韓国でも活躍“表情管理”がすごい日本人アイドル Billlieツキ・ENHYPENニキら5人
2022.04.26 18:54
K-POPの世界進出をきっかけに、アイドルのグローバル化がめざましい。日本出身ながら、デビューを果たして韓国でも活躍するアイドルたちがいる。彼らの「表情管理」という共通の魅力に焦点を当てつつ、IVEレイ・Billlieツキ・Kep1erヒカル・ENHYPENのNI-KI・JO1川西拓実の5名を紹介する。
K-POP界隈では必須事項!“表情管理”とは?
表情管理とは、K-POPアーティストの間でよく使われる言葉で、パフォーマンス中の表情作りのこと。かわいい曲、クールな曲、曲のコンセプトに合わせて、身体の動きだけではなく表情で様々な表現ができるアーティストが評価される。Billlie・ツキ
2002年兵庫県生まれ。2021年11月、7人組ガールズグループ「Billlie」で、メインダンサー兼サブボーカルとしてデビュー。元「Popteen」専属モデルで、日本ではタルちゃん(タルは韓国語で「月」)の愛称で親しまれていた経歴を持つ。
ツキは同グループの最新タイトル曲「GingaMingaYo(the strange world)」での、徹底した表情づくりが話題を呼び、たちまち大ブレイクとなった。
特にサビ部分では、「同じ顔してる瞬間がない」「秒単位で表情を切り替えてる」と絶賛の声が相次ぐ。ツキ単独のパフォーマンス動画は、個人としては異例の798万回再生(4月26日時点)を記録している。
中学1年時から練習生として現地で活動していたことから、ツキの「表情管理」は長年の努力の賜物のようだ。
IVE・レイ
2004年愛知県生まれ。2021年12月に、韓国発の6人組ガールズグループ「IVE」で、ボーカル兼ラップ担当としてデビュー。同グループのデビュー曲「ELEVEN」は数々の音楽番組でヒットチャートを記録し、鮮烈な印象を残した。彼女が所属する事務所・STARSHIPエンターテイメントから、日本人としてデビューするのはレイが初めて。14歳で韓国に渡り、約3年の練習期間を過ごしたとされる。
レイの魅力は、なんといっても高いラップスキル。日本人としての言語のハードルを感じさせない正確な発音と、声質を生かした艶のある発声を強みとしている。
日本語・韓国語に加え、英語を用いて、3カ国語でのラップを自作するなど、その才能はめざましい。普段はおっとりしていて、マイペースなキャラクターとして親しまれるが、ステージでのギャップに虜になるファンが多い。
パフォーマンスで見せる、どこか物憂げで大人びた表情も、「人形のよう」だとして人気の1つとなっている。
Kep1er・ヒカル
2004年福岡県生まれ。2021年にMnetで放送されたサバイバルオーディション番組発のグループ、「Kep1er」でデビュー。ラップとパワフルなダンスを得意とする。同グループは、日本人、韓国人、中国人といったメンバー9名から構成される「多国籍」ガールズグループ。ヒカルはその中でも、高い実力で着実に存在感を放ち、ファンを魅了している。
迫力ある力強い表情でファンを釘付けにする。「ヒカルが映ると空気が変わる」と評されるような、世界観に引き込む表情づくりが魅力となっている。
ENHYPEN・NI-KI
2005年岡山県生まれ。2020年にMnetで放送されたサバイバルオーディション番組発のグループ、「ENHYPEN」でデビュー。16歳(4月26日現在)と、今回紹介する中では最年少となる。元より、楽曲の高い音楽性で人気を誇るENHYPEN。4月23日に公開されたとあるコンセプトムービーでの、NI-KIの表情が話題を呼んでいる。
新人とは思えぬ妖艶で挑発的な表情に、ファンからは嬉しい悲鳴が。
また全身を柔軟に使い、従来のポップなアイドル像とは一線を画す、芸術性の高い表現を巧みにこなした。
JO1・川西拓実
1999年兵庫県生まれ。日本発の11人組グローバルボーイズグループ「JO1」で2020年3月にデビュー。ボーカル、ラップ、ダンスとマルチにこなし、オールラウンダーなメンバーとして不動のポジションを誇る。
緩急のついた表情管理で多くのファンを魅了。目元から口角に至るまで、表情の細部に表現力を発揮する。甘い笑顔もワイルドなパフォーマンスで見せる余裕のありそうな笑みも、川西にはお手の物だ。
表情管理・ダンス表現ともに、独自のスタイルを確立させているのが何よりの魅力といえる。
JO1はこれまでに複数回、韓国の放送局・Mnetの音楽番組にも出場。日本内外での躍進に期待したい。(modelpress編集部)
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