THE RAMPAGE from EXILE TRIBE (提供写真)

THE RAMPAGE、Jr.EXILE世代としての決意「後輩グループも引っ張っていきたい」 ツアー裏話も明かす<インタビュー>

2018.07.17 17:00

ヴォーカルRIKU川村壱馬吉野北人、パフォーマーLIKIYA神谷健太与那嶺瑠唯山本彰吾岩谷翔吾浦川翔平藤原樹武知海青長谷川慎鈴木昂秀後藤拓磨からなる16人組ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEがインタビューに応じた。現在、初の単独全国ホール・ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2017-2018 “GO ON THE RAMPAGE”』を開催中の彼らは、7月18日に6thシングル「HARD HIT」をリリースする。最新曲は、荘厳なホーンとディストーションギターが鳴り響くトラックが印象的で、グループの代名詞であるヒップホップサウンドにロックテイストを掛け合わせた新境地。攻撃的なリリック世界観をグルーヴィーかつエッジの効いた歌唱で表現した渾身のボーカルワークを楽しめる楽曲となっている。

THE RAMPAGE全国ホール・ツアー開催中 思い出は?

― 全国ホール・ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2017-2018 “GO ON THE RAMPAGE”』の再追加公演が続行中ですが、本公演を含めると半年以上に渡るロング・ツアーになりました。この経験を通して新たに発見したことや見つかった課題などあれば教えてください。

LIKIYA:全国58公演ものライヴをやらせていただくにあたり、自分たちの武者修行時代から応援してくださっているファンの方々を始め、本当にいろいろな方々に支えていただいているんだということを、全国各地で感じています。あとは、16人が心をひとつにしてパフォーマンスすることが何よりも大事なんだということも、このツアーを通じて改めて実感しています。

― Jr.EXILE世代として、今回のツアーで意識していることはありますか?

LIKIYA:僕たちTHE RAMPAGEは、新しい風を吹かしていくことがひとつの使命だと思っています。Jr.EXILE世代にはGENERATIONSさん、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZがいますが、その中でも自分たちにしか出せない色というものもしっかりと貫いて、このツアーではTHE RAMPAGEの表現をまっすぐに伝えていくことを意識しています。EXILE TRIBEの魂をしっかり踏襲しつつ、新世代として発信していくべきことを率先してやっていきたいと思っています。

― 現在までのツアー中のエピソードで、特に印象に残っている出来事はありますか?

LIKIYA:これだけメンバーがいるので、ツアー中に誰かの誕生日を祝うという場面も多かったです。ステージにケーキを出していただいて、みんなで祝っていただけるのも嬉しい経験になりました。

:何千人という方々から誕生日を祝っていただく機会なんてそうないので、本当に嬉しいことです。スタッフさんの愛と思いやり、そして一緒に盛り上がってくださるお客さんに感謝です」

THE RAMPAGEが<たどり着く日>とは…

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 6thシングル「HARD HIT」(7月18日リリース)CD+DVD(提供写真)
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 6thシングル「HARD HIT」(7月18日リリース)CD+DVD(提供写真)
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 6thシングル「HARD HIT」(7月18日リリース)CD(提供写真)
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 6thシングル「HARD HIT」(7月18日リリース)CD(提供写真)
― 6thシングル「HARD HIT」に話題が移りますが、ボーカルの3名は歌詞の世界観については、どのような感想を持ちましたか?

川村壱馬:サビで<撃ち抜け>とか<BANG>とか言ってしまうくらい、狙いを定めたら絶対に外さないというTHE RAMPAGEの強さが表現できている曲だと思います。その中にエモーショナルなラップ・パートがあって、ストーリーを頭に浮かべながら聴いてもらえる構成になっています。

RIKU:自分たちの決意表明や気合いをメロディラインに乗せました。<もう一度あの頃の気持ちでやっていくぞ>という決意を、自分たち自身に言い聞かせているような歌詞ですね。サウンド・アプローチもそうですが、歌詞でも原点回帰をイメージさせる曲になっていると思います。

吉野北人:攻撃的な歌詞の中にも、自分たちの覚悟や決意を表現した言葉が散りばめられています。THE RAMPAGEの色、自分たちらしさを貫き通して辿り着いてやるという強さを、この曲から感じて欲しいです。

― <たどり着く日まで>という歌詞もありますが、THE RAMPAGEとしての<たどり着く日>とは、どんな未来だと思いますか?

LIKIYA:<たどり着く日>というのは、きっと訪れることがないと思っています。どこまでいっても、限界というか完全に満足してしまうことはないと思っています。自分たちの思い描くスタイルやTHE RAMPAGEの音楽や表現というものを貫いて求め続けていくことが、一番大事だと思っています。

― パフォーマンスに関しては、どのように決めていったのでしょうか?

