なにわ男子・道枝駿佑、キザな台詞は「恥ずかしがらずに振り切って」主題歌「Moonlit」誕生秘話も明かす【「うるわしの宵の月」インタビュー後編】
2026.10.16 17:00
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10月23日公開の映画『うるわしの宵の月』で主演を務めるなにわ男子の道枝駿佑(みちえだ・しゅんすけ/24)に、モデルプレスがインタビュー。後編では、安斉星来との撮影現場で生まれた琥珀らしい仕草や、プライベートでも親交のある水沢林太郎との共演エピソード、なにわ男子が歌う主題歌「Moonlit」への思い、そして道枝が考える“王子”像について語った。
道枝駿佑主演「うるわしの宵の月」
本作は、講談社「デザート」で連載中のやまもり三香氏による同名漫画を実写映画化した、“W王子”の等身大ファーストラブストーリー。世界累計発行部数は820万部を突破し、今年1月にはTBS系でアニメの放送もスタートした話題作だ。道枝が演じるのは、完璧なルックスを誇り、高校一のイケメンとして「王子」と呼ばれる市村琥珀。ヒロインの滝口宵(安斉星来)も、容姿端麗でスマートな振る舞いから、女子ながら「王子」と呼ばれている。内心では完璧な王子像に複雑な思いを抱く宵の前に、同じく「王子」と呼ばれる1学年上の先輩・琥珀が突然現れ、「あんた、めちゃくちゃ美しいな」と告げる。その一言をきっかけに、宵の世界が揺れ始める。
監督は竹村謙太郎、脚本は徳永友一、音楽は兼松衆が担当。共演には水沢林太郎、星乃夢奈、鈴川紗由、大倉空人、阿佐辰美、与田祐希、藤木直人らが名を連ねる。
道枝にとっては、映画単独主演2作目となる本作。原作の琥珀のビジュアルに寄せた“プラチナブロンド”の髪色でも話題を集めている。ヒロイン・宵を演じる安斉は、本作が恋愛映画のヒロイン初挑戦で、道枝とは初共演となる。
道枝駿佑、初撮影は“探り探り” 現場で自然に生まれた琥珀の仕草
― 初共演となる安斉さんとのシーンが多いですが、最初に撮影したのはどのシーンでしたか?道枝:最初に撮ったのは、初デートで和菓子を見つけるシーンでした。わりと自由な雰囲気の撮影で、セリフは一言二言あるくらい。あとは本当に自由に演じていたので、「琥珀はこんな感じかな」と探りながら演じていました。
― 出会いのシーンから撮影するのが一般的かと思いますが、順撮りではなかったんですね。
道枝:順撮りではなかったので、二人の距離感を整理しながら進めていました。原作と見比べながら、「原作にあったあの仕草を、ここで取り入れられるかな」といろいろ試したりしていました。
― 原作の仕草を取り入れたり、現場で自然に生まれたりしたアクションはありますか?
道枝:頭をかく仕草や、宵ちゃんのネクタイを引っ張るところですね。「もう一回引っ張る」という動作は現場で自然に出てきたものなのですが、琥珀らしいなと思いました。
― 特に試行錯誤したり、こだわりを持って臨んだりしたシーンはありますか?
道枝:最後の海辺のシーンですね。琥珀自身もいろいろな感情が入り交じる中で決断する場面なので、心情を考えながら大切に演じました。宵ちゃんは琥珀から「好き」と言われたことがないので、そこで気持ちを伝えるのも、琥珀なりに思いを届けようとした結果なのかなと思います。
あとは、宵ちゃんの頭にお菓子を積み上げるシーンも印象に残っています。最後にお菓子を頭に乗せるのがなかなかうまくいかず、苦戦しました(笑)。当日は風も強くて心配でしたが、なんとか撮り終えることができました。
道枝駿佑、“攻め”から“受け”へ 琥珀の変化を意識した演技
― 大きな出来事が起こるというより、少しずつ相手を好きになっていく細やかな心の変化を描く作品ですが、演じるうえで特に意識したことはありますか?道枝:心の距離が近づいたり離れたりする中で、その場で自然に生まれる感情を大切にしつつ、宵ちゃんに対して少し駆け引きをしてみたり、ドキッとさせるために顔を近づけてみたりしました。場面によってアプローチは違いましたが、宵ちゃんに対してグイグイと積極的にいく姿勢は意識していました。
― 宵がしっかり受け止めてくれていたんですね。前半は琥珀から積極的にアプローチする場面が多かったのでしょうか?
道枝:そうですね。いけそうなときには積極的に攻めていくような感じで演じていました。
― 後半になると、逆に琥珀が受け身になる場面も増えてきますよね。
道枝:宵ちゃんに何かを言われてドキドキさせられる場面も増えてくるので、前半と後半のギャップはしっかりと意識していました。
― 現場で作り上げていくシーンも多かったのでしょうか?
道枝:何度かドライ(カメラを回さずに行うリハーサル)をやってみて、「じゃあ、その感じでいきましょうか」と決まっていく流れは多かったです。ドライで実際に動いてみて、採用されることもありました。
― その中で、特に印象に残っているシーンや、ファンに注目してほしい仕草はありますか?
道枝:「宵ちゃんの忘れ物を届ける方が重要じゃん」というセリフのところで、少し屈んで宵ちゃんの顔を覗き込むような仕草をしました。現場でやってみて「琥珀っぽいな」と感じた動きだったので、そういった何気ない仕草から伝わる琥珀らしさも大切にしていましたね。
道枝駿佑、水沢林太郎とのライバル関係「友達だからこそ気を遣わずに」
― プライベートでも親交のある水沢林太郎さんがライバル役として出演されていますが、実際に演じてみていかがでしたか?道枝:仲の良い友人とライバル役というのはなかなかないことなので面白かったですし、言い合いになるようなシーンもやりづらさは全くありませんでした。むしろ、友達だからこそ変に気を遣わずに感情をぶつけることができたので、とてもやりやすかったですね。
― 事前に「こう演じよう」といった相談はされましたか?
