渡邉理佐「全力で、愛していいかな？」に出演中

同ドラマは、viviON THOTHから刊行され、各種電子コミックサービスでも配信・連載中のさんずい尺氏による同名漫画が原作。コミックシーモア「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2022」女性部門賞受賞、めちゃコミック「みんなの推し恋愛マンガ大賞」【大人の恋愛部門】入賞など、大きな話題を呼んでいる作品の実写化となる。

建設会社に勤める主人公・篁千世（桜庭ななみ）は、オジさんたちに囲まれながら日々仕事に励んでいる。そんな中、ひょんなことからランチを一緒に食べるようになった“ひる友”のイケオジ・瀬尾一愛（竹財輝之助）から突然告白される。長年恋愛から遠ざかっていた千世は戸惑いながらも「お試し期間がほしい」と告げる。恋に臆病になり“好き”がわからなくなっていた千世と、包容力抜群で優しすぎる瀬尾の、大人同士の不器用な年の差うぶきゅんラブストーリー。

渡邉理佐、撮影後の心境「経験ができてよかった」

― 櫻坂46を卒業後初のドラマですね。グループのメンバーが一人もいない作品に出演するのも初めてだとか。

渡邉：はい、すごく嬉しくてありがたい気持ちでしたが、やはりドラマに一人で出たことがなかったので、緊張というよりはとにかく不安で。でもグループを卒業したとき、お芝居にも挑戦できたらいいなと思っていました。まずは自分ができる限りことを頑張りたい、そう思いました。

― 撮影はすでに終わっているそうですが、終えてみての感想を教えてください。

渡邉：緊張や不安がある中での撮影でしたが、毎回とても勉強になって、そういった中で楽しいと感じる瞬間がたくさんありました。経験ができてよかったです。

― 渡邉さんが演じるのは、千世の後輩で、相談にも親身になって乗る本郷灯。太郎というパートナーがいて幸せな結婚生活を送っている…という役どころですが、なにが大変でしたか？

渡邉：元気で明るい役だったので、自分の中ではそう感じてもらえるように、と演じていたのですが、もっと元気に！もっと明るく！と監督にご指導いただくことがありました。自分が思っているより、さらに気持ちを乗せないと伝わらないんだ、というのはすごく勉強になりました。

渡邉理佐「打ちのめされていたかもしれない」

― 周りの俳優さんに圧倒される、ということはありましたか？

渡邉：たくさんありました。これまでは同じシーンでもメンバーがいたんです。でも今回はいない。自分一人でお芝居の現場にいる、ということが初めてだったので、人見知りと言っていられないことはわかっているんですけど、そういう部分もありました。良い意味で、毎回打ちのめされていたかもしれないです。

― 打ちのめされていた、と。それを毎回、どのように乗り越えていましたか？

渡邉：乗り越えられてはいない、かな。でも本当に貴重な経験をさせていただきました。一つひとつ経験をすることで、少しずつ成長していけたらと思いました。

― その環境に身を置けた、というのは、今後にもつながっていきますね。

渡邉：そうなんです。毎日がとても刺激的で、自分が意欲的になっていくのが感じられるというか。実際に現場で共演者のみなさんがお芝居している姿を目の当たりにして、自分ももっと上手くなりたい、と思いました。

渡邉理佐が語る今後「また怒涛のスケジュールで日々を過ごしたい」

― これからもお芝居に挑戦していきたいですか？

渡邉：やっていけたらいいなと思いました。ただそのためには頑張らないといけないし、経験を積んで自分の自信にも繋げていかないといけない。まだまだ本当に未知の世界です。

― 昨年秋にお話をお伺いした際、櫻坂46を卒業して少し時間に余裕ができた分、それまでとは違う自分の時間を過ごせている、とおっしゃっていました。今回、こうしてドラマに出演することになるなど、またギアを上げていくのかなと思ったのですが、いかがでしょうか？

渡邉：また怒涛のスケジュールで日々を過ごしたいと思い始めています。一つはお芝居。あとMCをやってみたいです。グループでライブのMCをやってこなかったので、トーク力もなければ、周りを見ながら進行していく力もない。だからこそ、その力をつけていきたいと思いました。

― きっとこれから櫻坂46以外に「これがなくちゃ渡邉理佐は語れない」というものを見つけていくんですね。

渡邉：見つかるかな…（苦笑い）。でもスラスラ答えられる日が来るように頑張ります。

渡邉理佐インタビューこぼれ話

＜こぼれ話1／悲しみの乗り越え方＞

仕事で落ち込んでも、基本は寝たら次の日には回復しているタイプ。でもたまに、どうしても息が詰まるな、というときはあって。そんなときは友だちに会ったり、電話したりすることで、気持ちをリセットさせます。本当にどうしようもない究極のときは、家で一人で泣きます。今日は「泣くぞ～」と気持ちを持っていって（笑）。ブワ～って泣いたら、スッキリできるんです。

＜こぼれ話2／先輩タイプ？後輩タイプ？＞

後輩の方がラクかもしれないです。先輩として引っ張っていく、そういう力が自分には少し欠けている気がするので…（苦笑い）。頼もしい先輩についていく方がパフォーマンスしやすいタイプかなと思います。でも状況に応じて、周りを引っ張っていける人に憧れます。

（modelpress編集部）

渡邉理佐（わたなべ・りさ）プロフィール

生年月日：1998年7月27日／出身：茨城県／身長：167cm／星座：しし座／血液型：O型

欅坂46の一期生としてグループに加入。櫻坂46に改名後もグループの中心メンバーとして活動する。2022年5月、櫻坂46の4thシングル「五月雨よ」の活動期間をもってグループを卒業。ファッション誌「non-no」専属モデル。