BTS、最新曲「Black Swan」異例の発表形式で自身の影を表現
2020.01.17 18:38
ボーイズグループ・BTSが17日、2月21日発売の4thフルアルバム『MAP OF THE SOUL:7』の先行公開曲「Black Swan」と同曲のアート・フィルムを配信した。
異例の“アート・フィルム”を公開
BTSは同日午後6時、音源サイト・YouTubeを通して「Black Swan」とアート・フィルムを同時公開した。異例の“アート・フィルム”として公開された同曲の映像は、メンバーは一切出演せず、スロベニアの舞踊団「MNダンスカンパニー」のアート作品となっている。映像ではイントロからヴァイオリンやギターなど弦楽器が鳴り響き、クラシック調のサウンドとメンバーのラップ、ボーカルとが交差。トレンドのエモヒップホップでもありながら今までになかったような感性を引き立て、新たな境地を見せる作品となった。同作でBTSは、自身の芸術家としての内面と影に向きあうようだ。
同作品では冒頭、「ダンサーは2度死ぬ ― 最初は踊るのを辞めた時。そして、最初の死の方がより苦痛だ」というモダンダンスの開拓者でもあるアメリカの舞踏家マーサ・グラハムの言葉が画面に表れる。そしてBTSの人数と同じ7人の男女のダンサーが、廃墟のような場所で翼を表現するようなダンスを展開。冒頭映し出された言葉の通り、BTSは同曲を通じ舞台に立つことをやめる瞬間への恐怖、自身にとっての音楽の重要性と対話する。
『MAP OF THE SOUL:7』については、今月9日に“カムバック・マップ”が公開され、コンテンツ公開スケジュールが明らかに。アルバム発売1か月前の先行配信と、アート・フィルムを共に公開するという異例のスケジュールに注目が集まっていた。
前日16日には、『MAP OF THE SOUL:7』の受注数が342万枚を超え、歴代最多受注数を記録したというニュースも流れ、アルバムの全編公開に期待が高まっている。(modelpress編集部)
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