「あいのり」でっぱりん&じゅんき、カップル誕生シーンの裏側・“史上最大の修羅場”も振り返る<モデルプレスインタビュー前編>
2019.05.25 10:00
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フジテレビ系で放送されていた恋愛観察バラエティー「あいのり」の新シリーズ「あいのり:Asian Journey」シーズン2(Netflix/FODで配信)にて、カップルとなったでっぱりん(22)とじゅんき(24)がモデルプレスのインタビューに応じた。【前編】
同シーズンは、3月28日に配信された第22話で完結。でっぱりんの告白をじゅんきがOKし、シリーズ最後となるカップルが誕生した。前編では、旅中の出来事、お互いへの気持ちが芽生えたとき、カップルが誕生したシーンのエピソードなどたっぷり話を聞いた。
元カノに浮気されたことで女性不信に陥ったじゅんきの信頼を得るため、標高4000メートルの天山山脈の山登りに果敢に挑戦。ラストは、じゅんきが「『一緒にいて楽しい』のが『助けたい』という思いになってて、一緒に登れて嬉しかったのも好きだからだと思う」とでっぱりんの気持ちを受け入れた。
じゅんき:キルギスのモンゴルハウスに泊まりに行った経験が楽しかったです。(でっぱりんと)馬にも一緒に乗ったし、あそこで結構濃く絡んだと思います。
― そのときに2人の距離はかなり縮んだ?
2人:はい。
― 逆に辛かった思い出は?
でっぱりん:私はインドが一番辛かったです。暑い、カレーしかない。
― じゅんきさんは?ずっと笑っている印象でしたが。
じゅんき:そうですね。割と楽しんじゃっていました。でも人見知りなので最初の頃は馴染めなくて、元気なかったです。
でっぱりん:あんまり喋らんかったよね?
じゅんき:(でっぱりんが)うるさかったので喋ったら(自分が)喋れないなって。まあ後半大人しくなったので良かったですが。
― (笑)。途中から、「じゅんきってこんなに面白い人なんだ!」という感じにスタジオもなっていましたよね。
でっぱりん:確かに。途中からだよね。
じゅんき:最初はカメラがあることに慣れていなくて、カメラの前では喋れなくなっていました。
― でっぱりんさんの中で、シーズン1と2を比べて一番違った部分はどこですか?
でっぱりん:シーズン1のときは私が最年少だったんですよ。皆お兄ちゃんお姉ちゃんみたいに可愛がってくれたんですけど、2の最初は別にスタッフの人に言われたわけじゃないですけど、私が先輩としていろいろ教えた方が良いのかな、と気を張っていました。やっぱりきつい気持ちとかは分かるけん、そういう話を聞いてあげたいなとか。そこが一番違うかな。
― 気が張っていたこともあって、喧嘩や事件に発展した部分もあったんでしょうか?
でっぱりん:そうですね。あのときは「もう無理だ」とか色々と思い詰めていて。
― 配信はご自身でご覧になってどんな心境でしたか?
でっぱりん:えー(悩む)?
じゅんき:でも割と楽しんでいたんじゃない?笑ってたじゃん。
でっぱりん:笑ってたかな(笑)?ヤバいなとは思ったよね。本当に普通の生活で友達から頼られることは全然苦じゃないし、基本大丈夫なんですけど、あいのりの旅中は貧乏やし、自分の時間もない、かつシーズン1から出ている、ということで色々考えちゃって気を張っていたので、あのときの自分の状況を考えると「こういう風になるよな」と。今だったらそんなこと多分思わんのに、あの旅だったからそうなったんだろうな、とか思いながら観ていました。
― (シーズン1の)アスカさんと裕ちゃんさんにインタビューした際、やはり旅中は特殊な環境にいるのですごく感情を揺さぶられることが多かったとおっしゃっていましたが、やはり精神的に追い込まれる?
でっぱりん:(頷いて)そう。感情が激しくなっちゃいます。
― でっぱりんさんはお酒を飲んで喧嘩に発展してしまうことが多かったですが、酔ったときのことは全部覚えていましたか?
