BTS、ファンの応援に感謝「グラミー賞」逃すも「おかげでありえない経験を」
2021.03.15 08:23
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日本時間15日、米ロサンゼルスにて「第63回グラミー賞」受賞式が開催。ボーイズグループ・BTSの『Dynamite』は受賞を逃すも、ファンへの感謝を伝えた。
BTS、ファンの応援に感謝
今回、「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」にノミネートされ、韓国歌手初のグラミーノミニーとなったBTS。同賞の発表は受賞式に先駆け配信された、プレミアセレモニーで行われ、日本時間の同日朝4時から多くのファンが結果を見守った。レディー・ガガ&アリアナ・グランデの『RAIN ON ME』が受賞し、BTSは惜しくも受賞を逃すも、SNS上にはBTSの健闘を称えるコメントが殺到。「#LightItUpBTS」「#BTSOurGreatestPrize」といったワードがTwitter上のトレンドを席巻した。
メンバーのジミンは、プレミアセレモニー後「皆さん、この時間まで一緒にいてくれて本当にお疲れさまでした!応援してくださってありがとうございます。おかげで、こうやってあり得ない経験をしてみたりもしますね。心からありがたく幸せです。ARMYの皆さん!愛してます」と、ファンの応援に感謝のコメントをツイート。
その他のメンバーも、ファンとのコミュニティーアプリ・Weverseに続々とコメントを投稿しファンに感謝した。
BTS、グラミー賞の歩み
BTSは2019年の「第61回グラミー賞」にて、プレゼンターとして同賞に初参加。昨年の「第62回グラミー賞」はノミネートが期待されるも叶わず、パフォーマーとして初出演。リル・ナズ・Xとのコラボパフォーマンスに参加した。昨年8月にリリースした『Dynamite』が、ビルボードのメインシングルチャート「Billboard Hot 100」で3度、1位を獲得。アジア人歌手の曲としては、坂本九の「上を向いて歩こう(スキヤキ)」(1963年)以来、57年ぶりに同チャート首位となる記録を打ち立てた。『Dynamite』で念願のグラミーノミニーとなり、受賞は逃したものの、初の単独パフォーマンスを披露することとなった。
なおこれまでに、2018年5月発売のアルバム『LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’』のデザイナーが、「第61回グラミー賞」の「ベスト・レコーディング・パッケージ賞」にノミネートされたことがあるが、受賞は逃していた。
「グラミー賞」授賞式は無観客で開催
グラミー賞は、the Recording Academy(レコーディング・アカデミー)が主催する、世界最高峰の音楽賞。今年はビヨンセが最多8部門に9ノミネート。授賞式は、人気コメディアンであるトレバー・ノアが司会を務め、無観客で行われる。コロナウィルスの影響により、会場を分散しバーチャルも取り入れるなど十分な安全維持対策をとって行われることが発表されている。(modelpress編集部)
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