「愛の不時着」より(画像提供:Netflix)

「愛の不時着」5回ループした編集部員が厳選 何度も見返したいベストシーン5選

2020.05.29 19:00

究極のラブストーリーとして爆発的な人気を誇る韓国ドラマ「愛の不時着」。韓国tvNで2019年12月から2020年2月にかけ放送された同作は、日本でもNetflixで配信が開始すると、常にランキング上位に表示されるほど大きな話題となっている。ここでは“愛の不時着ロス”を繰り返し、気づけば5回ループしていたモデルプレス編集部員が厳選した“何度も見返したいベストシーン5選”を紹介する。(※ストーリーネタバレ注意)

  

「愛の不時着」ベストシーン5選


物語は、韓国と北朝鮮(以下、韓国=南、北朝鮮=北)を舞台に展開。南の財閥令嬢でありながら自分の力でファッション会社を作り、上場させた敏腕社長のユン・セリ(ソン・イェジン)が、最高の地位にのぼりつめようとしていた時、パラグライダー事故に遭い北に不時着する。そんなセリを偶然軍人のリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)が発見し、嘘をついてかくまいながら彼女を韓国に帰す方法を模索するが、2人は徐々に惹かれ合っていく。

ソ・ジヘ、ヒョンビン、ソン・イェジン、ク・スンジュン(キム・ジョンヒョン(提供写真)
まさに現代版「ロミオとジュリエット」のような同作は、日本でも大きな話題を集め、モデルの河北麻友子やSexy Zoneの菊池風磨など多数の芸能人も虜に。外出自粛で“おうち時間”が増えたこともさらに“愛の不時着人気”に拍車をかけた。モデルプレス編集部員にもその熱が広がり、元々韓流ドラマ好きの人も、普段は韓流ドラマをあまり見ない人もドハマリ。リモート作業後の癒やしとなり、セリとジョンヒョクの恋に思いを馳せる日々を過ごした。

どこを切り取ってもベストシーンばかりのため、今回の記事では悩みに悩んで厳選…。同作を5回ループした編集部員が選び抜いたベストシーン5選を紹介するほか、惜しくも5選には入らなかったが、編集部一同激推しのハズせないおすすめシーンを番外編として紹介する。

※以下、ストーリーネタバレ注意。同作を見終えてから記事をチェックするのがおすすめ。


第4話:セリの心を灯したジョンヒョクのアロマキャンドル

<シーン紹介>
北の市場で一緒にいた村人たちとはぐれてしまい、迷子になったセリ。北では、夜になると灯りがほとんどなくなってしまうことから、暗くなった市場を彷徨ううちに、子どもの頃母親に捨てられた時の記憶を思い出し動けなくなってしまう。そこに、アロマキャンドルを掲げたジョンヒョクが、たくさんの人が行き交う市場の中でセリを見つけ出してくれる。

<推しポイント>
このシーンを見てすぐにアロマキャンドルを購入した人も多いはず。セリが北に来たばかりの頃、普通のロウソクとアロマキャンドルの区別がつかなかったジョンヒョクが、今度は“正解”を持って現れ、真っ先に「今回は香りがするろうそくだ。合ってる?」と聞く様子には、ジョンヒョクが1番にセリのことを思って行動している優しさと可愛らしさが詰まっている。

また、立ち止まってしまったセリが灯りを頼りに再び歩き出し、辿り着いた先はジョンヒョク。暗い過去を背負い、これまで側に誰も味方がいなかったセリの心を温かく灯す存在がジョンヒョクであったという、セリの心情にもリンクするシーンになっていると思われ、2人にとってとても重要な意味を持つシーンだ。

第7話:セリの名言炸裂「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

ソン・イェジン(Photo by Getty Images)
<シーン紹介>
2度目の北脱出のため空港に向かう道中、セリが乗っていた車がトラック部隊に襲われる。バイクで並走していたジョンヒョクがセリを救うが、敵に撃たれて意識を失う。車を運転していたジョンヒョク率いる第5中隊の隊員であるパク・グァンボム(イ・シニョン)も足を銃撃されてしまい、セリはジョンヒョクを死なせないために、空港に向かわずハンドルを握って病院に行くことに。病院までの道が塞がれてしまっているハプニングもあったが、セリが「私の大好きな映画はね、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』」とエンジンを全開にして進入禁止のバリケードを突破していく。

