雨宮翔(提供写真)

「同棲まで」で話題のGENIC雨宮翔、BL作品で見せた新たな“顔”反響に安堵 ゲンジブ吉澤要人ら共演者とのエピソードも【インタビュー】

2026.01.22 17:00

【インタビュー】男女7人組ダンス&ボーカルグループ・GENICのメンバーとして、念願の日本武道館公演を成功させ、グループ史上最大規模のツアーへと突き進む雨宮翔(あめみや・かける/24)。アーティストとして確かなキャリアを築く一方で、彼は今、俳優としても新たな扉を開こうとしている。現在放送中の『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』では、ドラマ初出演にしてW主演という大役に抜擢。さらに話題の舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE Ⅱ』への出演も控えるなど、その勢いは止まらない。初の映像作品で感じた手応えや撮影裏話、そして新たなキャストとして挑む舞台の稽古場エピソードまで。表現者として幅広く活躍する彼に、今の胸の内を語ってもらった。

  

雨宮翔『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』役作りで意識した“表情”

雨宮翔(提供写真)
― 『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』の放送が始まりましたが、ご自身で映像をご覧になった感想はいかがですか?

雨宮:MV(ミュージックビデオ)とは違い、芝居をしている自分が映っているのがとても不思議な感覚でした。お話が素敵で映像も非常に綺麗だったので、原作のキラキラした世界観を表現するために、航としての表情やふたりでの掛け合いを大切にしましたが、それがしっかり映像に映し出されていたと思います。ご覧いただいた方からもすごく良いという評価を多くもらえましたので自分の中で安心できたというか…なんかずっとドキドキしていた気持ちが少し解けました。

― 周囲の反響で、特に印象に残っているものがあれば教えてください。

雨宮:初めて僕を見てくださる方もいらっしゃる中で、ありがたいことに「顔」をすごく褒めてもらえました。航としての表情の作り方を意識していたので、それが皆さんに伝わって評価いただけたことは、安心感に繋がりました。

雨宮翔、吉澤要人(C)ろじ・libre/『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』製作委員会
― ドラマ公式SNSでのライブ配信や投稿などを通じて、W主演の吉澤要人さん(原因は自分にある。)との仲睦まじい様子が話題となっています。役柄としても非常に距離の近い関係性ですが、撮影裏ではどのようにコミュニケーションをとって、あの空気感を作りましたか? 距離が縮まったきっかけや、印象深いエピソードがあればぜひ教えてください。

雨宮:湊と航は10年来の親友という近い関係性だったので、顔合わせの時に「早く仲良くなろう」という話はしました。とはいえ、無理に距離を詰めようとしたわけではなく、お互いの空気感が似ていたというのもあり、自然と距離が縮まっていきました。その中でお芝居を通して生まれるナチュラルな空気感を大事にしながら、ふたりの良い関係性が築けたと思います。

雨宮翔(提供写真)
雨宮翔(提供写真)
― 出演情報が解禁された際、同じGENICのメンバーであり俳優としてもご活躍されている増子敦貴さんと、SNSで鼓舞し合う様子も反響を呼んでいました。増子さんと「お芝居の話をする機会が増えた」とのことですが、具体的に今回のドラマに向けて、アドバイスをもらったり、相談したりしたことはありますか?

雨宮:具体的なアドバイスというよりは、お芝居を通してお互いに今まで話さなかったような深い話をする機会が増えました。今回BL作品というところで、敦貴くんも以前にBL作品に出演していたので、どういうことをやっていたとか、SNSのことやこういうことが大きく変わったよとか経験談を聞くことはありました。

― 今回は初ドラマにしてW主演ですが、普段のアーティスト活動や舞台でのお芝居とは異なり、映像作品だからこそ苦戦した点や、逆に『こういう表現ができるんだ』という手応えや新しい発見はありましたか?

雨宮:今まで舞台の経験しかなかったので、舞台ならではの表現の仕方が自分の中にあったんですけど、ドラマなどの映像作品になると全く違う表現のベクトルの向け方になるので最初は少し苦戦しました。でも、意外とすんなりと映像ならではの表現の仕方に馴染むことができたので大きな苦戦はしなかったですね。撮影中も、自分の見え方や声がどう届いているかを毎回研究しながら、表現の幅を広げることを意識していました。

雨宮翔、初参加の舞台「FFBE幻影戦争」稽古現場の様子は?

雨宮翔「FFBE 幻影戦争 THE STAGE Ⅱ」(提供写真)
― 今回から新キャストとして参加されますが、稽古現場の様子はいかがですか?

雨宮:続編からの新キャストとして参加させていただいたので、完成された空気感はもちろんありましたが、皆さんが温かく迎えてくださり、変に気負うことなく現場に馴染むことができています。ストーリー自体はとても殺伐としていますが、キャスト同士やスタッフの皆さんとの間には温かい空気が流れていて、安心して稽古に臨めています。殺陣にも新たに挑戦しているのですが、新しい要素についても丁寧に教えていただけるので、本当に良い現場だと感じています。

― 主演を務める吉田仁人さん(M!LK)をはじめ、共演者と稽古期間中に交わした会話で、印象に残っていることなどあれば教えてください。

雨宮:ドラマでも共演している吉澤要人くんと同じグループの武藤潤くんと今回の舞台で共演させてもらうのですが、潤くんが僕の前の席に座っていて、急に「要人に動画を送りたいから撮ってよ」と言われて動画を撮影して送ったら、要人くんから「うちの潤がすみません」というメッセージか来たりして(笑)、色々な繋がりから生まれる会話もあり、初めましての方が多い中でもすんなりと打ち解けることができています。座長の吉田人仁くんも優しく声をかけてくださり、新旧キャストの垣根を越えて会話が弾んでいます。

雨宮翔(提供写真)
― 初のアクションに挑戦されているとのことですが、実際に稽古をされてみて手応えはいかがですか?