でっぱりん:覚えています。
― その後しばらくはトムさんとギスギスしている期間もあったと思うんですが、帰国のときはすっかり仲直りしていました。喧嘩を引きずることはなかったですか?
でっぱりん:引きずってはないですね。ネパールでは話さなかったんですけど、ウズベキスタンに入ってからは全然そういうのもなくなって普通に恋愛の話とかも話していました。
じゅんき:いや、おっかないなと。とんでもねえなと思っていました、はい(笑)。
一同:(笑)。
でっぱりん:でもシーズン1から観てたもんね?
じゅんき:そう、おっかない小娘っていうのは知っていました。なんですけど、そんなに気にすることでもないかなと思って。
― 想定の範囲内だった?
じゅんき:今カップルになって揉めるときもそうなんですけど、基本想定の範囲内です。余裕です。
一同:(笑)。
でっぱりん:かっこいいですよね(笑)。
― もしあのとき、じゅんきさんがあの場にいたらどうしていたと思いますか?
じゅんき:やっぱりカッコよくなだめていたんじゃないですか(笑)?
でっぱりん:その話するんですよ。シーズン1の喧嘩も観て、私と付き合ってくれたけん、付き合った当初はどういう気持ちでOKしてくれたんだろう?と思ってよく私から聞いていました。
― そうなんですね!
じゅんき:うーん、とりあえず(でっぱりんの)話を聞いた方が良いですよね。そこから。(でっぱりんは)「うわー!」と感情が爆発しちゃうので、まずその理由を聞く。その場にいなかったので、分からないですけど。
じゅんき:大きい存在で言ったら僕はたいぞー(26)ですね。カザフスタンでADとして一緒に入ってきたんですけど、メンバーと馴染むより先にたいぞーと仲良くなったんですよ。それでカザフスタン終わったときにたいぞーがいなくなったので、めっちゃ寂しいなと思っていたら、新メンバーとして入ってきたので、嬉しかったです(笑)。
でっぱりん:ユウちゃんのあの純粋さは、今までそういう人と出会ったことがなかったので、すごく良いなと思いました。
じゅんき:そうね。学ぶところ多いと思うよ。
でっぱりん:私は「カッコいい」と思いました。そのときは勘で勇ちゃん系(シーズン2メンバー。29年間彼女なしの漫画家アシスタント)が来ると思っていて、「絶対そうやろうな」という気持ちで会ったら「え、カッコいい」みたいな。
― じゅんきさんは?
じゅんき:いやー、「すごい可愛いな」と(笑)
でっぱりん:嘘つけよ!別に可愛いと思ってないでしょ?
じゅんき:別に思ってない。
でっぱりん:でしょ?
― (笑)。シーズン1を観ていたときはどういった印象だったんですか?
じゅんき:おっかない、小生意気女。「えぐい」みたいな。
でっぱりん:(笑)。
― そのとき恋愛対象になる可能性は?
じゅんき:いや、ないっス。
でっぱりん:マジで?
― 旅を通して、変わったんですね。
じゅんき:今までは恋愛対象に見ていなかった子も含めて女子3人全員を見ていくわけじゃないですか?だから普通に日本にいるときの恋愛観を捨てようと思いました。
― 確かに。職業とかスペックとかそういうのを考えなくなりますよね。
じゅんき:そうそう、そうなんですよ。
でっぱりん:「絶対合うんだろうな、付き合ったら楽しいだろうな」というのはカザフスタンのときから喋っていて思っていました。
― でもそのときはあまり話さなかった?
でっぱりん:最初はふざけるばっかりやったよね。
じゅんき:うん。
― それは英クンさんのことが好きだったから?