<推しポイント>
南に帰ることよりも優先し、瀕死のジョンヒョクを乗せて爆走するセリがかっこよすぎて痺れる、惚れる。派手なアクションシーンは、セリが大好きだという映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」そのもの。同映画で“輸血袋”とされるO型の血液が、その後ジョンヒョクの手術にも必要となるという細かいオマージュ設定も楽しめる。

それだけではなく、死と隣り合わせの状況の中で生きることや現実世界と向き合って闘うことを題材としている同映画は、過去に自殺願望があったセリの人生とも重なるように思え、セリがこれまで抱えてきた辛いバックグラウンドを思うと胸が熱くなる。また、この時グァンボムが、セリの荒すぎる運転に「これじゃ交通事故で死にます」と言ってジョンヒョクのシートベルトを締め直すところも、注目ポイント。

第12話:ジョンヒョクの“許されない夢”

<シーン紹介>
チョ・チョルガン(オ・マンソク)からセリを守るため、南に決死の覚悟でやってきたジョンヒョク。セリの家でお酒を飲んでいる時、「話を聞いても酔っているため何も覚えていないはず」というセリに「北に戻りたくない」「ここで一緒にいて結婚したい」「セリに似た赤ちゃんが欲しい」「もう1度ピアノをやりたい」と本音を明かす。

<推しポイント>
ジョンヒョクは「女の子が欲しい」、セリは「双子が良い」と子どもの話をしたり、絶対に綺麗だからセリの「老いていく姿を見てみたい」と言うジョンヒョクに、セリが「見たければ私の側にずっといてくれないと」と伝えたりと、駆け引きのないストレートな言葉が胸を打つ。

最愛の兄を失ってから心を閉ざしていたジョンヒョクが、セリと出会ったことで未来を願うようになったという変化は大きい。ジョンヒョクにとっては、どれも許されない、叶わない夢であるが、本気で未来予想図を語り合う2人からはお互いへの愛情が溢れ出していて、とても切なくて美しいシーンだ。

さらに、もう1度ピアノやりたいと言うジョンヒョクに、セリが言った「私がコンサートを開いてあげる。いっそ劇場ごと買っちゃおうかしら」という言葉などは、すべてラストシーンに繋がっているのも最大の見どころ。

第14話:ジョンヒョクの可愛さ満点“傷見せキス”

映画「ザ・ネゴシエーション」会見でのソン・イェジン、ヒョンビン(Photo by Getty Images)
<シーン紹介>
チョルガンの銃からジョンヒョクを守るために、車で突進したセリが銃に撃たれる。緊急手術を受け一命をとりとめたセリは、ジョンヒョクに「傷のせいでビキニが着られない」とポツリ。ジョンヒョクは「そんなのたいしたことない」と自身のカラダにある傷を次々と見せていき、最後には顔にも傷があると嘘をついて、心配して顔を覗き込むセリにキスをする。

<推しポイント>
辛い出来事ではあるが、ジョンヒョクのことをセリが命を懸けて守ったことで、ジョンヒョクが「愛してる」と“伝えたかった言葉”を言い、さらに深まった2人の絆。セリに思いをぶつけたことでより素直に愛情表現をするジョンヒョクが可愛くて仕方がない。初めはセリを励ますために傷を見せていたはずなのに、心配されることが嬉しくなり顔が綻んでいく様子は大型犬のよう。

第5中隊の隊員たちやチョン・マンボク(キム・ヨンミン)がいることも忘れるほど、自分の時間のできる限りをセリに尽くすジョンヒョク。第14話のエピローグでジョンヒョクが語った「生きることが楽しくなった」という言葉も、涙を誘う。2人の境遇を知っていながらも、永遠にこの時間が続けばいいのに…と願わずにはいられないシーンとなっており、リピート確定。

