iKON・Stray Kids・ATEEZらK-POP界の王座を競うサバイバル番組「KINGDOM:LEGENDARY WAR」に注目<これまでのバトルまとめ>
2021.05.27 19:00
韓国大手芸能プロダクションに所属する人気と実力を兼ね備えたボーイズグループ6組が、K-POP界の王座を懸けて本気のパフォーマンス対決を繰り広げる新番組「KINGDOM :LEGENDARY WAR」の第9回目の放送が27日午後7時50分より放送される。ここでは、ABEMAにて日本語字幕付きで国内独占無料配信中の同番組のこれまでのバトルを振り返る。
「KINGDOM :LEGENDARY WAR」とは
「KINGDOM : LEGENDARY WAR」は、すでにデビューし人気と実力を兼ね備えたボーイズグループが、たったひとつの王座をかけてパフォーマンスバトルを行うサバイバル番組。参加するボーイズグループは、BTOB、iKON、SF9、Stray Kids、ATEEZに加え、前哨戦である「Road to Kingdom」にて出場権を獲得したTHE BOYZを入れた全6組。
デビューをかけたサバイバル番組とは違い、すでにデビューから3~9年目といった次世代を担うグループからベテラングループまでがプライドをかけ熱い勝負を繰り広げる。
「KINGDOM :LEGENDARY WAR」のシステムは?
全4回行われる対決において、出演者による独自評価、専門家評価、視聴者によるグローバル投票、YouTubeの再生回数のポイントを合わせ獲得した累積点数が1位のグループが優勝する。100秒パフォーマンスでStray Kidsが1位に
4月の初回放送と第2回目の放送では、各グループが音楽番組で1位を獲得した楽曲で100秒パフォーマンスを行い、視聴者によるグローバル投票にて評価された。全6組の参加グループの中でトップバッターとなったのは、1番末っ子のグループであるATTEZ。彼らの代表的な“海賊”のコンセプトで「WAVE:Overture」を披露し、結果は5位。2組目はデビュー9年目のベテラングループBTOBで、大衆的にも愛された彼らの代表曲ともいえる「Beautiful Pain(Choir Ver.)」を圧巻の美声ハーモニーで歌い上げ、結果は3位。3組目はSF9で、音楽番組で初めて1位を獲得した楽曲「Good Guy|The Glory|」を披露し、4位。4組目のStray Kidsが、デビュー後初めて1位を獲得した楽曲「MIROH」をStray Kidsならではの高難易度のパフォーマンスで魅せ、見事1位に輝いた。
5組目はTHE BOYZで、前哨戦である「Road to Kingdom」出演後に発表した楽曲である「The Stealer(Epic ver.)」を披露し、2位。トリを飾る6組目はiKON。彼ららしいノリの良いダンス曲である「RHYTHM TA KINGDOM ver.」でさすがの実力を見せつけるも、6位という結果となった。
1次バトル「TO THE WORLD」はATEEZが1位に
第2回目の放送後半では、1次バトルのテーマ「TO THE WORLD」が発表。各グループが世界に披露したい歌、世の中に見せたいメッセージを込めた楽曲を自分達の曲から選び、披露する。披露する順番は、100秒パフォーマンスにおいて見事1位を獲得したStray Kidsに与えられ、トップバッターを指名されたのはTHE BOYZ。選曲会議の末、彼らが選んだのは「No Air(A Song of Ice and Fire)」。小説「A Song of Ice and Fire」をもとに、氷と炎をイメージした迫力のあるパフォーマンスで魅了した。
2組目は100秒パフォーマンスで6位というまさかの結果となってしまったiKON。これまで多くの楽曲を発表してきたためか選曲会議ではなかなか楽曲を決められず、後輩グループのSF9、WINNERのスンユンに意見を聞いた結果、「LOVE SCENARIO」と「KILLING ME」を選曲。ミュージカル風にアレンジした「LOVE SCENARIO」と彼ららしい力強いパフォーマンスで「KILLING ME」をメドレー形式で魅せた。
3組目はBTOBで「Missing You」を彼らの武器でもある圧倒的な歌唱力で歌い上げた。100秒パフォーマンスで見事1位を獲得したStray Kidsは4組目で、彼らの事務所の先輩グループ2PMのウヨンの意見も取り入れつつ彼らが選んだ曲は、「Side Effects」と「神メニュー」。幻想的な世界観を華やかなパフォーマンスで表現した。
5組目は末っ子グループATEEZで、彼らの代表的な“海賊”のコンセプトを表現できる「WONDERLANDを、100秒パフォーマンスのステージよりもさらにストーリー性を取り入れることで、まるで映画のようなステージとして完成させた。
