BTS・ジョングク、アリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバーも認める魅力とは?“黄金の末っ子”誕生秘話に迫る
2019.09.01 14:44
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9月1日はBTS(防弾少年団)の最年少メンバー・ジョングク(JUNG KOOK)の満22歳の誕生日。グループの“黄金の末っ子”と言われるエースの誕生秘話、その魅力とは。
BTSで輝き放つ“黄金の末っ子”ジョングク
グループの末っ子でありながら、メインボーカルであり、センターを務めるジョングク。最年少としてメンバーからもファンからも可愛がられる一方で、その能力はグループの誰よりも秀で、歌・ダンスを含む身体能力・ルックスまで全てを兼ね備えた“黄金の末っ子(韓国語では「ファングムマンネ」)”として、デビュー直後から名を馳せてきた。昨年リリースのアルバム「LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’」収録のソロ曲「Euphoria」は、ジョングクの透き通る美声でBTSファン以外の層も魅了。同曲はソロ曲ながら、グループを代表する名曲の1つになったほどだ。
海外のレジェンド級シンガーたちからもお墨付き
透明感があり安定的な歌声が持ち味のジョングク。自主的に海外のシンガーたちのカバーも行っており、ジャスティン・ビーバーやアダム・レヴィーンの楽曲を音楽共有アプリ・SoundCloudなどで投稿。好きな歌手にトロイ・シヴァンを挙げるなどR&B的なアプローチも多く、ヒップホップを聞かない層にもファン入りの門戸を開いている。昨年は韓国の音楽祭でチャーリー・プースとデュエットを披露し、最近ではアリアナ・グランデに「大好き」と言わしめ、今年はついにジャスティン・ビーバーに誕生日を祝福されるなど、BTSの躍進と共に世界が注目するアーティストへ成長を遂げた。
BIGBANG・G-DRAGONがきっかけで歌手を志す “運命の出会い”でBTSメンバーに
ジョングクは、1997年生まれ。出身は韓国・釜山。小学生のときに体力テストで全国2位になったことがあるそうで、自身の体を使い最高のパフォーマンスをする能力を生まれ持っていたことがうかがえる。小学生のころBIGBANGのG-DRAGONに憧れ歌手を志し、中学生のころ人気オーデション番組「スーパースターK」シーズン3の釜山予選に参加。そこでは不合格となり本選には進めなかったものの、彼の才能を見出した大手有名プロダクションを含む多数の事務所が、彼に声をかけたという。
そんな中で彼の人生を変えたのが、のちにBTSのリーダーとなるRMとの出会いだった。彼のラップ技術やかっこよさに感化され、他の事務所ではなくRMがいるBigHitエンターテインメントに所属することに。
一時はダンサーを志すもメインボーカルとしてデビュー
今ではグループ随一のダンスの上手さでも知られるジョングクだが、最初は指摘される部分も多かったそうで、事務所に促されデビュー前にアメリカでのダンス研修を経験。ロサンゼルスの有名ダンススタジオ「Movement Lifestyle」でレッスンを受け、短期間で飛躍的にその実力を伸ばしたという。その後、一時期は歌よりもダンスに専念したいと考えていたほどだったそう。なにか1つやらせればすぐに出来るようになってしまい、没頭する特技が増えていくのがジョングクなのだ。メンバーの説得などもあり、ダンス専門ではなくボーカル、それもメインボーカルとしてデビューを果たしたジョングク。
デビュー後は、歌声、ダンスパフォーマンス、抜群のルックスだけでなく、純粋で裏表のない、伸び伸びとした性格でもファンを魅了することとなる。成人済みのメンバーもいる中、15歳という若さでデビューしたジョングクは、メンバーを本当の兄のように慕い、まさに目の中に入れても痛くないような存在でファンからも愛を受けるように。
ファンへの神対応ぶりも“黄金” クリエイターとしての能力も発揮
また近年ではクリエイター側としても手腕を発揮しており、3rdミニアルバム「花様年華 pt.1」の「Outro:Love is Not Over」で作詞・作曲のクレジットに名を連ねると、3rdフルアルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」の「Magic Shop」では本格的にプロデュースに参加。
さらに最近は映像製作にも力を入れているようで、メンバーたちを映したプロ顔負けの映像作品をYouTubeに投稿し話題を呼んでいる。
どんなに“黄金”でも変わらぬ人柄でファンを魅了
どれだけ大きな存在になろうとも無邪気で愛に溢れた人柄は変わらず、その親しみやすさでもさらにファンを魅了するジョングク。黄金の才能を持ち、世界から認められた今も、「まだ実力が不足している」「自分はまだ小さな存在」と自問自答しながら努力を続ける。ほんの少しステージで失敗しただけでも、責任を感じ裏で涙を流す姿などには、心を動かさずにはいられない。他のメンバーが続々とそうしているように、自作曲や自作作品集のリリースも期待されている。まだ22歳。ここからさらに想像を超えて躍進していく“黄金の末っ子”が期待できそうだ。(modelpress編集部)
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