でも地上波やBSで放送され、「コーヒープリンス」というカフェができるほどの人気を博し、2012年には山崎育三郎と高畑充希でミュージカル化された。2020年には、キャストが13年ぶりに再会を果たした特別番組も話題に。

コン・ユ/Photo by Getty Images
勘違いから始まる恋、多角関係など“これぞ王道の韓ドララブコメ”といった要素が凝縮された作品で、何度も喧嘩をしながらも運命的に惹かれ合うウンチャンとのラブストーリーが至極。恋愛によって大きくペースが乱されていく人間らしいヒーローをコミカルに演じ、ラブコメの王者としての地位を確立した。

<読者コメント>

・「初めてコン・ユを知ってハマったドラマ。ウネちゃんとのコンビが最高だった!」

・「ウンチャンへの愛の伝え方がストレートでそこが好き!」

・「コン・ユ=これ!」です。

・「結構めんどくさい性格の役だけどそれも含めて可愛すぎる社長!ウンチャンと結ばれてからの甘々期間が最高に好きです」

・「まだまだ初々しいコンユでしたが、お茶目な姿、一人の女性(男装)を、男同士でもいいと覚悟して愛する姿を演じていることが不自然でなく素敵でした」

3位:映画を大ヒットに導いた父親役

「新感染 ファイナル・エクスプレス」(C)2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.
3位は、映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016)のソ・ソグ役(51票)。

ソウル発プサン行きの高速鉄道の車内で、突如起こった感染爆発に巻き込まれたソ・ソグが、ゾンビ化していく乗客たちから娘を守りながら、絶体絶命のサバイバルを繰り広げるパニックアクション。「第69回カンヌ国際映画祭」(ミッドナイト・スクリーニング部門)で現地映画ファンから絶賛され、ゾンビ映画がヒットしないと言われていた韓国で同年1位の興行成績を叩き出した大ヒット作で、2020年には続編となる「新感染半島 ファイナル・ステージ」が公開された。

妻と別居している仕事人間の父親が、危機的状況に立ち向かいながら娘や周りの乗客との関わりを通して成長していくストーリーは感動必至。等身大の父親像から興奮が止まらないアクションシーンまで、コン・ユの魅力を様々な側面から堪能できる1本。

この年、コン・ユは映画「男と女」「密偵」と合わせて3本の映画が公開され、前述の「トッケビ」が大ヒットと、露出が途切れない1年となった。

<読者コメント>

・「娘を最後まで守り抜く姿と仲間たちと一緒に車両を突き進んで行くところがかっこいいからです!!」

・「子供のことを1番に思ってるのが凄く良かった」

・「最初は嫌な感じの父親だったけど娘を守るためにゾンビと戦って逃げて最後のシーンは本当に感動しました」

・「やっぱりパパコンユ最高!!」

4位:問題児の高校生を熱演

コン・ユ/Photo by Getty Images
4位は、ドラマ「乾パン先生とこんぺいとう」(2005)のパク・テイン役(16票)。

同作は“韓国版「ごくせん」”とも銘打たれる問題児×熱血新米教師の学園ドラマ。コン・ユは、史上最強の武勇伝を持つ伝説の女と呼ばれながら教師になって母校へ帰ってきたナ・ボリ(コン・ヒョジン)の相手役の学園イチの問題児の高校生を好演。

2001年に俳優デビューしたコン・ユの初期の出演作で、初々しい当時の姿や一途な恋物語を支持する人から票が寄せられた。

<読者コメント>

・「学生役のコンユさんが初々しくて可愛いです!コンユさんの切ない表情の演技が大好きです」

・「一途な恋が素敵でした」

5位:除隊後復帰作で2役に挑戦

コン・ユ/Photo by Getty Images
5位はドラマ「ビッグ ~愛は奇跡<ミラクル>~」(2012)のソ・ユンジェ役(12票)。2008年から2009年にかけての兵役後初、5年ぶりのドラマ復帰作で、30歳のエリート医師・ユンジェと、事故でその体に魂が乗り移った18歳の高校生・キョンジュンという難しい2役を熱演。

日本でも数多く名作が存在するいわゆる“入れ替わりもの”は、演者の技量がないと成立しないジャンル。キョンジュン役パートは、気まぐれな性格のあどけない高校生のキャラクターが可愛らしく、ユンジェの婚約者キル・ダラン(イ・ミンジョン)に次第に惹かれていく様を、繊細に演じ上げた。イ・ミンジョンとのコミカルな掛け合いも楽しい作品。

<読者コメント>

・「作品の内容も良かったし、1人で2役を見事に演じ分けていたから」

・「KKJ(キョンジュン)を演じる時のコンユさんが少年のような可愛さがあって大好きです」

ほかにもこんな意見が…

コン・ユ/Photo by Getty Images
<映画「サスペクト 哀しき容疑者」チ・ドンチョル役>

・「スタントなし!跳ぶ!走る!躍動するコン・ユ!背中で哀しみも見せる男」

<ドラマ「イカゲーム」メンコ男役>

・「ヴィランを魅力的に演じていたから」

<映画「男と女」キム・ギホン役>

・「儚げな表情をするコン・ユが素敵で愛おしく感じる」

「トガニ 幼き瞳の告発」(C)2011 CJ E&M CORPORATION,ALL RIGHTS RESERVED
「82年生まれ、キム・ジヨン」(C)2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved
このほか、紹介しきれなかった多くの作品がNetflixなど配信サービスを通じ日本でも楽しむことが可能。

聴覚障害者学校で実際に起こった性的虐待事件を映画化し、韓国社会に波紋を起こした「トガニ 幼き瞳の告発」(2011)では、兵役中に原作を読み、自ら映像化のため働きかけたコン・ユ。今作の反響が、該当の福祉施設の廃校や法改正に繋がった。

また、「トッケビ」以降の復帰作に、韓国のジェンダーにまつわる社会問題を描写しベストセラーとなった小説を映画化した「82年生まれ、キム・ジヨン」(2019)を選ぶなど、社会的作品への関わりも深い。

コン・ユ/Photo by Getty Images
2021年12月にはデビュー20周年を記念し、個人のInstagramアカウントを開設したことも話題になったコン・ユ。40代になってさらに魅力が増し続ける彼から目が離せない。(modelpress編集部)

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