雨宮:僕のキャラクターは槍を使うのですが、長い武器なので距離感がすごく難しいですね。最初の殺陣稽古では「全然大丈夫だよ」と言っていただけて、動きで覚えるのは得意な方なので割とすんなり入れたのですが、扱い方や距離感、構え方ひとつでも課題は多くて…まだまだ磨いていかなきゃいけないなと感じています。

雨宮翔、念願の武道館を経て…過去最大規模ツアーへ意気込み

雨宮翔(提供写真)
― 2025年11月にはグループ初の武道館ワンマンライブを開催されましたが、改めてあのライブを振り返って、いかがでしょうか?雨宮さんにとってどんなライブになりましたか?

雨宮:始まってから終わるまでが本当に一瞬で、ライブが終わった直後は「本当に武道館に立ったのかな?」と思うほど、まだ現実味がなく、夢のような時間でした。武道館でライブができることは決して当たり前ではなく、ここまで来られたのはファンの皆さんをはじめ、本当に多くの方々の力添えがあったからこそだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、武道館ライブをやったこと自体がゴールではなく、あの経験があったからこそ次のホールツアーで新しい表現ができるし、幅が広がったと言ってもらえるようにならなければいけないと思っています。武道館で得たものを大切にしながら、しっかり次のツアーへと繋げていきたいです。

― 2026年4月から、グループ過去最大規模の9都市13公演の全国ホールツアーが始まります。内容はこれからかと思いますが、どんなツアーにしていきたいですか?意気込みをお願いします。

雨宮:武道館に劣らないものをお届けしたいという想いもそうですし、今回はツアーに向けてSNSでも意味深な投稿をしていて、ストーリー性のある展開が一つのテーマになっています。これまでにない形で皆さんにワクワクしてもらえる取り組みをしているので、その延長線でさらにライブを通してよりファンの方々の気持ちが高まるような時間を届けたいと思っています。

雨宮翔の夢を叶える秘訣

雨宮翔(提供写真)
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者がたくさんいます。そういった読者に向けて、雨宮さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

雨宮:これは難しいですね。「夢を追い続けていればきっと叶う」と言いたい気持ちはありますが、それがすべての人にとっての真実ではないとも思っています。僕自身もそうですが、どれだけ追いかけても届かないものは確実にあるし、現実は本当に簡単じゃない。そういうことを言葉にするには、ある種の覚悟も必要だと思います。もちろん、何か1つの夢を目指すことは素晴らしいことですし、僕自身もそうしてきたからこそ、今こうして活動できているのは事実です。ただ、夢を持つことはとても大切な一方で、それに固執しすぎてしまうと、周りが見えなくなってしまうこともあると思っています。だからこそ大事なのは、自分の「現在地」をきちんと知ること。自分が持っている夢から逆算して、「本当に届くのか」「今の自分には何が足りないのか」を冷静に見つめること。そして、“今の自分”を正しく理解することがすごく大切だと思っています。そうすることで、夢は少しずつ現実的なものとして近づいてくるのだと思います。ただ、それでも叶わない可能性があるのが現実です。そのときに自分がどう立ち直れるのか、どう次に進めるのかもとても大事な部分だし、夢を追い続けること自体がゴールではないので、結果だけにとらわれず、そこに至るまでの過程をしっかりと積み重ねて自分の進みたい場所へ向かうことが一番大切なのではないかと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

雨宮翔(あめみや・かける)プロフィール

雨宮翔(提供写真)
2001年8月9日生まれ。神奈川県出身。男女7人組ダンス&ボーカルグループGENICのメンバー。『nicola』専属モデル(2016〜2020)を経て、PUMA 2024A/W LOOKなどモデル活動も展開。ミュージカル出演など舞台経験も重ね、2026年にはドラマ『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』でドラマ初出演にしてW主演に抜擢。さらに、舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE Ⅱ』ではオベロン・ハインドラ役で出演が決定している。

『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』

吉澤要人、雨宮翔(C)ろじ・libre/『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』製作委員会
第15回BLアワード2024でラブコメランキング第5位を受賞した人気BLコミックス『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』(ろじ氏/月刊マガジンビーボーイ連載/リブレ刊)を実写化した本作。感情が表情に出ないのに言葉と行動はまっすぐな横井湊(吉澤要人)と、感情がすぐ顔に出てしまうのに本音は言えない中乃航(雨宮翔)が、恋愛と友情の狭間で揺れ動くピュアで等身大な“じれキュンラブコメディ”である。

<放送>
読売テレビ・ドラマDiVE枠/読売テレビ:毎週月曜深夜1時29分~ ほか

『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE Ⅱ』

「FFBE 幻影戦争 THE STAGE Ⅱ」キービジュアル(提供写真)
『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争』は、スクウェア・エニックス(旧スクウェア)によって開発・販売されているRPGシリーズ『FINAL FANTASY』の人気タイトルの1つ。『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争THE STAGE』は『FINAL FANTASYシリーズ』初のストレートプレイとして2024年に第1弾として上演され、演技×殺陣×再現度が好評を博した。第2弾となる今回も吉田仁人が主演を務め、新たなキャストを迎えて再び幕を開ける。

<公演>
1月30日(金)〜2月8日(日)東京・サンシャイン劇場
2月14日(土)〜2月16日(月)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
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