LIKIYA:この曲を聴いた時に鋭さを感じたので、尖ったパフォーマンスにしたいと思いました。なので、ダンス・スタイル的にもKRUMP(クランプ)を取り入れて、男臭い攻撃的な振りつけを考えていきました。実際に振りつけを担当したメンバーは、KRUMPをやってきた武知海青長谷川慎、そしてメロディ部分を考えた山本彰吾の3人。かなりエッジの効いた振りを考えてくれました。

武知海青:最初はKRUMPをわかりやすく伝えられる振りを考えたんですけど、LIKIYAさんから「もっと尖った方がこれからのTHE RAMPAGEのためにもなるし、自分たちの今を象徴するにはそうした方がいい」とアドバイスをもらいました。自分も吹っ切れて、がっつりKRUMPを取り入れた振りを考えました。初めてKRUMPを見る方は驚かれるんじゃないかというレベルの、荒々しい男性を表現した振りなっています。

長谷川慎:実はKRUMPの中でも細かくスタイルがわかれていて、海青さんは荒々しい大振りなスタイルで、自分は細かいトリッキーなスタイルを得意としているんです。この「HARD HIT」ではふたりの得意な部分を活かしたいと思って、MV映えを意識しながら海青さんと僕のコンビネーションで作っていきました。

山本彰吾:僕はKRUMPにいくまでの振りを担当しました。凄くフロウが気持ちいい曲なので、そこをパフォーマンスでも表現できたらなという気持ちでメロディ部分を作らせていただきました。リスナーの方にとっては歌がしっかりと耳に入って、なおかつパフォーマーにとっては踊った感のある振りつけになったと思っています。

― レコーディングの際に意識したこと、新たな挑戦になったことがあれば教えてください。

川村壱馬:この曲はそんなにBPMが早くないので、その中で自分なりのアクセントやグルーヴをどう出していくかを意識してレコーディングしました。何度か録り直しをして、この曲でもいろいろと勉強させていただきました。3人ともいい苦戦をしたんじゃないかなと思います。

RIKU:ビートが強い楽曲なので、自分の声でどう表現するのがベストなのか、かなりチャレンジしました。いろいろ試した結果、倍音を出すようなイメージで歌うとグルーヴが生み出せるなと考えました。サビは音を破裂させるイメージで歌って、自分の声を使って「HARD HIT」らしいメッセージを表現しました。今までやったことがない歌い方への挑戦だったので苦戦しましたが、発声に関してたくさん発見があったレコーディングでした。

吉野北人:グルーヴ感の中にしっかりとアタックをつけるように意識して歌ったのですが、そこが一番苦戦しました。何回かレコーディングさせていただいて、最終的には自分のものになりましたが、メロディのグルーヴを生み出すという点で相当悩んだので、その分収穫も多いレコーディングになったと思います。

Jr.EXILE世代としての決意

― 今作のMVはデビュー作「Lightning」と同じ久保茂昭監督の制作ですが、どのような映像になりましたか?

:まず久保監督から、大枠で言うと狼の群れが狩りに行くようなイメージと言われて、最初はすぐに理解できなかったんです(笑)。でも、よくよく考えてみると、歌詞でも表現している絶対的な意志、狼で言うと獲物を100%の確率で狩るという、そういう鋭さをMVで表現していこうという意味だったと解釈できたんです。メンバーそれぞれのシーンでも、今回の曲のメッセージが伝わる内容になっていると思います。

― MVも見どころが多い「HARD HIT」ですが、改めてどんな楽曲になったと実感していますか?

LIKIYA:自分たちが改めて提示していきたい色が表現できた楽曲になったと思います。THE RAMAPAGEの男臭さ、力強さ、そして鋭さというものが、この楽曲に込められています。自分たちのあるべき姿というのをこの楽曲が表現してくれているので、そういったところを感じていただきたいです。

― THE RAMPAGEにとって、「HARD HIT」はどのような位置づけの楽曲になったと思いますか?

長谷川慎THE RAMPAGEの新たな必殺技というような位置づけですね。ライヴで披露したら、最高潮となるテッペンまで盛り上がれるような楽曲だと思います。この時代にこういうテイストの楽曲をやっているグループはあまりいないと思うので、今までのTHE RAMPAGEを知っている方にも意外性を感じていただきたいです。

― 最後に、6thシングルで提示できた“THE RAMPAGEらしさ”とは、どんな部分だと思いますか?

LIKIYA:今回6枚目のシングルということで、色濃く自分たちの色を表現できた楽曲になったと思います。新しい世代の勢いというものも感じていただけると思うので、自分たちのパフォーマンスでJr.EXILE世代の後輩グループも引っ張っていきたいと思います。THE RAMPAGEが率先してEXILE TRIBEを盛り上げていこうと思っているので、これからも応援よろしくお願いします。

吉野北人:今回もいろんなジャンルで勝負しているシングルになっているので、THE RAMPAGEを知らない方も知っている方も、いろんな色を楽しんでいただけると思います。僕たちの勢い、そしてJr.EXILE世代としての継承感も楽しんでいただけるシングルになっています。ぜひ聴いてください。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(ザ・ランペイジ・フロム・エグザイル・トライブ)プロフィール

2014年にEXILEの新メンバーを決めるために行った「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」など、3つのオーディションから選ばれたメンバーで構成。メンバーは、ヴォーカルのRIKU川村壱馬吉野北人、パフォーマーのLIKIYA神谷健太与那嶺瑠唯山本彰吾岩谷翔吾浦川翔平藤原樹武知海青長谷川慎鈴木昂秀後藤拓磨。結成から、約3年、1月25日にシングル「Lightning」にて、メジャーデビューを果たした。

また、9月12日には1stアルバム「THE RAMPAGE」を発売することが決定した。
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