橋本愛、のん (C)モデルプレス

のん&橋本愛、7年ぶりの共演に照れ「電気が走ったみたいな快感」<私をくいとめて>

2020.11.05 21:48

女優ののんが5日、都内で行われた映画「私をくいとめて」(12月18日公開)の舞台挨拶に、共演の林遣都、橋本愛、メガホンをとった大九明子監督とともに登壇した。7年ぶりの共演となったのんと橋本が、お互いへの思いを語った。


のん&橋本愛、7年ぶりの共演

橋本愛、のん、林遣都、大九明子監督 (C)モデルプレス
橋本愛、のん、林遣都、大九明子監督 (C)モデルプレス
本作は、脳内に相談役“A”を持ち、悠々自適におひとりさまライフを満喫していた31歳のみつ子(のん)が、年下営業マン・多田くん(林)と出会い、久しぶりに訪れた恋に戸惑いながらも一歩踏み出していくさまが描かれる。

橋本愛 (C)モデルプレス
橋本愛 (C)モデルプレス
みつ子の親友・皐月を演じる橋本は、のんとは7年ぶりの共演となったが、久しぶりに共演した感想を尋ねられると「私が入った初日に私とのんさんのラストシーンの撮影で、その頃には2人の役どころの関係性はエンディングを迎えているのに、私たちは久しぶりすぎて、めちゃくちゃ照れて(笑)、ヘラヘラしながら段取りをして(笑)、全然段取りにならなくて、しかもセリフがないシーンで、アドリブで作り上げないといけないシーンだったんですけど、ニヤニヤしながら大九さんには段取りにならない段取りをお見せしてしまって申し訳なかったです」と笑顔交じりで回顧し、その後、のんにお願いをして2人で本読みをしたことを明かし「2人で軽く読み合わせただけなのに、すごいスピードで2人の関係が埋まっていく実感があって、そのシーンになんとか間に合って“すごい!”と思って、“魔法だな”と思いました。久しぶりにお芝居をしたんですけど、玲奈ちゃん(のん)の瞳からいろんな感情とか情報が入っていて、セリフ以上の心の言葉というのをやり取りする時間を毎シーン感じていて、それが電気が走ったみたいな快感だったんです。なので、毎回楽しく撮影していました」と嬉しそうに語った。

橋本愛、のん (C)モデルプレス
橋本愛、のん (C)モデルプレス
一方、橋本と久しぶりに共演しての感想についてのんは「めちゃくちゃ嬉しかったです」と吐露し、「すごく嬉しくて、撮影の前の日は“明日、愛ちゃんとだ”みたいな感じでワクワクしていたんですけど、実際に顔を合わせてみると、すっごい恥ずかしくて、緊張して目を合わせられなくてドキドキしちゃって、数年ぶりに会ってみると、その間に映像で見てはいたけど、実際に見るとやっぱり美しさが増していてドキドキしちゃって(笑)、呼吸がしづらくなって、待ち時間になったら『ハーッ、ハーッ。息してなかった』ってくらい緊張してしまいました」とコメント。続けてのんは「でも、愛ちゃんが本読みに誘ってくれて、本読みでみつ子と皐月として心を通わすことができて、演技を始めたらすごく自分の中では愛ちゃんと演技をしている状況が自然なことだったというか、何も不自然なことがなくて、なんの抵抗もなくて、すごく楽しかったです」としみじみと語った。

橋本愛、のん (C)モデルプレス
橋本愛、のん (C)モデルプレス

林遣都、のんと初共演「大事に大事に細かい瞬間を共有している感覚」

のん (C)モデルプレス
のん (C)モデルプレス
撮影した感想と、どのように役を作っていったのか聞かれたのんは「みつ子を演じられたのは楽しい時間でした。みつ子の見た目はどこにあるのかというのは原作を読んだり、台本を読んだりして探っていって、私は原作を片手に台本を読んで、大九監督の書かれたセリフとともに、それを原作に流れるみつ子の感情を探るために、原作を攻略本にして台本を読むみたいな感じで解釈していきました」と話し、「あとはみつ子が買いそうな雑誌を買って、読みながら“これ、みつ子好きそうだな”って丸を付けたりして、おひとりさまを楽しむ実感みたいなものを掴む作業をしました」と打ち明けた。