でっぱりん:というよりいきなり心変わりしたら、シーズン1のときみたいになるかな(※シーズン1ででっぱりんは当初裕ちゃんに恋をしていたが、その後加入したあきらに一目惚れをし、あきらの参加6日目でスピード告白をした)とか、そういうことを考えてしまって、まず英クンとちゃんと向き合わないとダメなんじゃないかと思ってたんですけど、やっぱりもうそういうことも考えられないくらい(じゅんきを)好きになりました。
― 番組では、それまで「あいのり」で恋してきた方と決定的に違う部分は、「自分が変わりたいと思ったこと」とおっしゃっていました。
でっぱりん:本当にそれですね。これまでは「この私の何がダメと?これを好きになってくれないと多分私は無理やろうな」という考えでしかなかったんですけど、じゅんきと話しよったら、「もうこの人には絶対嘘つきたくない」とか、「変わりたい」と本当にそう思いました。
― じゅんきさんはいつ頃でっぱりんさんの気持ちに気づかれましたか?ミサンガを渡されたとき?
じゅんき:最初は英クンと両思いだと思っていたんですけど、話す機会が増える内に、ちょいちょい自分にアタックしてんだろうな感はあったんですよ。でも確信は持てなくて。そのときから「やっぱりイカれてんな」と思いましたね(笑)。
でっぱりん:(笑)。嘘やろ?
じゅんき:はい。
― (笑)。最初に気づいたときはどういう心境でしたか?自分も恋愛対象に見ようと思ったというか、それとも全く気持ちはなかったのか。
じゅんき:いや気持ちなくはないです。自分もちょっと気になっていて喋りたかったです。英クンの相談も乗っていたけど、参加している以上は気にしなくていいかなと思っていたので、それからはあまり気にしていないですね。
― 惹かれた部分は、やはり喋りやすいとか波長が合うとか?
じゅんき:話せば話すほどますます面白いなというのはありました。
じゅんき:嬉しかったですよ。
でっぱりん:嘘。
じゅんき:は?
― (笑)。
じゅんき:すみません、ガヤ芸人なもんで(笑)。なんか喋りたくてタイミング探してた。
でっぱりん:違います、違います(笑)。「本当にそう思ったの?」って。
じゅんき:うん、そりゃね。
― そのときはすぐにOKする気持ちでしたか?それとも翌朝まで一晩悩みましたか?
でっぱりん:「9割」って言ってたよね。
じゅんき:すぐにOKする気持ちもあったんですけど、やっぱり「あいのり」で恋愛をするということは特別な機会だし、参加した以上、後悔しない答えを出さないと番組側にも失礼だと思ったので、めちゃくちゃ考えました。それで一緒に帰った方が絶対後悔しないと思えて、あの名シーンが生み出されたわけですよ(笑)。実は返事を出すのも結構待ってもらったんです。
でっぱりん:あの告白の返事をもらうシーン、実は3時間くらいかかっていて。
― そうなんですか!でっぱりんさんのブログで、振られそうな雰囲気だったから1回止めたというのは見ました。
でっぱりん:山登ったときのことを考えたら少しは期待していたんですけど、じゅんきが朝来たときの顔と雰囲気でこれ絶対に無理だ、と思ってしまって、「1回待って」と。でも聞こえてなかったんだよね?
― 距離があったから?
じゅんき:そうなんです。川がめっちゃ流れていて、最初にでっぱりんが話すときも「…え?」という感じで本当にちゃんと耳を澄まさないと聞こえなくて、オンエアでちゃんと分かりました(笑)。
― 悩んだのは、100%の気持ちじゃないとOKしちゃダメだ、と思っていたから?