第16話:“最後の別れ”で語り合った愛

ソン・イェジン(Photo by Getty Images)
ヒョンビン(Photo by Getty Images)
<シーン紹介>
北にジョンヒョクたちが送還される日、セリが護送車に追いついた時には、すでにジョンヒョクたちは南北境界線を越えていた。しかし、ジョンヒョクに手錠がかけられた瞬間、完治していないカラダで走り出すセリ。ジョンヒョクも「走るな!」と制止を振り切って再び境界線を越え、セリの元へ駆け寄り抱きしめる。南北がお互いに銃を向け緊張が走る中、2人は愛を伝え合い“最後の別れ”をした。

<推しポイント>
この記事を執筆している現在も涙が止まらないほど、号泣必至のシーン。お互いの状況下にある危険も顧みず、ただ真っ直ぐにお互いへの愛と本能だけで行動するセリとジョンヒョクからは、“愛に国境はない”というメッセージを強く感じる。

本来であれば“一生会うことのない最後の別れ”だが、「もう一生会えない。会いたくなったらどうしたら良いの?」と言うセリに、「心から祈って待ち続ければきっと会える」と未来を信じ続けるジョンヒョク。その後の2人のラストシーンを見届けた後、再び第1話から2人の人生を見守りたくなることは間違いない。

“編集部一同激推し”おすすめシーン番外編

・ジョンヒョクのバイク&ガンアクション

2度目の北脱出のため空港に向かう道中で、セリが乗っていた車がトラック部隊に襲われ、ジョンヒョクが助けに来るシーン。

<編集部員コメント>
・「ジョンヒョクが助けに来るシーンはまるで『ターミネーター』」
・「顔が国宝級にかっこいい!危険なシーンなのにときめきが止まらない」

・第5中隊員とマンボクのスーツ姿


第5中隊員たちとマンボクが、セリを守りながら、チョルガンと対峙するジョンヒョクに応戦しに行くシーン。

<編集部員コメント>
・「普段はおちゃめで可愛い第5中隊のみんなが、特殊部隊員の本領発揮してて最高にかっこいい!」
・「スーツ姿で現れた5人かっこよすぎる…!!ジョンヒョクへの忠誠心も素敵」

・ソ・ダン(ソ・ジヘ)とク・スンジュン(キム・ジョンヒョン)のラーメン駆け引き

南では「ラーメン食べる?」が愛のサインだと教えたスンジュンに、ダンが意味深に微笑み、2人が急接近するシーン。

<編集部員コメント>
・「ダンが笑った意味を悶々と考えて夜も眠れないスンジュン、可愛すぎる」
・「ダンが一枚上手な感じが好き!」

・スンジュンが車でダンを迎えに来る

ジョンヒョクとの結婚式が延期になったと噂になったダン。友人との食事でも嫌味を言われる中、友人たちもうっとりするほどイケメンなスンジュンが、車でダンを迎えに来るシーン。

<編集部員コメント>
・「エスコートもバッチリで最高!私のことも迎えに来て欲しい~」
・「強気なダンがスンジュンを頼ったところがイイ!」

・“トマト栽培者”のジョンヒョク


ジョンヒョクがセリに“スペシャルサンクス賞”の賞品としてもらったトマトの苗木。セリに「愛情を込めて、1日10個良い言葉をかけてあげてね」と教わった育て方を実践するシーン。

<編集部員のコメント>
・「トマト嫌いって言いながらちゃんと育ててるの可愛い。出てくる言葉が全部綺麗で素敵」
・「ちょこんって座ってトマトの苗木に話しかけてるジョンヒョク萌える」

・セリの“指ハート”

ソン・イェジン(Photo by Getty Images)
北でお金を持っていないセリが感謝の気持ちを“指ハート”で表すシーン。

<編集部員のコメント>
・「第5中隊員にも指ハートを送った意味を考えて嫉妬するジョンヒョクがイイ!」
・「セリのお茶目さも可愛いし、もらったみんなの反応も好き」(modelpress編集部)


【Not Sponsored 記事】

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