BTS、“次の目標”を明言「グラミー賞でBTSの歌を」
2020.09.02 13:03
views
ボーイズグループ・BTSが新曲「Dynamite」で米ビルボードのメインシングルチャート「Billboard Hot 100」1位を獲得したことを記念し、2日、「BTS 'Dynamite' ONLINE GLOBAL MEDIA DAY」を開催。次の目標を明かした。
有言実行が話題のSUGA、今後の目標に言及
これまで、SUGAが発言してきた夢や目標を、次々に叶えてきたBTS。今回の「Hot 100」1位も彼が語ってきた夢の1つでもある。そこでイベントでは「SUGAの夢は叶う」と言われるほどのSUGAへ、「次の目標はなにか」と質問が飛んだ。SUGAは「僕が言った目標が1つずつ成し遂げられたということで、胸がいっぱいでありながら、『また目標とかを言ってしまっていいのか?』という感情です」と笑いながら回答。
「『Hot 100』1位を達成できて嬉しい反面、『じゃあ次の目標はどうすればいいのか?』という気持ちにもなります。今回の曲も『Hot 100』1位になるために作ったわけではなく、厳しい状況で1人でも力を出していただきたいという気持ちで作っただけです。なので多くの方々に楽しんで頂けて嬉しい限りです」と思いを語った。
そして「でも目標を言わなければいけないですよね(笑)」と言うSUGAは、「少し負担ではあるのですが、BTSだけの単独の舞台をグラミーで披露したいなと思っています。賞を受賞するのもいいですが、それは僕らの意志だけではなく、みなさんの協力あってのことなので、まずはグラミーでBTSの歌を歌うことが目標です」とした。
RMはグラミー賞受賞についても
さらに、記者からは「これからの具体的な目標を教えて下さい」という質問が多数。JIMINは「具体的な答えを望んでいらっしゃるかと思うのですが、そのように答えられないと思い先にお答えしたいと思います。僕の考えは、僕たちにできることは全部やりたいと思います。やるべきこと、やらなければいけないことがあると思いますが、これからも継続して音楽と舞台を頑張りたいと思います」と正直な思いを語る。
さらに「今新型コロナが収束するために頑張ってくださっている方々がいます。それでも一気にこの状況を打開するのは難しい時期だと思います。全ての人々が力を合わせて努力すべきだと思いますがそのためには心構えが必要だと思います。僕たちができるのはそのような方々が気分展開できるように、爽やかな気持ちになれるようにできることをすることだと思います。そのように協力したいと思いますし、それが僕たちのもう1つの目標になるかと思います」と明かした。
またJIMINは自身の目標として「さっきSUGAさんが話したように、グラミー賞に行って、このような国にこのような歌手がいるというのを見せたい」とし、最後には「そして本当に早くコンサートをしたいです!」とした。
RMは「いつも僕たちのこれからの歩み、方向性について、具体的に質問を頂いて感謝しています。記者のみなさんのおかげで、これからの計画を、このように話せる場をつくってくださっていると思います。未来を期待してくださっている方が多く、本当に感謝しています」と質問に感謝。
続けて「音楽なら、誰もが夢見るグラミー賞で単独の舞台をしたいというのが目標です。そしてノミネートも目標です。できれば受賞も目標です。数字的なこういう部分も重要だと思います」と、グラミー賞での具体的な目標に言及した。
そして「今、公演するということが本当に夢になりました。複雑な気分にもなりますが、屋外でコンサートを開きたいと思います。それがいつになる分からないのですが。屋外で多くの方々をお招きして、お祭りのように公演ができるのであれば、今の時期に夢のようなことはこれ以上ないでしょう」と公演再開への夢も。
また「短期的には、僕たちが今年頑張って準備しているアルバムが新しく出ます。そしてコンサートも開くことになると思います。これからもBTSは、できることに集中し、僕たちができる場所で、僕たちが何をすべきなのか、今何をしているのかを忘れずに、頑張ってBTSらしく頑張っていきたいと思います」と伝えた。
BTS、米ビルボードのメインシングルチャート「Billboard Hot 100」1位獲得
「Billboard Hot 100」はアメリカで最も権威ある楽曲チャート。CDや音源の売上だけでなく、ラジオでのエアプレイ、ストリーミング、YouTube再生数などを集計し、時代にあった方法で“現在最もヒットしている曲”をランキングする。そのため人気のある歌手でも、上位にランクインすること自体が難しい。だからこそBTSとBillboardチャートの関係は、ただ彼ら記録更新としてだけではなく、米ボップス界にとって大きな歴史に変化として位置づけられる。
BTSは2017年9月に「DNA」の85位で初ランクイン。その後彼らの音楽が世界的に浸透するにつれ、着実に順位を上げ、2018年6月には「FAKE LOVE」の10位で初TOP10入りを果たした。
今回の1位獲得は、とりわけアメリカ音楽界で、非英語圏のボーイズグループが歴史を変えた偉業として大きく報じられている。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】