WINNER(MINO、HOONY、JINU、YOON)(C)モデルプレス

WINNER「どこまで行けるかはわからないけれど」「“一生一緒”に」<アルバム「WE」に込めた意味>

2019.08.03 00:00

8月7日に日本で約10ヶ月ぶりとなる新ミニアルバム 「WE」をパッケージリリースする4人組ボーイズグループ・WINNER(ウィナー)が、来日に合わせて取材に応じ、様々な思いを明かした。

  

WINNER、新ミニアルバム「WE」に込められた思いとは

まさに今年8月、デビュー5周年を迎えるWINNER。現在は自身初のアリーナツアー『WINNER JAPAN TOUR 2019』の真っただ中で、同ツアーでは初の生バンドでのライブを行うなど新たな挑戦を続けている。

アルバムタイトル「WE」について、リーダーのYOONは「今まで僕らがやって来られたのは、“僕たち(=WE)”だったから可能だった、という気持ちを込めました」と語る。

MINO、HOONY、JINU、YOON (C)モデルプレス
サブタイトル「We or never」にも「僕たちじゃなければ絶対にやり遂げられない。僕たちじゃなければ、意味がない」というメッセージが込められているといい、“僕たち”の中はメンバー、スタッフ、そしてもちろんファンが含まれている。

「音楽を聴いてくれる人がいなければ、不可能なことだった」と思いを口にするYOON。YG ENTERTAINMENTという大手事務所のスターでありながら、アットホームで親しみやすい雰囲気を醸し出しているのがWINNERの魅力。まさにWIINNERには「WE」という言葉が似合っている。

今まで“見せたことのないWINNER”を見せた「WE」

YOON (C)モデルプレス
アルバムの聴きどころについては、「僕たちが今まで見せていなかったことを見せることに集中したアルバムだと思います。タイトル曲『AH YEAH』は明るいダンス曲ですが、ほかにもいろんなスタイル、ジャンルの曲が入っているので、そこが注目ポイントです」とYOONが流ちょうな日本語で紹介。

たしかにここ数年のWINNERといえば、2017年4月、4人体制としての再出発と同時に発表した「REALLY REALLY」に始まり、トロピカルハウスなどを基調とした夏らしい、あるいは軽やかな楽曲がメインとなってきた。

MINO (C)モデルプレス
しかし「5曲とも違った色が入っていて、今までのWIINNERにはなかったスタイル」とYOONが話す通り、今回のWINNERはMINOが手掛けた「ZOO」、YOON作曲でSEXYかつ致命的な楽曲「MOLA」や「BOOM」、キュートな歌詞が韓国で話題になった「MILLIONS」と、様々なカラーを見せている。

WINNER、日本語バージョンにかける思いも

HOONY (C)モデルプレス
さらに、今回日本で「WE」をリリースするにあたって製作のエピソードを聞かれると、HOONYとMINOから“日本語バージョン”についての話題が。

HOONYは「これまでは『収録は難しくなかったですか?』と聞かれても『思ったより大丈夫でした。歌いやすいです』と答えていたのですが、今回はとても難しかったです。担当の方が、最初は僕たちのために簡単な単語を使ってアレンジしてくださっていたのですが、発音とか単語が本当に難しくなって、ラッパーにとってはとても難しいです。ちょっと『無理かな~』と思うほど難しかったです(笑)」と打ち明け、MINOも「こんなに難しいのは初めてでした。今まではライブの時や収録の時も難しいと思ったことはなかったし、自信があったのですが、難しいですね」と吐露した。

そう感じるのも、彼らがより良い日本語でファンたちに歌を届けようと努力している証拠。YOONは7月28日の幕張公演で「みなさんのために“質の高い”ものをお届けします」と冗談交じりで話していたが、 “質の高い現地語で”とまで考えてくれるグループはなかなかいないだろう。

JINU (C)モデルプレス
今回の取材でも、時折韓国語を挟むものの全員が日本語を使って受け答え。特にYOONの日本語レベルは素晴らしく記者を脱帽させるが、ライブで「ごめんなさい、6年経っても日本語が下手です…」と謝っていたMINOも、十分日本語で質問に答えられるほどなのだ。

難しくなった理由については、YOONが「ラッパーたちの作詞の実力が上がったから、もっと難しくなるんだと思います」と話し、お互いを高めあうのも忘れない。

WINNERの未来像とは

5周年を目前に控え、“WINNERの未来像”を聞かれるとYOONは「一生懸命走ってきました。僕自身、メンバーを誇りに思うし、拍手を送ってあげたい。今みたいにずっとできるか、どこまで行けるかはわからないけれど、僕たちの中で頑張っていきたいと思います」と明かす。

するとHOONYは「長く活動する先輩方がたくさんいらっしゃるので、僕たちも長く音楽をやりたいと思います」と未来を見据えた。

WINNER(MINO、HOONY、JINU、YOON)(C)モデルプレス
最後にHOONYは、ファンに向けて「今まで6回ツアーをやってきて、つらいことも、幸せなことも沢山ありました。でも、今が僕たちの音楽人生の中で、序盤だと思うようにしています。みんな一緒に活動するから、60歳、70歳まで、家族になって“一生一緒”に行きたいです」と言葉にした。

WINNER(MINO、HOONY、YOON、JINU)(C)モデルプレス
取材ではこのほか、メンバー1人1人が「WE」からおススメ曲を紹介したり、『WINNER JAPAN TOUR 2019』を初めて生バンド形式にした経緯、幕張公演でMINOが泣いてしまった理由についても深堀り。また、JINUまさかのマイブームまで発覚?盛りだくさんの取材詳細は、後日改めてお届けする。(modelpress編集部)

リリース情報

『WE』ジャケット写真(提供写真)
JAPAN NEW MINI ALBUM『WE』
2019/8/7 RELEASE (7/1 ON DIGITAL)

<CD>
01 AH YEAH
02 ZOO
03 MOLA
04 BOOM
# BONUS TRACK
05 EVERYDAY [REMIX]
06 FIRST LOVE (2019) ―KR Ver.-
07 MILLIONS

<DVD>
(※CD+DVD+スマプラムービー&ミュージック形態のみ)
■MUSIC VIDEO
・AH YEAH
・MILLIONS
■MAKING FILM
・AH YEAH ―KR Ver.―
・MILLIONS ―KR Ver.―
■PERFORMANCE VIDEO
・AH YEAH ―KR Ver.―
・MILLIONS ―KR Ver.―

ツアー情報

【WINNER JAPAN TOUR 2019】 ※追加公演

※2019年8月10日(土) オリンパスホール八王子 開場:17:00/開演:18:00
※2019年8月31日(土) 静岡市民文化会館 大ホール 開場:17:00/開演:18:00
※2019年9月1日(日) 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール 開場:17:00/開演:18:00
※2019年9月14日(土) ロームシアター京都 メインホール 開場:17:00/開演:18:00
 2019年9月16日(月) マリンメッセ福岡 開場:13:00/開演:14:00

WINNER

WINNER(提供写真)
YG ENTERTAINMENT所属の練習生11名がTEAM AとTEAM Bの2チームに分かれ、デビュープロジェクト『WIN:Who Is Next』で対決。その模様はテレビで数か月にわたって放送され、最終バトル、及び視聴者投票による最終投票によってTEAM Aが見事勝利し、”WINNER”としてデビューを勝ち取った。

リーダーであるYOONをはじめ、メンバー自身が音楽、ライブ制作に携わり、彼らの作曲能力、パフォーマンス能力の高さは韓国 国内外音楽関係者の多くから注目されている。
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