道枝:クランクインの前に林太郎の家へ行って、少し話す機会がありました。「こうなったらいいよね」といった作品に対する思いなどは話しましたね。
― 同世代で何度も共演されていますが、今後、水沢さんと「こういう役柄で共演したいね」といった話をすることはありますか?
道枝:バディ役ですかね。完全に対等な相棒役をいつか一緒にやってみたいです!
道枝駿佑、なにわ男子「Moonlit」に込めた思い「“うるわしい”を入れてほしかった」
― これまでにも映画に多数出演されていますが、ご自身の主演映画で、なにわ男子の楽曲が主題歌になるのは今回が初めてですよね。どのようなお気持ちでしたか?道枝:純粋に嬉しかったです。主題歌を歌わせていただくことで、映画だけでなく、グループとしても一緒に盛り上げていけるなと思いました。
― 歌い出しや落ちサビも道枝さんが担当されていますが、やはり気合いが入りましたか?
道枝:そうなんですよ(笑)。今回は曲選びの段階から少し参加させていただきました。もちろん僕に決定権があるわけではありませんが、歌詞も原作に寄せた雰囲気にしたいなと思っていたんです。「月麗」や「宵の月」といった言葉が入っていたり、宵ちゃんが甘いもの好きという設定が反映されていたりと、作品に合わせた歌詞になっていました。「うるわしい」という言葉を入れてほしいという思いもあったので、「月麗」という形で取り入れてくださったんだなと感じました。
道枝駿佑が考える“王子”像 キザな台詞は「恥ずかしがらずに振り切って」
― 少女漫画原作ならではの非日常的な台詞やシーンを演じるうえで、説得力やリアリティーを持たせるために意識したことはありますか?道枝:琥珀は本心からそう思っているからこそ、キザな言葉も恥ずかしげなく言えるキャラクターなので、僕自身も基本的には恥ずかしがらずに振り切って演じました。「宵ちゃんってさぁ、すげぇ欲掻き立てられるんだよね」といったセリフも、自分自身が本当にそう感じているんだと信じて演じていました。
― 不器用さや真っ直ぐさなど、さまざまな表情を見せる琥珀ですが、言動にもどかしさを感じることはありましたか?
道枝:宵ちゃんに素直になれず、悪気はないのに不安にさせてしまうような言動ですね。共感はできないものの、「あ、琥珀またやっているな」と客観的に見てしまうような感覚はありました。何気なく言った一言が宵ちゃんを傷つけてしまったりと、いろいろとすれ違っているなと思いながら演じていたので、共感というよりは、見ていてヤキモキするような気持ちになりました。
― 琥珀は「王子」と呼ばれていますが、道枝さんにとって「王子」とは、どのようなイメージですか?
道枝:何でしょうね。感覚的なものなのかなと思います。容姿や性格ももちろん大事かもしれませんが、それだけではないと思います。改まって「王子とは」と聞かれると答えるのが難しいのですが、心に余裕があったり、情緒が安定していたり、スマートな立ち振る舞いができる人が、王子のような存在なのかなと思います。
― 最後に、本作は道枝さんにとってどのような作品になりましたか?
道枝:自分の幅が広がった作品だと思います。「こういう役柄もできるんだ」と思っていただけるような作品になったかなと思いますし、主演として現場に立つことについても、まだ探り探りではありますが、少しずつわかってきた気がします。すごく学びの多い現場でした。
― ありがとうございました。
インタビューこぼれ話
撮影中、「王子っぽい感じで」とリクエストすると、すぐさま雰囲気を変えてみせた道枝。劇中ではプラチナブロンドヘアで琥珀を演じているが、この日は黒髪姿で登場した。インタビューでは、ビジュアル面の役作りについて「髪色くらい」と語っていたが、髪色が違っても、リクエストに自然と応える姿には“王子”の風格が感じられた。自身が思う“王子”像について、「心に余裕があったり、情緒が安定していたり、スマートな立ち振る舞いができる人」と語っていた道枝。撮影でも気負うことなく、その場にふさわしい表情や雰囲気を見せる姿が印象的だった。
道枝が主演を務める映画で、なにわ男子の楽曲が主題歌に起用されるのは本作が初めて。原作へのリスペクトを胸に作り上げた“王子”・琥珀の姿と、なにわ男子が歌う主題歌「Moonlit」にも注目しながら、ぜひスクリーンで本作の世界観を楽しんでほしい。
(modelpress編集部)
道枝駿佑(みちえだ・しゅんすけ)プロフィール
2002年7月25日生まれ、大阪府出身。“みっちー”の愛称で親しまれている。2014年に事務所に入所。2017年、日本テレビ系ドラマ『母になる』でドラマ初出演。2018年10月に結成されたなにわ男子のメンバーに選ばれ、2021年11月12日に『初心LOVE(うぶらぶ)』でCDデビュー。2022年、日本テレビ系ドラマ『金田一少年の事件簿』で連続ドラマ単独初主演。同年公開の映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で映画初主演を務めた。近年の主な出演作は、TBS系ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(2023)、テレビ朝日系ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(2024)、映画『青春18×2 君へと続く道』(2024)、TBS系ドラマ『キャスター』(2025)、映画『君が最後に遺した歌』(2026)など。最新主演映画『うるわしの宵の月』は10月23日に公開を控える。
【Not Sponsored 記事】
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