元SDN48から女優へ「そろそろ一旗あげたい」AKANEの決意、タレント・柳野玲子と挑む新境地モデルプレスインタビュー

2015.09.30 19:40 views

アイドルグループSDN48の元メンバー・AKANEとタレントの柳野玲子がモデルプレスのインタビューに応じた。

AKANEは同グループ解散後に福田朱子から改名し、現在は事務所に所属することなく舞台女優のほかガールズバンドを結成するなど、精力的に活動中。建設業界で働く建設マンやけんせつ小町にスポットを当てる“建設マン.com”プロデュースの舞台「頑張れ！けんせつ小町おはようございます！」（9月29日から10月4日）で初主演を果たす彼女と特別出演する柳野が、熱のこもった稽古の合間をぬってインタビューに応じてくれた。

初主演の大役に不安も　カンパニーをまとめる存在感

SDN48解散後3年目にして掴んだ、大役。演じるのは、男だらけの建設現場に派遣されてきた新人現場監督役。「私で大丈夫かな？と思いつつ、稽古しています」と冗談めかすが、「SDN48でも事務的リーダーとして仕切っていたように、稽古中に共演者の皆さんを集めて、この舞台に対する私の思いを話しました」と、座長としての責任を誰よりも意識している。

AKANEのその決意表明に似た思いが、カンパニーの一体感を生み出した。柳野は「3週間程度の稽古にも関わらず、皆が日に日に仲良くなって、写真やムービーを撮り合ったり、アットホームな感じになった。“おはようLINE”グループも出来て、気づいたら1日で50件くらい溜まっていることもあります」と証言。AKANEも「コメディ要素が多い作品で、一緒に笑い合いながら作り上げていく中で、自然と和気あいあいになった」と相性抜群のキャスト陣との出会いに感謝しきりだ。

「そろそろ一旗あげたい」25歳の決意

AKANEは昨年4月から、事務所に所属しないフリーとして活動を開始。「表舞台にガンガン出ているわけではないけれど、続けることに意味がある。今回の主演も色々な御縁が重なっていただけたもの。根拠のない自信だけが武器」と力を込める。アイドルグループ時代から支えてくれたファンや家族にも恩返しをしたい。「家族には早稲田大学の学費も出してもらって、卒業する事も出来ました。それなのに就職もせずにフラフラして終わってしまっては頭が上がらない。もう25歳、そろそろ一旗あげたい」と主演舞台に全身全霊の構えだ。

“SDN48”という肩書にも、もう頼らない。「解散してすぐはその肩書で舞台のお仕事が出来たけれど、今は舞台に立つことの意識も自分の中で変わっているし、実力がないとやって行けない世界であることも知りました。ちゃんと見てくれているファンの方や、認めてくれる方がいるからこそ続けられる。ファンの思いに甘えず、息の長い活動が出来れば」と女優・AKANEとして勝負の日々を過ごしている。

とび職の親戚に仕事内容などをリサーチして役柄に活かしたというAKANEは「命をかけてモノづくりと街づくりをしているのに、脚光を浴びる事が少ない職業。私を通して、建設業に興味を持ってほしい。それが私の役目」と公演後のリアクションを期待する。建設マン.comでナビゲーターも務めている柳野も「建設業に触れる事の出来る作品なので、様々な人たちに観てほしい。建設マンやけんせつ小町の支えによって、街や建物が出来ている。そういた部分を改めて知っていただければ」と舞台をアピールした。（modelpress編集部）

AKANEプロフィール

生年月日：1989年11月16日
血液型：B型
出身地：東京都

柳野玲子（やなぎの・れいこ）プロフィール

生年月日：1982年5月1日
血液型：O型
出身地：鹿児島県
趣味：釣り、グルメツアー、ゴルフ
特技：持久走、水泳、バドミントン

舞台「頑張れ！けんせつ小町おはようございます！」あらすじ

新人現場監督の彩音、が本社で配属先を言い渡され、意気揚々と現場に向かうが、そこにはクセのある現場職人たちが。その現場には同じく派遣で古参の事務の女性のみがいるだけであったが、なんとクレーンオペレーター、左官屋、鉄筋屋の女性３人も別の会社から派遣されてきたので現場は大混乱する。そんな中地震が発生し、台風接近のニュースが入ってくる。果たして彩音達は現場を守れたのか？職人達は？そんな中職人に淡い恋心を持つ彩音とけんせつ小町の活躍を描く、けんせつコメディ。