最後の6組目はSF9で、選曲会議の末、彼らの代表曲の1つである「Jealous」に決定。他のグループとは違うセクシーな雰囲気に包まれたステージを披露した。
6組全てのパフォーマンスが終了し、いよいよ結果発表へ。1次バトルでは、出演者独自の評価(25%)と専門家評価(25%)が発表され、分配は1万点となった。そして、放送が終わった後、視聴者によるグローバル評価の投票がスタート。専門家による評価では、1位がATEEZ、2位がStray Kids、3位がTHE BOYZ、4位がSF9、同率5位がiKON、BTOBという結果に。
さらに、出演者独自の評価を合わせると、1位がATEEZ、2位がStray Kids、3位がTHEBOYZ、4位がBTOB、5位がiKON、6位がSF9となった。
2次バトル「RE-BORN」で楽曲をシャッフル
第4回目の放送では、2次バトルのテーマ「RE-BORN」が発表。各グループが違うグループの楽曲をそれぞれ自分たちの解釈でアレンジし、ステージを披露する。SF9はTHE BOYZの楽曲「THE STEALER」を選び、「STEALER(盗む)」という意味から“王冠を奪う”というメッセージを込めたステージをまるでノワール映画のような雰囲気で披露した。反対にTHE BOYZはSF9の楽曲「O Sole Mio」を、赤黒く光る太陽のようなライトの下、強烈なパフォーマンスで見せつけた。
iKONで、ATEEZの楽曲「INCEPTION」をATEEZとは違うiKONらしいヒップホップ風にアレンジしたステージで表現。対してATEEZは、iKONの「RHYTHM TA」で、抜群の表現力を発揮し、原曲とは全く違う魅力の溢れるステージで魅了した。
BTOBはStray Kidsの楽曲「Back Door」を披露することとなり、舞台裏からステージが始まると、「Back Door」にちなみたくさんのドアセットが登場。彼ららしい抜群の歌唱力とライブパフォーマンスを披露。一方、Stray KidsはBTOBの楽曲「I’ll Be Your Man」を、原曲の歌詞にちなみ、Stray Kidsらしさあふれる新しい“祈り”を表現した。
3次バトル「NO LIMIT」にBLACK PINKリサが降臨
第6回目の放送では、3次バトルのテーマ「NO LIMIT」が発表。3次バトルはこれまでのバトルとは違い2回に分けてバトルが行われ、1回目のバトルでは3つのグループが1つのチームとなりパフォーマンスを披露するユニット戦、2回目のバトルでは再び元のチームに戻り対決する。1回目のバトルの1組目は「It’s 1」からiKONのバビー、SF9のフィヨン、THE BOYZのソヌによるラップユニット。高いカリスマ性で知られるバビーを筆頭にラップ技術を見せつけた熱いステージで魅了。2組目に登場したのは「メイフライ」からBTOBのミンヒョク、Stray Kidsのバンチャン、チャンビン、ハン、ATEEZのホンジュンによるラップユニット。楽曲「COLOURS」に合わせ、全員が白い衣装に身を包みペイントをするパフォーマンスで盛り上げた。
3組目に登場したのは「It’s 1」からiKONのディーケイ、SF9のユテヤン、THE BOYZのジュヨンによるダンスユニット。楽曲「王と妃」に合わせ伝統衣装で登場した3人は、壮大な音楽に合わせて力強いダンスで圧倒。4組目に登場したのは「メイフライ」からBTOBのプニエル、Stray Kidsのリノ、フィリックス、I.N、ATEEZのウヨン、ヨサン、サンファ、ユンホによるダンスユニットで、EXOの楽曲「Wolf」のように野性味のあふれる男らしいステージを見せつけた。
5組目に登場したのは「It’s 1」からiKONのジェイ、ジュネ、SF9のインソン、ジュユン、THE BOYZのニュー、サンヨンによるボーカルユニットで6人それぞれの個性が光る美しい歌声で歌唱。6組目に登場したのは「メイフライ」からBTOBのウングァン、Stray Kidsのスンミン、ATEEZのジョンホによるボーカルユニットで、3人の高いボーカル技術でIUの「Love poem」を歌い上げた。
続いて2回目のバトルでは、トップバッターにiKONが登場。BLACK PINKリサとのコラボパフォーマンスで野性的なステージを披露した。2組目に登場したのはStray Kids。BLACK PINKの「DDU-DU DDU-DU」をアレンジした楽曲で彼ららしいエネルギッシュなステージを魅せた。
第9回目の放送では残りのBTOB、SF9、THE BOYZ、ATEEZが登場。どんなパフォーマンスを披露するのか注目である。(modelpress編集部)
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