じゅんき:そうです。100%の気持ちだと思ったからOKしました。
じゅんき:人間らしさに惚れました。子供なんですけど、変に擦れた大人の方が気持ち悪いじゃないですか?感情が見えない人と、すごく分かりやすい人だったら分かりやすい人の方が魅力的だし自分としても信じられるので、最初の方は信じられないところもありましたけど、今は信じられます。でなきゃこうやってイカれている部分も受け止められないですよ。
でっぱりん:確かにね(笑)。
じゅんき:色々と覚悟を持って自分もOKしたので、簡単な付き合いじゃないと思っています。
※後編に続く
オーディションで選ばれた男性4人・女性3人の計7人が「ラブワゴン」というピンク色のワゴン車に乗り様々な国を旅しながら、真実の愛を探す。旅の途中、参加者は告白することを決めると、意中の相手に日本に帰るためのチケットを渡し愛を告白。告白が成功するとキスをして2人で帰国、失敗するとチケットを返され1人で帰国することになる。92カ国に及んだ旅では44組のカップルが誕生し、うち8組が結婚した。
地上波放送終了後、CS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」にて2010年12月から2012年4月まで、セカンドシリーズとなる「恋愛観察バラエティーあいのり2」、2012年6月から2013年8月まで「恋愛観察バラエティーあいのり2Z」が放送された。
シーズン2のMCはベッキー、夏菜、いとうあさこ。総勢13名のメンバーが参加。3組のカップルが誕生した。
地上波でもフジテレビにて毎週金曜日24時55分から放送され、続編として『あいのり:African Journey』の制作が決定している。(modelpress編集部)
でっぱりん、シーズン2で“真実の愛”見つける
シーズン1ラストで、一度振られたあきら(27)から逆に告白を受けカップルとなったでっぱりんは、あきらと破局してしまい、あいのりにカムバック。インド、ネパール、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスの5カ国を旅し、一時は美容師の英クン(26)と両思いになるが、紆余曲折を経て、カザフスタンで加入したアパレル店員のじゅんきへ“初めて自分自身が変わりたい”という感情を抱くようになり、恋の矢印が転換。元カノに浮気されたことで女性不信に陥ったじゅんきの信頼を得るため、標高4000メートルの天山山脈の山登りに果敢に挑戦。ラストは、じゅんきが「『一緒にいて楽しい』のが『助けたい』という思いになってて、一緒に登れて嬉しかったのも好きだからだと思う」とでっぱりんの気持ちを受け入れた。
でっぱりん&じゅんき、あいのりで一番辛かった時期
― 帰国されてお時間が経ったと思うんですけど、あいのりの旅の中で一番楽しかった思い出はなんですか?じゅんき:キルギスのモンゴルハウスに泊まりに行った経験が楽しかったです。(でっぱりんと)馬にも一緒に乗ったし、あそこで結構濃く絡んだと思います。
― そのときに2人の距離はかなり縮んだ?
2人:はい。
― 逆に辛かった思い出は?
でっぱりん:私はインドが一番辛かったです。暑い、カレーしかない。
― じゅんきさんは?ずっと笑っている印象でしたが。
じゅんき:そうですね。割と楽しんじゃっていました。でも人見知りなので最初の頃は馴染めなくて、元気なかったです。
でっぱりん:あんまり喋らんかったよね?
じゅんき:(でっぱりんが)うるさかったので喋ったら(自分が)喋れないなって。まあ後半大人しくなったので良かったですが。
― (笑)。途中から、「じゅんきってこんなに面白い人なんだ!」という感じにスタジオもなっていましたよね。
でっぱりん:確かに。途中からだよね。
じゅんき:最初はカメラがあることに慣れていなくて、カメラの前では喋れなくなっていました。
でっぱりん、衝撃呼んだ数々の事件振り返る
シーズン1から、「博多弁バリバリの元気娘」としてあいのりを盛り上げていたでっぱりん。番組に真剣に向き合いすぎた結果、スタッフやメンバーと衝突することも多く、シーズン2第6話では、ネパールでシーズン1を上回る喧嘩が勃発し、“史上最大の修羅場”を更新。英クンの歓迎会でシーズン1より引き続き参加しているペットショップ店員のユウちゃん(22)への説教を始めたでっぱりんが、男子メンバーへの日頃溜まっていた不満も爆発させ、ユウちゃんに掴みかかったり、止めようとしたパティシエ見習いのトム(23)に怒号を飛ばしたりする事件に発展した。― でっぱりんさんの中で、シーズン1と2を比べて一番違った部分はどこですか?
でっぱりん:シーズン1のときは私が最年少だったんですよ。皆お兄ちゃんお姉ちゃんみたいに可愛がってくれたんですけど、2の最初は別にスタッフの人に言われたわけじゃないですけど、私が先輩としていろいろ教えた方が良いのかな、と気を張っていました。やっぱりきつい気持ちとかは分かるけん、そういう話を聞いてあげたいなとか。そこが一番違うかな。
― 気が張っていたこともあって、喧嘩や事件に発展した部分もあったんでしょうか?