林遣都 (C)モデルプレス
林遣都 (C)モデルプレス
また、のんと初共演だったという林は、のんと共演しての感想を求められると「一緒にお芝居をしていてすごく楽しかったです。普段の穏やかな印象からお芝居が始まって、本番がスタートかかったときに、一気に目の色が変わるというか、吸引力みたいなものがあって、常にそこに突き動かされて、一緒にお芝居をしていて、大事に大事に細かい瞬間を共有している感覚があって、とても楽しかったです」と笑顔を見せた。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 橋本愛、柴咲コウの妹役に 「同期のサクラ」遊川和彦作品に続投<35歳の少女>
    橋本愛、柴咲コウの妹役に 「同期のサクラ」遊川和彦作品に続投<35歳の少女>
    モデルプレス
  2. のん&林遣都、初共演で崖っぷちロマンス描く 綿矢りさ原作「私をくいとめて」実写映画化
    のん&林遣都、初共演で崖っぷちロマンス描く 綿矢りさ原作「私をくいとめて」実写映画化
    モデルプレス
  3. 橋本愛、“無化粧無加工無フィルター”のすっぴん姿に絶賛の声「美しすぎる」「クオリティ高い」
    橋本愛、“無化粧無加工無フィルター”のすっぴん姿に絶賛の声「美しすぎる」「クオリティ高い」
    モデルプレス
  4. NEWS増田貴久、橋本愛&松本まりかの“女優魂”に度肝抜かれる「何だこいつら」<パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件>
    NEWS増田貴久、橋本愛&松本まりかの“女優魂”に度肝抜かれる「何だこいつら」<パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件>
    モデルプレス
  5. 橋本愛&NEWS増田貴久を原作者が激励 美 少年・那須雄登ら出演新映像も解禁へ<パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件>
    橋本愛&NEWS増田貴久を原作者が激励 美 少年・那須雄登ら出演新映像も解禁へ<パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件>
    モデルプレス
  6. 橋本愛「同期のサクラ」笑顔でクランクアップ「沢山の受難がありました」
    橋本愛「同期のサクラ」笑顔でクランクアップ「沢山の受難がありました」
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. <トイ・ストーリー2>米公開25周年 ウッディ&バズの成長をテーマにおもちゃたちの感情を通して大切なことを再認識させてくれる感動作
    <トイ・ストーリー2>米公開25周年 ウッディ&バズの成長をテーマにおもちゃたちの感情を通して大切なことを再認識させてくれる感動作
    WEBザテレビジョン
  2. 上田慎一郎監督の最新作公開、内野聖陽「良い映画を作りたいという情熱から生まれた作品」<アングリースクワッド>
    上田慎一郎監督の最新作公開、内野聖陽「良い映画を作りたいという情熱から生まれた作品」<アングリースクワッド>
    WEBザテレビジョン
  3. <没後10年 反骨のスター 菅原文太特集>「現代やくざ 与太者の掟」など6作品を一挙放送 あらすじと見どころに迫る
    <没後10年 反骨のスター 菅原文太特集>「現代やくざ 与太者の掟」など6作品を一挙放送 あらすじと見どころに迫る
    WEBザテレビジョン
  4. 重岡大毅のコメントでファン爆笑「“土台”と書いて“ホネ”と読みます」
    重岡大毅のコメントでファン爆笑「“土台”と書いて“ホネ”と読みます」
    WEBザテレビジョン
  5. 森川葵、美脚際立つミニ丈コーデで登場 “不在のボス”岡田将生は「すごく不思議な方」【アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師】
    森川葵、美脚際立つミニ丈コーデで登場 “不在のボス”岡田将生は「すごく不思議な方」【アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師】
    モデルプレス
  6. 山下美月、“六嘘”共演者が心の支えに「心が折れそうなときにみんなの顔が浮かんだ」
    山下美月、“六嘘”共演者が心の支えに「心が折れそうなときにみんなの顔が浮かんだ」
    WEBザテレビジョン
  7. 浜辺美波・赤楚衛二・山下美月ら、裏の顔暴露される「メンタルコントロール」「実はAIなんです」【六人の嘘つきな大学生】
    浜辺美波・赤楚衛二・山下美月ら、裏の顔暴露される「メンタルコントロール」「実はAIなんです」【六人の嘘つきな大学生】
    モデルプレス
  8. M!LK佐野勇斗、1ヶ月半前から密かにX開設「誰にもバレてない」【六人の嘘つきな大学生】
    M!LK佐野勇斗、1ヶ月半前から密かにX開設「誰にもバレてない」【六人の嘘つきな大学生】
    モデルプレス
  9. WEST.藤井流星「7人でいられて良かった」デビュー10周年迎え思い語る
    WEST.藤井流星「7人でいられて良かった」デビュー10周年迎え思い語る
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事