工藤阿須加(C)カンテレ

工藤阿須加「今も忘れられません」学生時代に後悔したエピソード・夢を叶える秘訣語る

2022.12.28 11:51

2023年1月8日スタートのカンテレドキュメントバラエティー『わたしの通学ロード』(毎週日曜午前5時30分~5時45分※関西ローカル)でナビーゲーターを務める俳優の工藤阿須加(くどう・あすか/31)に、モデルプレスがインタビュー。学生時代に後悔していることや、夢を叶える秘訣について聞いた。

工藤阿須加、地上波バラエティー初単独MC「わたしの通学ロード」

工藤阿須加、錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)(C)カンテレ
工藤阿須加、錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)(C)カンテレ
同番組は、「通学路」を通して、ゲストの人生を映し出すドキュメントバラエティー。忙しくてなかなか故郷に帰ることができないゲストに代わり、彼らの思い出の「通学路」を番組が取材。心に残るあの街並みや、足しげく通ったあのお店は今、どうなっているのか?番組では、ゲストの思い出の「通学路」や、ゆかりのお店の現在の様子を取材するほか、当時のゲストをよく知る人物へのインタビューや母校への取材で、ゲストの意外な一面や驚きのエピソードを発掘する。

工藤阿須加、地上波バラエティー初単独MC決定時の心境

錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)(C)カンテレ
錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)(C)カンテレ
― 工藤さんにとって、地上波バラエティー初単独MCとなりますが、今回のオファーを受けたときのお気持ちはいかがでしたか?

「なんで、僕なんだろう?」と、最初に聞いたときは驚きました。朝の情報番組でMCをやらせていただいたこともありますが、単独MCの経験は無かったので。そんな中で、僕を選んでくださったという嬉しさもありつつ、正直に言えば、不安も少しありました。ただ、せっかくこういった機会をいただけたので、精いっぱいやらせていただいて、「ダメならダメで仕方ない」という気持ちで臨みました。

― 企画内容を聞いた時は、どのような印象を持ちましたか?

ゲストの方の歴史をたどる番組はありますが、“通学路”にスポットを当てるというのは今までに無い企画で、面白いと思いました。地元の方からすればいつもと同じ道でも、その道を知らない僕らからすれば、ゲストの方がどういった所に住んで、どういった通学路を通って、どういった学生時代を過ごしていたのかなということに興味がありますし、その映像を一緒に見ながら懐かしさを感じることができるということが、すごくいいなと思いました。

工藤阿須加、初回収録振り返る

錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)(C)カンテレ
錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)(C)カンテレ
― 初回収録を振り返っていかがですか?

今回は、錦鯉・長谷川(雅紀)さんの中学時代の“通学路”を一緒に見させていただきましたけど、15分の放送時間には収まらないほどのエピソードが詰まっていて、もっと長い時間お話を聞いていたいなと思いました。

― 特に印象的なシーンをあげるとしたら?

最後が衝撃でした!あのシーンは1番インパクトがありましたね(笑)。とある人が出てきて長谷川さんにコメントをするのですが、「いい流れでしんみり懐かしさに浸りながら終わるのかな」と思っていたら…。

あの展開は衝撃的でした(笑)。僕だけじゃなくて、錦鯉のお2人も「ええー!?」ってなっていましたね(笑)。それ以外にも、VTRをただ見るだけじゃなくて、当時を再現して一緒に楽しめる場面があってよかったです。

― この番組を、これからどんな番組にしていきたいですか?

まだ分からないというのが正直な気持ちですが、今回の収録で感じたことは、ゲストの方の歴史を一緒に見ることができ、お話を聞かせてもらえるということは、その方が築いてきた“宝物”を一緒に見て感じることができるということであって、それがすごくステキだなと思いました。今は、スタジオでゲストの方と一緒にVTRを見てトークをするという形ですが、例えば、ロケ地に僕が行ってもいいですし、ゲストの方と一緒に行くということがあっても面白いと思います。

工藤阿須加の悲しみを乗り越えたエピソード

錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)、工藤阿須加(C)カンテレ
錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)、工藤阿須加(C)カンテレ
― 今回「思い出の通学路」というのがテーマですが、学生時代に後悔していることや、もう一度やり直したいエピソードはありますか?

後悔する事ばかりでした。学生時代はスポーツに専念し、テニスのプロを目指して日々テニスに明け暮れていました。学業を疎かにしてしまった時期でもありました。もし、今の自分の考えを持ったまま過去に戻れたら、もっとうまくやれたんじゃないか、何か変えることができたんじゃないかと思うことがあります。全国大会がかかった試合で僕が負けてしまい、今も忘れられません。

― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者に向けて、これまでの経験を振り返り、「悲しみを乗り越えた方法」もしくは「怒りを乗り越えた方法」を教えてください。

悲しみや、怒りが何が原因でその感情が生まれたかで乗り越えかたも変わるのかなと思います。僕の場合、人に悲しみや怒りを感じた時は、相手の立場になって1度考えるようにしてます。なぜその行動をしたのか、自分には非はなかったのか、自分なら何を感じるのか。とにかく1つの側面から物事を捉えないように心掛けてます。そう考えると冷静になれたりするかなと。感情的に動いてもあまり良いことがない気がします。

考えていく中で、相手を許せるのか、関わらないようにするのか、今度同じような人が現れた時気をつけようとか。考えは人それぞれだと思いますが、神様が「気をつけろ」って教えてくれたのかな?「ラッキー!」くらいで考える事もあります。なるべく物事の出来事をプラスに考えるようにしているからかもしれません。

工藤阿須加の夢を叶える秘訣

― これまで俳優として多くの夢を叶えてこられたと思いますが、工藤さんが考える「夢を叶える秘訣」は何ですか?

大きな夢を持つこと。人に笑われるくらい大きな夢を持つ事が大切だと思います。大きな夢から今の自分までを逆算すると、何が必要なのか見えてくると思います。1つ1つ小さな夢を叶えて成功体験を増やせば、いずれ叶えてきた小さな夢がたくさん集まってそれが大きな夢に繋がるのかなと。プロセスが大事だと思うんです。僕もまだまだ未熟だし、夢の途中ですが、夢を叶えるまで何を選択して取り組んできたか。あとは、覚悟と情熱も必要な気がします。

― 最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

タイトルの通り、ゲストの思い出の“通学路”から、その方の歴史を一緒に振り返る番組になっています。“通学路”というものは、いい思い出も苦い思い出もどちらも持っていて、学生時代のその時にしか経験できないものが詰まったものだと思います。それを懐かしみながら、一緒に感じることができるということが『わたしの通学ロード』の醍醐味だと思いますので、自分もこんなことあったなとか思い出して楽しんでもらえたら、僕の中では成功なんじゃないかなと思います。日曜の朝の5時30分に少し早起きをして、ゲストの方のルーツを知って、楽しんでもらえることが1番かなと思います。

(modelpress編集部)
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