でっぱりん:そうですね。あのときは「もう無理だ」とか色々と思い詰めていて。
― 配信はご自身でご覧になってどんな心境でしたか?
でっぱりん:えー(悩む)?
じゅんき:でも割と楽しんでいたんじゃない?笑ってたじゃん。
でっぱりん:笑ってたかな(笑)?ヤバいなとは思ったよね。本当に普通の生活で友達から頼られることは全然苦じゃないし、基本大丈夫なんですけど、あいのりの旅中は貧乏やし、自分の時間もない、かつシーズン1から出ている、ということで色々考えちゃって気を張っていたので、あのときの自分の状況を考えると「こういう風になるよな」と。今だったらそんなこと多分思わんのに、あの旅だったからそうなったんだろうな、とか思いながら観ていました。
― (シーズン1の)アスカさんと裕ちゃんさんにインタビューした際、やはり旅中は特殊な環境にいるのですごく感情を揺さぶられることが多かったとおっしゃっていましたが、やはり精神的に追い込まれる?
でっぱりん:(頷いて)そう。感情が激しくなっちゃいます。
― でっぱりんさんはお酒を飲んで喧嘩に発展してしまうことが多かったですが、酔ったときのことは全部覚えていましたか?
でっぱりん:覚えています。
― その後しばらくはトムさんとギスギスしている期間もあったと思うんですが、帰国のときはすっかり仲直りしていました。喧嘩を引きずることはなかったですか?
でっぱりん:引きずってはないですね。ネパールでは話さなかったんですけど、ウズベキスタンに入ってからは全然そういうのもなくなって普通に恋愛の話とかも話していました。
じゅんき、もし事件に居合わせていたら…
― じゅんきさんは事件があった後に旅に参加されましたが、一連の騒動を観てどう思いましたか?じゅんき:いや、おっかないなと。とんでもねえなと思っていました、はい(笑)。
一同:(笑)。
でっぱりん:でもシーズン1から観てたもんね?
じゅんき:そう、おっかない小娘っていうのは知っていました。なんですけど、そんなに気にすることでもないかなと思って。
― 想定の範囲内だった?
じゅんき:今カップルになって揉めるときもそうなんですけど、基本想定の範囲内です。余裕です。
一同:(笑)。
でっぱりん:かっこいいですよね(笑)。
― もしあのとき、じゅんきさんがあの場にいたらどうしていたと思いますか?
じゅんき:やっぱりカッコよくなだめていたんじゃないですか(笑)?
でっぱりん:その話するんですよ。シーズン1の喧嘩も観て、私と付き合ってくれたけん、付き合った当初はどういう気持ちでOKしてくれたんだろう?と思ってよく私から聞いていました。
― そうなんですね!
じゅんき:うーん、とりあえず(でっぱりんの)話を聞いた方が良いですよね。そこから。(でっぱりんは)「うわー!」と感情が爆発しちゃうので、まずその理由を聞く。その場にいなかったので、分からないですけど。
でっぱりん、ユウちゃんは「今まで出会ったことがない純粋さ」
― 他のメンバーで、シーズン2の旅中を通して一番刺激を受けたとか、存在感が大きかったメンバーはそれぞれどなたですか?じゅんき:大きい存在で言ったら僕はたいぞー(26)ですね。カザフスタンでADとして一緒に入ってきたんですけど、メンバーと馴染むより先にたいぞーと仲良くなったんですよ。それでカザフスタン終わったときにたいぞーがいなくなったので、めっちゃ寂しいなと思っていたら、新メンバーとして入ってきたので、嬉しかったです(笑)。
でっぱりん:ユウちゃんのあの純粋さは、今までそういう人と出会ったことがなかったので、すごく良いなと思いました。
じゅんき:そうね。学ぶところ多いと思うよ。
でっぱりん&じゅんきカップル、お互いの第一印象は?
― お互いの第一印象はどうだったんですか?でっぱりん:私は「カッコいい」と思いました。そのときは勘で勇ちゃん系(シーズン2メンバー。29年間彼女なしの漫画家アシスタント)が来ると思っていて、「絶対そうやろうな」という気持ちで会ったら「え、カッコいい」みたいな。
― じゅんきさんは?
じゅんき:いやー、「すごい可愛いな」と(笑)
でっぱりん:嘘つけよ!別に可愛いと思ってないでしょ?
じゅんき:別に思ってない。
でっぱりん:でしょ?
― (笑)。シーズン1を観ていたときはどういった印象だったんですか?
じゅんき:おっかない、小生意気女。「えぐい」みたいな。
でっぱりん:(笑)。
― そのとき恋愛対象になる可能性は?
じゅんき:いや、ないっス。
でっぱりん:マジで?
― 旅を通して、変わったんですね。
じゅんき:今までは恋愛対象に見ていなかった子も含めて女子3人全員を見ていくわけじゃないですか?だから普通に日本にいるときの恋愛観を捨てようと思いました。
― 確かに。職業とかスペックとかそういうのを考えなくなりますよね。
じゅんき:そうそう、そうなんですよ。
じゅんき、でっぱりんの気持ちに気づいた当時の心境は?
― でっぱりんさんはAIさん(シーズン2メンバー。東大卒の人工知能開発者。でっぱりんに告白し帰国)が帰られてから、じゅんきさんを段々と好きになっていった?でっぱりん:「絶対合うんだろうな、付き合ったら楽しいだろうな」というのはカザフスタンのときから喋っていて思っていました。
― でもそのときはあまり話さなかった?
でっぱりん:最初はふざけるばっかりやったよね。
じゅんき:うん。
― それは英クンさんのことが好きだったから?
でっぱりん:というよりいきなり心変わりしたら、シーズン1のときみたいになるかな(※シーズン1ででっぱりんは当初裕ちゃんに恋をしていたが、その後加入したあきらに一目惚れをし、あきらの参加6日目でスピード告白をした)とか、そういうことを考えてしまって、まず英クンとちゃんと向き合わないとダメなんじゃないかと思ってたんですけど、やっぱりもうそういうことも考えられないくらい(じゅんきを)好きになりました。
― 番組では、それまで「あいのり」で恋してきた方と決定的に違う部分は、「自分が変わりたいと思ったこと」とおっしゃっていました。
でっぱりん:本当にそれですね。これまでは「この私の何がダメと?これを好きになってくれないと多分私は無理やろうな」という考えでしかなかったんですけど、じゅんきと話しよったら、「もうこの人には絶対嘘つきたくない」とか、「変わりたい」と本当にそう思いました。
― じゅんきさんはいつ頃でっぱりんさんの気持ちに気づかれましたか?ミサンガを渡されたとき?
じゅんき:最初は英クンと両思いだと思っていたんですけど、話す機会が増える内に、ちょいちょい自分にアタックしてんだろうな感はあったんですよ。でも確信は持てなくて。そのときから「やっぱりイカれてんな」と思いましたね(笑)。
でっぱりん:(笑)。嘘やろ?
じゅんき:はい。
― (笑)。最初に気づいたときはどういう心境でしたか?自分も恋愛対象に見ようと思ったというか、それとも全く気持ちはなかったのか。
じゅんき:いや気持ちなくはないです。自分もちょっと気になっていて喋りたかったです。英クンの相談も乗っていたけど、参加している以上は気にしなくていいかなと思っていたので、それからはあまり気にしていないですね。
― 惹かれた部分は、やはり喋りやすいとか波長が合うとか?
じゅんき:話せば話すほどますます面白いなというのはありました。
でっぱりん&じゅんき、カップル誕生シーンの裏側
― それで無事山を登りきって、告白を受けたときは率直にどう思いましたか?じゅんき:嬉しかったですよ。
でっぱりん:嘘。
じゅんき:は?
― (笑)。
じゅんき:すみません、ガヤ芸人なもんで(笑)。なんか喋りたくてタイミング探してた。
でっぱりん:違います、違います(笑)。「本当にそう思ったの?」って。
じゅんき:うん、そりゃね。
― そのときはすぐにOKする気持ちでしたか?それとも翌朝まで一晩悩みましたか?
でっぱりん:「9割」って言ってたよね。
じゅんき:すぐにOKする気持ちもあったんですけど、やっぱり「あいのり」で恋愛をするということは特別な機会だし、参加した以上、後悔しない答えを出さないと番組側にも失礼だと思ったので、めちゃくちゃ考えました。それで一緒に帰った方が絶対後悔しないと思えて、あの名シーンが生み出されたわけですよ(笑)。実は返事を出すのも結構待ってもらったんです。
でっぱりん:あの告白の返事をもらうシーン、実は3時間くらいかかっていて。
― そうなんですか!でっぱりんさんのブログで、振られそうな雰囲気だったから1回止めたというのは見ました。
でっぱりん:山登ったときのことを考えたら少しは期待していたんですけど、じゅんきが朝来たときの顔と雰囲気でこれ絶対に無理だ、と思ってしまって、「1回待って」と。でも聞こえてなかったんだよね?
― 距離があったから?
じゅんき:そうなんです。川がめっちゃ流れていて、最初にでっぱりんが話すときも「…え?」という感じで本当にちゃんと耳を澄まさないと聞こえなくて、オンエアでちゃんと分かりました(笑)。
― 悩んだのは、100%の気持ちじゃないとOKしちゃダメだ、と思っていたから?
じゅんき:そうです。100%の気持ちだと思ったからOKしました。
でっぱりんを好きになった一番の理由は「人間らしさ」
― でっぱりんさんを好きになった一番大きな理由は?じゅんき:人間らしさに惚れました。子供なんですけど、変に擦れた大人の方が気持ち悪いじゃないですか?感情が見えない人と、すごく分かりやすい人だったら分かりやすい人の方が魅力的だし自分としても信じられるので、最初の方は信じられないところもありましたけど、今は信じられます。でなきゃこうやってイカれている部分も受け止められないですよ。
でっぱりん:確かにね(笑)。
じゅんき:色々と覚悟を持って自分もOKしたので、簡単な付き合いじゃないと思っています。
※後編に続く
【地上波📺でも完結🌏】 #あいのり Asian Journeyシーズン2でカップルになった #でっぱりん & #じゅんき さんからモデルプレス読者へメッセージ🚌💕
— モデルプレス (@modelpress) 2019年7月12日
カップルインタビューもチェック💑
前編▶https://t.co/O6A9HCTlaK
後編▶https://t.co/9KlOMhi6mO@AinoriJP @parin109 @junki0504junki pic.twitter.com/sGEUNgANFs
「あいのり:Asian Journey」シーズン2
「恋愛観察バラエティーあいのり」は、フジテレビ系で1999年10月から2009年3月まで9年半にわたり地上波にて放送。オーディションで選ばれた男性4人・女性3人の計7人が「ラブワゴン」というピンク色のワゴン車に乗り様々な国を旅しながら、真実の愛を探す。旅の途中、参加者は告白することを決めると、意中の相手に日本に帰るためのチケットを渡し愛を告白。告白が成功するとキスをして2人で帰国、失敗するとチケットを返され1人で帰国することになる。92カ国に及んだ旅では44組のカップルが誕生し、うち8組が結婚した。
地上波放送終了後、CS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」にて2010年12月から2012年4月まで、セカンドシリーズとなる「恋愛観察バラエティーあいのり2」、2012年6月から2013年8月まで「恋愛観察バラエティーあいのり2Z」が放送された。
シーズン2のMCはベッキー、夏菜、いとうあさこ。総勢13名のメンバーが参加。3組のカップルが誕生した。
地上波でもフジテレビにて毎週金曜日24時55分から放送され、続編として『あいのり:African Journey』の制作が決定している。(modelpress編集部)
でっぱりんプロフィール
自称中の上(Ep1前半までは中の下)22歳/福岡/O型じゅんきプロフィール
埼玉のアパレル/24歳/沖縄/B型
【Not Sponsored 記事】
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